大菩薩小金沢連嶺の南端に位置する山へ。
この界隈もまだまだ取りこぼしのマイナーピークが多い。
午後の時間を利用して、天神山(696m)、穴沢山(954.4m)を回収。
北方川を上がっていくが、チェーンゲートがあり、駐車場所が無い。
上の写真では見えにくいが、左に鎖があり、施錠してある。
やむなく、墓地の狭い余地に駐車して歩き始める。
今日は太陽が辛い・・・。こってり日焼け止めを塗っておく。
そして、のぼせるような暑さ。30℃超の気温の中歩くのは、酷く消耗すること必至だ。
北方川沿いの道をチェーンを少し進むと、標識がある。
余り人気が無さそうな尾根だが、私のように、天神山を目当てに来るハイカーが一定数いるのかもしれない。
ここから山道。そして、これは巡視路を兼ねている。
巡視路によく見られる階段で整備されている。
植林を上がって、高速道路を走る車の騒音にげんなり。暑いので余計にそう感じるのかもしれない。
1つ目。
少し進むと、赤い大きいものもあった。
尾根は非常に歩きやすい。
植林から広葉樹も混ざるようになる。
分からないキノコ。
シカが近くで飛び跳ねる。この時期ならば、まだクマには遭うまい。
あっさりと、1つ目の目的地へ。
標識があった。そして、S.K氏の赤いテープもあった。
展望がないのも順当なところ。
少し風があるので、とてもありがたい。風が無ければ、オーバーヒートしないようにもっとペースを落とさなければならないところだ。
急な登りが現れる。ロープはこの以前にもあったが、ここはあってもいい傾斜。
下りは特に注意が必要となるだろう。
いいトレーニングになるが、未だ鈍った体には大変だ。
概ね登り切って傾斜が緩むと、標識があった。925m程度の地点。
これは下りではとても助かるアドバイスだろう。
944mには目立つ恩賜林の標石。
この辺から、ハチが倒木でウロウロしており、気持ちのいいものではなかった。
しかし、この辺は、アカマツが群生しており中々見ない景色だ。
途中で振り返ると見える箇所がある。
富士山が見えるのを粘って写真を撮る。三つ峠はガスの中だ。
郡内方面も、少しずつ回収していきたい。
汗冷えで少々寒くなった。油断禁物。
その後も歩きやすい尾根で、一級登山道に出る。
なるほど、よく踏まれている。
10年以上前、大菩薩から縦走した際に歩いた道だったことに、帰ってきてから気付いた。
こんな様子だったので、当然、記憶はほぼ無い。
尾根を下っていくと、逸れるように標識が立つ。
恐らく、当時はこれを下ったはずだ。
今日は、尾根をそのまま進む。
植林や鉄塔が立つのを突っ切り、どんどん下る。
巡視路になっているので、歩きやすく、楽々下山できそうだ。
ふと、三角点を発見。四等三角点、点名『門和田』。
すぐ先に赤テープが見える。そこが、穴沢山だった。
木製標識の文字は薄れてよく見えない。
展望もいまいちだ。
岩は混じるが、この下りもロープがあったりして普通の登山道だ。
振り返って一枚。今日はぬかるみもなく歩きやすいので助かる。
約770m地点の展望。
ここは、巡視路が尾根から外れる場所にある。
一番の展望となったが、高度が低いので、富士山も頭が僅かに見えるのみだ。
尾根はそのまま下れそうだが、巡視路の方の歩きやすそうな様子には勝てない。
何というキノコなのでしょう・・・。
巡視路で整備良好!
鉄塔を再度通過。
お決まりの植林の光景だった。振り返って一枚。
沢が横切り、ここでべたついた手を洗う。
右下にワサビ田らしきものが見える。
作業路の分岐には標識があった。すぐ先は簡易舗装路。
右の道から下ってきた。
あとはこの道を戻るだけだ。
この花は良く見た。名前が分からない。
舗装路歩きは短時間で済んで、周回完了。
- コースタイム
駐車地点(15:24) → 天神山(15:47) → 登山道合流(16:40) → 穴沢山(17:04) → 展望地(17:15) → 舗装路(17:35) → 駐車地点(17:45)
天神山 穴沢山 / Argonさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ