毎度おなじみ、家業後にハイキング。
去年末から集中的に攻めている、長野県と山梨県との県境。
今回は、信州峠から東へ。
駐車場には複数の車。横尾山からは既に下山パーティー。
バトンタッチするように、私は東へ向かう。
膝下ほどの笹。抵抗はほぼ無いに等しく、どこでも歩ける。
踏跡も幾らか。
すぐに笹が無くなる。登りは大したものではないので、ウォーミングアップにちょうどいい。
少し北に外れた、夕日アタリへ向かう。
僅かな距離。
三等三角点。点名、信州峠。
展望無く、良くあるマイナーピークの光景。
木の山頂標識は割れて破損。金属プレートは健在だった。
さっさと戻って、石ッコツへ。
少し先より、ここの方が高いように感じるが。
こちらが、山頂然という感じの様子。
石碑と思いきや、自然の岩のようだ。それは、わざわざ、こんな所に立てないですよね。
眺めも北面は良い。
そういえば、雪山、今年は全く行っていない・・・。
十分にリハビリしてから行かないと、返り討ちに遭うだろうか。
八ヶ岳。赤岳、横岳、硫黄岳といい並び。
回収していない主稜線から外れたピークが気になるところ。
さて、適当に下って・・・。
瑞牆山が素敵。左面は開墾されたような様子。
気のせいか、瑞牆山がとても近く感じる。
1605m手前は柵がある。用途は?害獣、食害用?
柵に沿って、すぐに1605mピーク。
県境稜線と遠く八ヶ岳が見えて、悪くない。
新梢が伸びてきそうですね。赤が美しく、また目を惹く。
鞍部目指して下る。
そこには林道というか作業路というか、そんな道。
後に分かったが、ここが旧信州峠らしい。すっきり。
植林の伐採跡地でしょうか・・・。防火帯を登っているような感覚。
少し登って傾斜が緩んだ先。
四等三角点。点名、南沢。
ただの通過点。
そのしばし先に面白いものを発見。
記念プレートのある場所に、三角点らしき標石。
何これ・・・?とても中途半端な場所にある。
近くにあった、この巨木に会えたことも嬉しい。
そのすぐ先がフシノソリのようだ。
テント張ってのんびりするにはいいかも。
送電線、鉄塔が見える。
サクサク進んで、萱ダワ。
北から立派な道がある。地図にある南、その先は自然に返っている。
ゴミやら、丼やら、色々と転がっている。
小休止しつつ思案。ここで終了とするには勿体ない。
一応、大双里まで行けそうと踏む。ヘッデン無し、スマホバッテリー残少なのはちょっと気がかりではあるが・・・。
シャクナゲが出てくる。植生が変わるのが楽しい。
木は疎らで歩きやすい。目印も比較的豊富で、踏跡も割と明瞭。
赤ペンキの矢印。幾つかあった。必要性は感じないが。
シャクナゲ藪があるが、ペースはそれほど落ちないレベル。
松ネッコ着。こんな所に標識があって驚く。転がっていたのを木に横たえる。
どうやら、湖まで行けるようだが、これ如何に。
周回できたら楽かも?
北上して、大双里へ。
三等三角点。点名、白床。地味。通過点みたいな印象。
更に北のピークへ。
こんな岩が登場。こちらがピーク然としている。
階段状に近いので、直登した。イワタケたくさん。
松ネッコ、小川山、金峰山と・・・。
その先は次回。小川山から松ネッコまで繋がったのならば、信州峠から雲取山まで拡張することになる。楽しみ。
きっと、小川山でボルダリングした翌日に回収するかな・・・?
西面。時間帯が遅いので、どうにもすっきりしない。
もう少しこの尖った稜線を行く。
左眼下に、1986m峰と思しきピークが見えるが、その稜線どうなんでしょうか・・・。
かなり挑戦的な面をここまで見てきたので、ひるむ。
低温のせいなのか、スマホはここでバッテリー切れ・・・。勘弁してよ。
新しくしてからスマホは大した低温でもないのに、突然こういうことになる。
安全策で引き返すことにした。広域の地図では心許ない。
さて、帰路は・・・。
カサメリ沢の尾根で南に下山か、湖の北にどこかで下山か。
ピストンは余りに芸が無いので論外とした。
ひとまず、戻る。
松平林道は意外と距離があるように見えたが、萱ダワの送電線から南に下りればそうでもなそうだと思い、軽快に戻っていく。
さて、萱ダワ。・・・、何と、クマ。
真っ黒いそれはクマとしか思えない。もう冬眠から覚めてますよね、こんな陽気であれば。
下山予定と同じ方向に去っていったので、これはもう一択で、北に下ることになった。
地図を眺めると、だるい車道歩きで、憂鬱な気分になるが・・・。
ぼちぼちと歩く。
1986m峰がとても気になった。あのまま進んで周回した方が良かっただろうか・・・?
出来たかどうかは、やや疑問だけれど。
次は、あれと小川山をセットで行けたらいいと思う。
標識を見ると、旧信州峠と右下に記載がある。
ここではそこがどこなのか分からなかったが。
春の様子を強く感じられた。
だるーい車道歩きを黙々とこなして周回完了した頃には、それなりに暗くなっていた。
- コースタイム
信州峠(12:20) → 夕日アタリ(12:35) → 石ッコツ(13:05) → フシノソリ(13:55) → 萱ダワ(14:15) → 松ネッコ(15:30) → 大双里(15:40-15:55) → 萱ダワ(17:00) → 高登谷湖(17:30) → 信州峠(18:35)
夕日アタリ・石ッコツ・フシノソリ・松ネッコ・大双里 / Argonさんのフシノソリの活動データ | YAMAP / ヤマップ