遠流日記

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山梨百名山 〜八紘嶺(1918m)〜

早起きして、山の方を見れば、完全に雲の中。
ふて寝(二度寝)してから、最近力を入れている山梨南部にハイキングへ。
山伏に行く途中に発見した、この登山口。

八紘嶺へ登るアプローチとしては、絶対にマイナーなルートのはず。
大抵、静岡側からしか登らないでしょうから。
天気が悪くなってから、わざわざ登りに行くなんて、どうかしている・・・。
山頂は、雲が掛かっているのが、容易に分かります。

さて、適当に登っていきますか。
マイナーなコースとは言え、それなりに踏跡も整備も一応されているみたいです。
まとわり付く湿気に嫌気が差しますが、コイワカガミがあって、癒されます。

白い花もあれば、ピンク色もあり。
トラバースするような感じの道が終わり、分岐となります。

確か、直進すれば、ショートカットできるはずなのに、ロープが張ってありますよ。
植林のための道のように見えますが、かなり踏まれていました。
まぁ、とりあえず、直進は諦めて、右の斜面を登っていきます。
うん、悪くない。目印も煩くなくて、好みの登山道ですよ♪
どんどん登っていくと、コイワカガミの群生しているところが沢山あります。
賑やかに咲いていました。
そうして、主尾根に出ました。
ガスで全く見えません・・・。予想外でした。
七面山に先週登った時は、ナナイタガレが見える程度は展望があったのに。
これでは、ここに来た意味が無くなります。
大谷崩を見るために、ここまで来たのに・・・。
あまり価値はありませんが、八紘嶺のピークを踏みに行きますか。
少し急になった尾根を登っていくと、行田山(大谷嶺)の2000m地点がありました。

南面は晴れていたら、どんな景色が見られるのやら・・・。
小休止をして、さっさと進みます。
地味に下ったり、登ったりを何度か繰り返し・・・。
霧が更に濃くなってきましたが、構わずに突き進みます。
そうして、最後の登りをこなして、八紘嶺へ。

山梨百名山、95番目、八紘嶺、制覇!!
三等三角点でした。
展望は、木が茂っているので、晴れていたとしても、全くありません。
本当に、ただのピークハントとなりましたが、引き返すだけです。
やれやれな気分ですが、花も周りには、結構あります。

ミツバツツジもありましたが、こんな白いツツジも多く咲いていました。
更に、視界は悪くなり、霧で、服が水分を吸うのが分かるくらいです。
まるで、私の心境をそのまま反映しているかのような。
行田山の少し東にある分岐は、視界が悪く、踏跡も薄く、笹が茂って、ルートを外す可能性があったので、大人しく登り返して、戻ります。

しっかし、行田山の2000m地点に戻った時には、こんな視野です・・・。
木の葉にたまった滴も落ちてきて、これ以上酷くなると浸水してしまいます。
様子を見ながら、尾根から外れ、しばらく下っていくと、霧が薄くなりました。
やっぱり、上の方だけだったのか。
軽快に下って、終了になりました。

  • 本日の行程

登山口(12:30) → 分岐(13:00) → 尾根(13:15) → 行田山2000m地点(13:40) → 八紘嶺(14:50) → 行田山2000m地点(15:50) → 登山口(16:35着)