遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

牙山 剣ヶ峰 鋸岳 仙人岳 蛇骨岳 黒斑山 トーミの頭 槍ヶ鞘 車坂山

前日入りしていれば、早朝起床も辛くないと踏む。

しかし、ジムで遊び過ぎて、出発が遅くなる・・・。

結局、睡眠時間は3時間ほど。車中泊でも、3シーズンシュラフではちょっと寒くなってきた。

車坂峠から、浅間山周辺のマイナーピークを掃討する。この計画は今年のうちに決めていたことだが、ようやく実行に至る。

平日のせいか、他に車は3台。

ハイキングコースの雰囲気の登山口。

既に標高が高いので、今日は楽々だ。

まずは、巻き道のような北側を通る中ルートで登る。

笹がしばらくあるが、ザレが出てくると無くなってしまう。

途中で南~西の展望が見られる場所あり。3000m峰は雪が見えるが、こちらはどうか。

そこからは樹林となる。霜柱は乗っても崩れないほど硬くなっている。

ぬかるみがなくて助かる。早出というほどではないが、前夜に出てきて良かった。

さて、分岐。いよいよ稜線に乗る。

東に少し登って、トーミの頭へ。

東の外輪山の稜線。

西は遠くまで景色を楽しめる。

若干、風があるので、手が少しかじかむ。

快晴のため、無防備では日焼けしそうなので、こってり塗って先へ。

その先で、間もなく稜線を離れる。この道は、過去に歩いている。

遠くの山々を見ながら高度を落としていく。

富士山も見えた。下の霞む小さな稜線の波も良いものだ。

穂高岳から槍ヶ岳などは、すっかり雪ですね。

いつもながら、涸沢岳の雪面は眩しい。

妙義山はそろそろヒル活性が落ちているだろうから、旬ではないだろうか。

紅葉はすっかり終わっているようだが、何とかナナカマドの実を・・・。

当然遮るものはなく浅間山が見えている。

記憶通りに、割と急な道が続く。

振り返ると結構降りてきた。岩が中々の景色だ。

カラマツと笹の樹林に入る前で小休止して、牙山を観察。

さて、どうなるか。

下り切って、枯れ野原。全く静かなものだ。

間も無く分岐へ。

火山館へ下るように進む。

牙山を真っ向勝負で東尾根からやっつけるのは極めて困難なので、南側から観察するべく、火山館が見えるところで、左へ登山道を外れる。

間伐も入っているし、踏跡がそこら中にあるので、適当に進んでいると、明瞭な道があった。しかも、目印が豊富!

この辺りから天狗の露地と呼ばれている場所のよう。

浅間山も良く見える。周囲の立ち枯れの木が良い。

お目当ての牙山を仰ぎ見る。

最も右が牙山の座標のようだが、左の岩峰の方が目立つ。

途中でケルンがある場所から稜線に乗るルートを探る。

こちらにも目印はあった。

凹角を登る。結構急だけれど、まだ普通に登れる。

そこが稜線。

上がり切ると、左手の剣ヶ峰方面も岩峰が見事だ。

稜線上にも目印は変わらず存在する。踏跡も割と明瞭だ。

パパっと歩いていくと、下から見た岩峰2つの基部に出る。

30mくらいありそうだ。確保しながらであれば、登れるかもしれない。

さて、ルートは岩峰の間か?と思ったが、北東からトラバースするようだ。

落ちるような印象はないが、落ちたらただ事ではない。

これを過ぎると、1つの小ピーク。それを越えた先が牙山だった。

お手製としては凝ったデザインの山頂標識。フォントが素敵。

裏は和む絵。

狭い頂上だが、展望は歩いてきた方向以外は良い。

トーミの頭や黒斑山を眺める特等席。

ここから北に尾根伝いに下るのは、ロープがあったとしてもどうでしょうか。

さて、そこから西に目を移すと。

どうやら左端は、立山鹿島槍ヶ岳辺りのようだが。

小休止して、剣ヶ峰へと先の場所まで戻る。

こちらも目印は変わらず続いている。

右手から左斜面を登って、稜線に乗るよう。

まぁまぁの傾斜だが、この辺は普通。

稜線に乗る手前がちょっとした岩場で3mほど注意かな。

丁度、稜線に再度乗ったところを振り返る。左の岩峰はすぐ隣にある。

少し進むと、踏跡はトラバース気味に進んで直上し始める。

分かり難いが、一般登山道にはまず出現しない傾斜だ。

日が当たり始めている場所は凍結が緩み、落ち葉や枯草で隠れた地面は要注意。

ゆっくり安全に登り、再度稜線上へ。

剣ヶ峰は近いが、もう一つ手間にギャップがあるようだ。

稜線伝いに歩き、再度右手をトラバース気味にそのギャップへ進む。

そのギャップから振り返る。なるほど、そこそこ傾斜ある。

あとは適当に稜線歩きで、剣ヶ峰に到着。

南の地点。展望良く、平らで休憩には適する。

南北に長いので、北にも進む。

三角点ではないが、標石があった。

恐らくは、南西尾根で浅間山荘方面への目印らしい。

あっさりと目当ての2座を踏めたので、昼をゆっくり取る。

風は穏やか。贅沢な景色を見ながら・・・。

時間は十分に残っており、過去に踏んだかどうか記憶が曖昧な鋸岳を経由して車坂峠へ戻るルートに決めた。

剣ヶ峰の下山は北東尾根。こちらは、目印は無いが、踏跡明瞭。

多少の雪はあるが、無いに等しい。ただし、ぬかるみ注意!

振り返る。草付きが結構滑る。

ちょこっと目印が下部にはあった。

まぁ、稜線上であれば、迷うことはない。

2081m座標を目指す。

そこから、剣ヶ峰を見る。直下は岩場だったらしい。

人工物があった。過去には、探勝路があったのかな。

目印がここから多くて、それを拾っていく。

古い標識を発見。

目印は豊富だが、ルートが幾つかあるらしい。

ヒカゲノカズラが気になる。

行きでも良いと思ったが、やっぱり良い場所。

冬で雪が付いた時もきっと素晴らしいと思う。

違う場所、明瞭過ぎる道型を辿っていると、牙山の基部に出た。

いやあ、凄い。相当の気持ちや準備がないと、ちょっと登れる感じがしない。

正に『牙』という名が相応しい。

ここにはソーラー設備と、導水ホースらしきものがあった。

火山館に向けて進むと、カメラがあり、立入禁止のロープ・・・。

逆から来ているので、分からなかった。

何もしていないが、気まずい。

火山館では、薪割りしている人が見えて、無用な接触をしないよう、そそくさとやや北に進んで登山道に復帰した。

ここからは、ハイキングでとても気が楽。

鳥の撮影にも試みる!

満足いく写真♪ カメラ目線でいてくれた。コガラ。

こちらの鳥は、カケスのよう。鳴き声は知っている。

のどかなカラマツ地帯を行く。

薪の運搬は、生憎と逆方向なので協力はできない。

前掛山は用済みなので左へ。

ここも歩いているコースだが、断片的な記憶しかない。

Gバンドまで、まぁまぁの登りのようだ。

噴火で飛んできたのだろう巨岩。

こんなの飛んで来たら、ひとたまりもない。

少々息が上がりつつ、直下の岩場をこなす。

稜線に出て、僅かに北東に移動し、鋸岳。

赤茶けた山頂の様子を見てもピンとこないので、やはり鋸岳は踏んでいなかったらしい。今回のルートにして良かった。

角度が変わった浅間山。ガトーショコラの粉砂糖が少ない。

個性的な山容の山々があるが、同定が困難。

浅間隠山や鼻曲山などが見えているはず。

四阿山が堂々と。左下は湖かと思いきや、畑らしい。

あの辺は、横手山でしょうか。

ゆっくりと歩いていく。

鋸岳を振り返る。

浅間山をじっくり見る。もう、あの周囲に登ることもあるまい。

登るより、やはり見て楽しむ山であると思う。

遠くは、日光の山だろうか。

先までいた剣ヶ峰。富士山の剣ヶ峰と2つが並ぶ。

仙人岳手前。振り返って一枚。

雪は西にはあるが、登山道上は選べば支障は全くない。

すぐ先に人もいるので、仙人岳で休憩。

三等三角点、点名『三尾山』。三角点は傾いている。

ヤマハハコのドライフラワーとなった姿を一枚。

ちょっと進んで蛇骨岳。

ぬかるみが気になり始める。

ゆっくり歩いて気配が殺されているのか、鳥が近くに結構いる。

ホシガラスは、地面を掘って何を捕食しているのかな。

一生懸命で、こちらを殆ど気にしていないよう。

黒斑山に到着。当然だが、順調に進んできた。

防災設備は立派。

樹林帯となるので、以降は展望は断片的。

一周してきた。

逆光も解消された。雪はこちらは全く見えない。

今回のハイライトの牙山から剣ヶ峰の稜線を一望。

稜線上では、ここから見るのが最も険しく見えるかも。

槍ヶ鞘。ピークと言えるが、通過点。

この先、展望がしばらく無くなる。

避難シェルター。浅間山の活動は今後どうなるのでしょう。

凍結あるが、ほぼ問題なし。

貴重な被写体。

どうにもカメラの調子が悪いようで、ピントが・・・。

その先、展望があった!

スキーで来たら楽しそうな場所。

高峰温泉、今後泊まることに決める。

微妙な登りもありつつ進む。

午後の日差しは柔らかい。

今年はたくさん花を見られて良かった!!

来年は何をテーマに山に登ろうかななどと考えていたら、車坂峠に到着。

下山後、布引温泉こもろに向かう。ここは、浅間山を露天から贅沢に眺められる。

そして、天鳳でラーメン食べて帰宅♪

槍ヶ鞘・トーミの頭・牙山・剣ヶ峰・鋸岳・仙人岳・蛇骨岳・黒斑山・車坂山 / Argonさんの黒斑山仙人岳(長野県)蛇骨岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

東沢 東ノナメ沢

笛吹川流域、東沢の支流、東ノナメ沢へ、K君と行く。

東沢の流域において、この沢は、完全にマルチピッチクライミングとなるので単独ではリスクが高いと判断しており、ずっと遠ざかっていた。

有難い限りだ。

いつも通りに、西沢渓谷の駐車場を出発して、これまた見慣れた吊橋から東沢へと入っていく。

紅葉シーズンなので、人は多いようだ。

東沢の旧登山道を行く。

ホラの貝ゴルジュで遊んだ時と比較すると、水が少ない。

来年こそは、全部突破したい。

増水がなければ、単独フリーで全部行けると確信しているが、誰かご一緒してくれるかどうか怪しいものだ。

いつも沢を歩くので、巻き道は歩いたことがなかったので、祠を初めて見る。

お神酒は新しい。スラブ登攀が無事に成功することをお願いし、手を合わせる。

紅葉はまずまず。こちらは、期待を下回る。

乙女の滝。これは、アイスでなければ行く気はしないかな。

もっと水が少ないと思っていたが、そうでもない。

おや、あれは鶏冠山の第三岩峰?

この岸壁が見られると、東ノナメ沢出合が近い。

水の中も秋の色になっている。

さあ、来た。K君は休憩と靴の履き替え。

私は、行けるところまでラバー靴でそのまま右壁を上がって先に進む。

出合付近は、紅葉が見事!!これを待っていた・・・。

去年、塩山を倒しに行った際に、ちょっと冷やかしてみてビビっていたが、今日のフリクションはその時より良く感じる。

ラインを見ながらずっと右を行く。

上部、どのくらい傾斜を感じるのか不明。

傾斜が緩むところで、沢を跨ぐ。

まだ普通にロープ無しでも余裕な感じ。

振り返る。紅葉がばっちり♪

大きく滑ったら大惨事かもしれないが、生憎とそんな気が全くしない。

K君が暫く来なかったが、どうやら、左から来たよう。無事に合流。

ここで、クライミングシューズに私も履き替える。

もう少しフリーで登ってみる。

K君が発見したぐらついていたハーケンは、回収しようとしたら、ご覧の通りに折れてしまった・・・。

これは、残置プロテクションは期待できない。

どこでも歩けるような気もするが、一応、ここからロープを出すことにした。

ラインを吟味していると・・・。

左上に、ビレーステーションらしき場所を発見!

左のリングボルトは、結構歪んでやられている・・・。

先まで行くと、安定するか分からないので、ビレーポイントを移し、K君が実質の1ピッチ目を登る。

左上する染み出しクラックから灌木で切り返してほぼ直上。K君は染み出しも余り気にした様子なく、ランナウトもしながら、60mロープを目一杯伸ばし、灌木でピッチを切る。

フォローで登ってみると、リングボルトが抜けた痕跡が幾つも・・・。支点は取れないので、行き詰ると精神的にかなり辛いと思う。お見事でした!

さて、2ピッチ目は私。

1ピッチ終了点から、3ピッチ目を少々ズームして撮影。

傾斜はそれほどではなく、普通に歩けるが、これがぬめっていたらと考えると、恐怖でしかないだろう。

ふと、左を見ると、灌木にスリングが連結されていた。

トラバースなので、ランニングとして設置されたのだろうが、だいぶ長い。

振り返る。中々の高度感はあるが、落ちる気は全くしない。

しかし、余り油断していると、黒いミズゴケが生えていたであろう箇所は滑ることがあり、当然気が抜けない。

一応、その先の灌木でも一つとって、草付きクラックの下でピッチを切ることにした。

多分、30mほど伸ばしたが、そのまま上部まで一気に登るのには足りない。

キャメロット#2~3が抜群の効きで、確保も心配ない場所だった。

美味しそうな3ピッチ目は、K君がリード。

カムを追加したり、残置リングボルトも利用しながら安定して突破。上部はスラブで、薄いホールドがあったそうで、落ち着いて登っていた。

さて、フォローで私も楽しむ。

この絶景!!

傾斜が緩むので、以降は見えなくなる。

3ピッチ終了点は、水流近くの灌木で切っていたが、心許ない場所かも。

4ピッチ目。左をそのままは厳しいそうなので、右から私が。

最早、すぐに巻けるのだが、折角なので登る。

壁のやや右から上がっていくが、苔で嫌なので、左に移動する。

支点を取るのに、無理な体勢になり、カムの設置に少々苦労した・・・。

スラブは苦手なので、足は痛くなるし、その少し上も緊張した。水流近くの方が楽だったと思う。15mほど登れば傾斜が緩み、歩ける状態となった。

このピッチは、キャメロット#0.1とハーケンも1本念のため追加して、60m目一杯伸ばし、倒木でピッチを切った。

K君の様子は傾斜が緩んで見えないが、全く問題なく登ってきた。

これで登攀は終了となり、大休止。

上流には、15mほどの滝が2つあるが、登れないか、非常に困難とのことで見学のみ。

上部の紅葉は終盤であるが、それでもこの青空の下、スラブ登攀ができて嬉しい。

素晴らしい景色をゆっくり楽しんで、靴を履き替えて詰め上がる。

逆層で傾斜もきつく、まぁ惹かれない。

右から巻いた。

そのすぐ上の滝も、右からそのまま巻く。

ガレの出合で一ノ沢かな?分ける。

本流の紅葉は枯れ模様だったが、こんな目を見張るような木がある。

遠くの景色は全然ないが、これは無くても許せる。

意外と面倒な倒木やら巻きもあるが・・・。

右から10m無い程度の滝。滴る程度で、そちらが支流かと思いきやそうではないよう。

ぼろい。右も左も巻けそうだが、左から超えた。

巻いたすぐ先、5m程度の滑滝。左から適当に上がる。

その先、大物。

20mくらいありそうだ。

ロープ出さないと、左右ともに近くを登るのは、ちょっと嫌な感じ。

右をやや大きめに巻き、トラバースして滝上へ。

この辺、まだ上に面倒な滝、倒木があるように見えて、適当に右をトラバースしながら高度を上げていく。藪も少しあって、この辺が一番すっきりしなかった。

沢に復帰して、水を補給。

二俣か三俣っぽい所は、最も右へ。

水もすっかり枯れており、藪もないので、どんんどん詰め上がれる。

明瞭な獣道があって、藪漕ぎは殆ど無いに等しく、登山道に出られた。

鶏冠山本峰は、既に何度も踏んでおり興味もなく、K君も今回は踏む気がないそうなので、第三岩峰まで行って休憩。

第三岩峰の右手の岩峰の方が、やっぱり展望は良さそうに感じる。非常に行きにくそうだ。

以前に、この辺に踏跡がそちらにあったのも、東ノナメ沢の詰めてきたものだったのかもしれないなと今回思う。

さて、あとは下山するのみ。

この景色も変わらず。ついここで撮ってしまうのも何とも。

もうここを歩くこともないだろうと思う。

じっくりと楽しみながら下る。

主稜線、縦走路を眺めていると、下部に道が目立つ。あんなのあったか・・・?

雁坂トンネルのもっと先に感じる。管理・巡視路でしょうか。

訪問する度に、標識やテープ類が多い道になっている。

上部は紅葉が余りないが、チンネのコルから下になると出始める。

ついつい写真を撮りたくなるので、足踏み。

今日はそれでも、ヘッデン下山とならなそうで、気分がとても楽だ。

そして、鶏冠谷出合。朝では余り分からなかったが、紅葉も終盤の模様。

飛び石で問題なく渡り、駐車場まで一気に歩き終了。

久々の『はくさい』で夕食もとり、とても充実した1日になった!

これで、恐らく今年は沢納めかな。

 

東沢 東ノナメ沢 / Argonさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

河口湖

ライトアップの紅葉も楽しみに、河口湖へ。

若彦トンネルを抜けたまでは良かったが、余りに混雑していたので、山中湖へ先に向かう。

が、こちらはもっと渋滞しており、車を降りてゆっくり楽しむどころではなかった。

夕食とって、再度、河口湖へ。

数年前より、上流まで整備されている?

今回は、最も綺麗に紅葉していたように思う♪

赤顔山

小川山でのボルダリング後、時間もあったので、ピークハント。

付近にある未登ピークもまだ複数あるが、南面にある岸壁が毎回気になっていた赤顔山にした。

この山を味わうには、岸壁を眺めながら登りたい。

当然、南面からのアプローチ、ルートは赤顔山南にある三角点の南尾根一択となる。

大深山遺跡の駐車場からスタートする。

ゴルフ場が右手に見え、よく整備されているように見えた。

さて、遺跡の方は・・・。

丁度、手入れされている最中だったので、帰りに見ることにする。

未舗装路はそのまま続いており、それを歩く。

刈払いされている場所もあったが、そうでない場所も混在している。

右に建物、左に畑を見送り、分岐。

右は立入禁止のチェーンがあり、左へ。

地図での点線の道が続くと思いきや、尾根の手前で途切れてしまった。

適当にトラバース。

悪くない景色。

ここから取り付く。

カラマツの植林、笹も林道から見ていたよりずっと少なく歩きやすい。

暫く登れば、岩が出てくる。

下りでは緊張するだろうが、登りでは直登できるので、楽しい。

西側奥の稜線を見る。

アカマツで日当たりも良くて、時期には高級茸が出現しそうな雰囲気満点だ。

振り返ると、川上村、奥秩父縦走路も奥に見えた。

麓から目立つ岸壁も、横の位置になる。

基部トラバース道がある。目印の白いテープもあった。

写真も撮りつつ。

想像よりは脆くなさそうな感じ。

尾根上の様子は相変わらずで、岩にマツが散在。危険も無し。

植物の被写体はこのくらいか。

ナデシコがあるとは、ちょっと驚き。

左手は広葉樹も少しあり、紅葉が多少あったのも良かった。

三角点の手前の岩場も直登。

四等三角点、点名『穴沢』に到着。

三角点峰の景色は西面がそこそこ良い。

尾根は10mばかり下り、岩が立ちはだかる。

左に踏跡がついていたが、尾根が高くなってしまうので、戻って右から巻くように進んだ。特別、急というわけではないし、ルート取りも簡単な方。

気持ちの良い尾根で、赤顔山に立つ。

山頂標識はないが、人工物や、赤テープが木に巻かれていた。

こちらは展望無し。

さて、下山は三角点まで戻り、東の尾根を下る。

少し下ると、岩がやはり現れ、歩きにくいので、右手を行く。

花があった!

その後は、尾根を順当に下る。

ここ、岩記号もあるが、普通に降りられる。

紅葉は少ない。

地図にある点線付近で、大岩があった。

藪っぽい感じもない。

最後は尾根を少し外れて、ソーラーが見える舗装路に飛び出した。ソーラー設置の際にどけたのだろう岩がゴロゴロしている。

天狗山が見事。

南に伸びる尾根も楽しそうだ。

舗装路は続くのかと思いきや、これもすぐに終点で、柵で囲われている。

踏跡は、薄く進んでおり、適当に歩いて沢、堰堤の脇から出て周回してきた。

遺跡の作業は終わったようで、ゆっくり見る。

www.vill.kawakami.nagano.jp

中々、興味深い。遺跡としては、最高所だそう。

周回完了。

この山域、まだ御稜山から東や、国師岳北尾根の山もあったり、踏み甲斐がある。

ライミングで疲れた後に、少しずつ登っていこうか。

まだ時間はあるが、結構疲れたので、ジムで遊んでこの日は終了。

 

赤顔山 / Argonさんの赤顔山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

小川山

今年初の小川山ボルダリング

トライしたのは以下。

  • 逆フィロソフィー(初段)RP
  • 黄泉(三段)敗退

平日に加え、先日雪も降ったこともあるのか、割と空いていた。

さて、まずは、過去に取りこぼした『逆フィロソフィー』(初段)をやりに行く。

午前中で結構寒い…。

ぼちぼちと解析を再び行い、一般的なムーブから手数が少ないムーブで捻じ伏せることに成功。

やっぱり、『フィロソフィー』(初段)より半グレードは難しいと思う。

金環食』をやろうかなと思ったが、人がいたので他へ。

『黄泉』(三段)をお触り。

もう2年ほど、たまに触っているが、今日は全く駄目。

右手ピンチの持ち感云々どころか、体幹が弱っているのか足もガタガタ…。

今年さぼりまくっていたツケは大きかった。よれるのも早く、指皮もすぐに無くなってしまい穴が開く兆候も見られたため終了。

しばらくは、高グレード追い求めるより、初段未満の課題で、外岩の感覚と経験値を積むことの方が必要かなと感じた。

丸山

R6で、手ごろな道を走る。

道中、パンを買って。

櫛形山近く、丸山林道途中の展望広場でくつろぐ。

すっきりと青空とはいかないが、十分。

紅葉には少し早いようだ。

折角なので、未登の丸山にも足を延ばす。

ゲートが閉まっており、ここから出発。葉には雪が付くが、路面は全く問題なし。

新しいトンネルが見える。この林道は、いずれ通れるようになるのだろうか。

さて、丸山が見えてきた。取付には、目印がある。

ここから最短で登っても良いが、折角なので、南から眺めながら周回しようと思う。

高度は約300m上げるのみだが、時間的余裕はそれほど無く、南の下部西向きの尾根に行く前の小尾根を上がることにした。

シラカバとカラマツが混在。広葉樹も少し混じる。

踏跡は、獣によるものか。横に走るものが多い。

雪は、舞ったものが乗っている程度なので、バイクシューズで問題ない。

左から尾根を合わせて、一息に山頂へ至る。

三等三角点、点名『丸山』。

カラマツの植林の中であり、樹林から僅かに山容が見えるのみ。

さっさと下山。

北東から東に伸びる尾根で予定通りに下る。

下降点は、地図通りに少し分かり難いよう。

案の上、赤テープがなびいていた。

雪と落ち葉で、踏跡がどの程度か分からない。

50mほど高度を落とすと、見事な展望地があった!

全く期待していなかっただけに、嬉しい♪

夕焼けの富士山が輝く。

丁度、紅葉も一緒になり、ここは本当に穴場で素晴らしい場所と思う。

移ろいを楽しんで、林道へ下りる。

右は法面吹き付けだが、左を適当に歩いて、無事に降り立つ。

思わぬ景色が見られて、棚ぼた的なハイクができた。

丸山 / Argonさんの丸山(山梨県南巨摩郡富士川町)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

山梨ローカル

何年ぶりか分からないほど来ていなかったエリア。

『始まりの終わり』という初段を登って以来。

Ko君が先に行っており、合流する。

怒髪天』という初段/二段をお触り。

ガバカチが多いので、得意系かも。

後ろの木が怖いので、リップ取りには少し余裕を持ちたい。

結局、最終パート以外は解決。

次回は、気合入れれば登れるかもしれない。

来年以降に向けて、外岩レベルも総合的に上げていきたいと思う。