遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

奥秩父縦走1日目

瑞牆山荘から、出発!!
ほんの少し凍結はありましたが、問題はありません。
気温も、7時で-2℃と大したことなく。

見慣れた光景の登山道を、ゆっくりと登ります。
林道を横切る辺りまでは、雪はほぼ無し。
そこからも、アイゼン付けるような雪質でもなく、普通に登っていけました。
で、富士見平へ。

時間的に、余裕がだいぶありそうなので、空身で瑞牆山を往復しようと心変わり。
小川山の分岐から、下りがきついので、一応アイゼンを装着。
最鞍部の川を渡ってからは、雪がまばらで、何とも歩きにくい…。
でも、外さずに、雪や凍結部を狙って足を置いていきました。
天気は明らかに、下り坂な雰囲気ですが、下着1枚で丁度いいって、どうなんでしょう…。
軽快に登っていると、そんなものでしょうか。
とは言っても、冬用登山靴は重くて、いつもの調子ではありませんが、山頂へ問題なく到着。

八ヶ岳は、まだすっきり見えています。
誰もいない山頂で、景色を堪能。

富士山も、ばっちり。
前に登った時は、富士山はおろか八ヶ岳も見えませんでしたから、登ってきた甲斐があります♪
ライミング技術も鍛えて、ソロで行けるように!と、岩峰群を見ていると、そんな気持ちが湧いてきます。
帰りも休まずに、一息で富士見平へ戻りました。
さて、金峰山を越えるべく、そちらへと。
アイゼンは、外して、出発!
しかし、雪少ないなぁ〜、なんて思いながら進んで、大日小屋へ。

テントが何張かありました。
既に下りてくる人もすれ違いましたので、結構入山しているようです。
ここからも、雪は大したことなく、大日岩の上部の分岐を過ぎ、砂払の頭へと。

さっき登ってきた瑞牆山が、もう下にあります。
八ヶ岳も、富士山も、見えなくなり、風が強くなってきましたよ。
まぁ、気をつけるべき所は、この辺から山頂を越えて1km程度なので、ピッケルなどなくても大丈夫。
素敵な稜線を、五丈岩目指して進んで…。

あと少し…。
雪も少なくて、アイゼンも結局付けずに山頂へ。
軽食を取って、今回も、五丈岩に登りました。

風は強いけれど、登るのに影響する程でもなく、凍結も無く、楽々。
それでも、岩の上になると、まともに立ってはいられませんでした。
戻って小休止して、大弛峠へ出発!
明らかに、踏跡が薄くなりました。
樹林帯に入ると、あまり雪が踏まれていないので、フカフカしています。
蹴散らしながら、順調に。
ラッセルの『ラ』の字にもならない程度です。
トレースが微妙についているので、ルート判別も特に注意することもありません。
こうして、大弛峠へ。
山梨側の林道には、踏跡がありました。
で、大弛小屋に行くと、一緒に富士見平から歩いてきた人と一緒になりました。
小屋は開放になっていますが、私はテント。
それにつられて、そちらの人もテント。

スコップを借りて、一段下げて設営。
これで、そこそこ風が強くても大丈夫♪
まあ、樹林帯なので、そんな状況にはならないでしょうけれど。
で、驚いたことに、水場は凍結しておらず、水が流れていました。
お陰で、調理も早く楽に出来ました。
冷え込みは、6時過ぎでも、-3℃で、ヌルイ。
チラチラ雪が降る音も、夜中聞こえましたが、ぬくぬく熟睡♪
翌日へ続く…。

  • コースタイム

瑞牆山荘(7:00) → 富士見平(7:50) → 瑞牆山(9:10) → 富士見平(10:05) → 大日小屋(11:00) → 砂払の頭(12:20) → 金峰山(12:55-13:25) → 朝日岳(14:15) → 大弛峠(15:10着)