この時期、雪が余りに少なく、信州峠も安全に通過できるので助かる。
そんなこともあり、北にある女山をメインに据えて、未登ピークも踏むことにした。
メインストリートから少し入った余地からスタート。薄日で、昼間だが、-4℃。
当然だが、高原畑も閑散としている。
さて、出発というところで、靴を履き替えたはいいが、ザックを積み忘れる失態。
パンツはソフトシェルでいいのだが、上半身の装備はインナー以外がとても残念な・・・。
まぁ、この山域のこのコンディションであれば、問題ないだろうと、買い物用の手提げを肩に掛けて出発。
七森沢にはゲート。解放されていた。林道が続く。
路面状態は良好。これなら、私の車でも入れる。
久しぶりの冬~残雪シーズン用の靴で、違和感が強い。
沢は殆ど氷結していた。今年は雪に埋まらず、冷えも厳しいので、アイスにはもってこいかもしれない。
女山の南東の道を分ける。入口は荒れているので、ここは車は完全に不可能。
作業路っぽい。道は広くて歩きやすいが、たまに倒木と崩壊地点はある。それでも危険は無い。
涸沢のようで、水はなく、氷結もなし。
沢も分かれて右へ入る。沢を右岸に渡り、道は続く。
ここは左。そろそろ尾根通しでいいかなと思い、適当に登っていく。
下草も枯れており、カラマツ林も密ではないので、目標がとらえやすい。
一息に、山頂へ。
三等三角点。状態は良好。展望は無く、普通の藪山の雰囲気だ。
さて、どこまで行けるか分からないが、主稜線を目指すことにした。
木賊ノ頭まで、尾根伝いに進む。
女山を振り返る。低い丈の笹と殆どは植林地帯。
地図通り、林道を横切る。重機も余裕で入れる状態。
適当に再度尾根に乗って進む。
踏跡は薄くて、この雰囲気はたまらない♪
ちょっと、深南部を彷彿とさせる。
1700m付近が傾斜が少しきついが問題なし。
主稜線までもう少しだ。
左に八ヶ岳も木の間から見えてきている。
この裏から飛び出してきた。以外にあっけなく登山道に出た。
木賊ノ頭へ向かう。
直下、展望が見事!!
北岳など・・・。
富士山も遠望できた。
木賊ノ頭へは僅かに外れる。
展望はいまいちだ。
ちょっと先へも進んでみる。ロープがフィックスされており、スキー場付近に降りられるのだろう。
八ヶ岳は、すっきりという訳にはいかなかったが、悪くない。
さて、本当は飯盛山まで繋げたいが、私の足では時間が足りない。
槍までと決めて進むことにした。
稜線なので、明瞭な一級の道が続くかと思ったが・・・。
一部、こんなところもある。私には楽しくて、良い稜線だ。
槍の手前には岩が少し。これが槍の由来ではないよね。
そして、槍、到着。
遅い昼を食べて休憩する。展望は、北西面以外は概ね良好。
これより西はいずれ・・・。
さっさと戻る。
豆腐岩を過ぎて・・・・。たおやかな尾根でこちらも歩いたら楽しそうだ。
年季の入った標識があった。こんなのが密かな楽しみ。
そして、横尾山。ここは二度目だが、大した記憶が残っていない。
周囲の岩に実に馴染んだ三角点だった。
ぼちぼち信州峠へ向かう。
枯れているが、草原でいい雰囲気だ。雪は少しで、歩行に全く支障なし。
カヤトの原。
ここは何となく覚えていた。広くて平らで休憩にはもってこい。
そして、展望も揃う。
金峰山の上部は、とても寒そうに煙っていた。
川上村の登り残した山も、まだある。赤顔山、扇平山・・・。
どうも、過去に中途半端に登っていたのが、今になると効いてくる。
宿題も確認した。
適当にショートカットしながら下ってもいいかと思ったけれど、大人しくそのまま信州峠へ。
峠にはこんな記念碑。全く記憶にない。
車道に出て、ヘアピンはショートカットしてさっさと戻った。
- コースタイム
駐車地(11:50) → 女山(12:40) → 林道(13:10) → 木賊ノ頭(13:45) → 槍(14:15-14:30) → 横尾山(15:25) → 信州峠(16:15) → 駐車地(16:40)
女山・木賊ノ頭・槍・横尾山 / Argonさんの女山(長野県)・横尾山(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ