遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

ヒナタオソロシ沢 日光沢 鬼怒沼山 物見山(毘沙門山)

結局、地図を見て考えていると、鬼怒滝のやや下流辺りへ、ヒナタオソロシ沢の登山道からトラバースすれば危険が無さそう。堰堤から鬼怒滝までに見所もあるまい。

ヒナタオソロシ沢の滝も見られて、一石二鳥。

朝食もばっちり食べて、滝見と紅葉を楽しみにいざ出発!

同じ道だが、今日の青空は一味違う。

この沢を登ってもいいが、それにはどうにも水量が乏しく惹かれない。

鬼怒川を渡る。

振り返る。何と、鮮やかな・・・。

ヒナタオソロシ沢、出合の滝。

昨日とは条件も異なり、撮影もまた楽しい。

滝の右にロープが垂れているが、完全に体重を預けることになるので、無視して上流の支流から巻いた。

滝上は二俣。どちらも甲乙つけがたい。

こちらは、右の滝。虹も架かり思わず見とれる。

右の沢の滝も、落差はもっとあり負けていない。

中間の尾根を歩きながら、どちらが美味しそうか眺める。

左に吸い寄せられ・・・、こんな光景が。

上部の滝前に立つ前に、既に大興奮!!

PLフィルターを付けるが、どうにもコントロールが上手くいかない。

直下から見上げる。絶景以外の何物でもない!

滝好きとして、今年も幾つもの滝を見てきたが、これは秋の魅力を全て兼ね備えていると思う。

上流の滝記号、ガクッと水量減る様子であり、右に向けてトラバース。

右手は、岩壁から幅広く滝となっていた!!

右の沢に降りて、上を目指す。

この辺まで水はあったのだが、その上、伏流してしまい、その上は水が無い・・・。

上の滝記号の場所も恐らくは枯滝と予想され、写真の滝を超えたのも無駄な労力。

適当に小尾根を上がって、登山道に合流。

出た先は、オロオソロシ沢の滝展望台のすぐ脇だった。

滝の方は、見ごたえはそこそこあり、直近よりもいいかも。

さて、ここから再度登山道を外れてトラバース。

藪は容易に回避でき、楽々進める。

途中の沢。これも楽々進める。

私は垈場を見ながら、シカには見られながら、尚もトラバース。

鬼怒滝手前の支流に当たり、これを下降。

下降には心配のない単調な沢。一ヶ所、滝のような細い支流があるのみ。

問題なく、出合へ。

すぐ上で、鬼怒滝が落ちているのが見えた!

10mくらいか。

水流攻めれば、直登は普通にできそうに見える。

左から巻きに入る。紅葉は素晴らしい!

滝下に下りて・・・。こちらは、上段。

右からそのまま登ろうとするが、ぬめりが非常にきつく、左に切り替えた。

ヒナタオソロシの滝が余りにインパクトが強くて、ちょっと霞んでしまうが、それでも十分に楽しめる滝だった。

倒木が多い滝。

滑がしばらく続く。危険は全く感じない。

二俣を左へ入る。苔生していて中々。

ここには、焚火跡があった。

落ち葉で覆われる。水流の中にも緑が濃い苔があって目を惹く。

写真を撮りながら、まったりと登っていく。

3m程の小滝。

上の二俣。右に入る。

水流はだいぶ少なくなっている。

鮮やかな落ち葉。下を見ていても楽しい。

階段のような枯れそうな滝。

少し狭くなり、ゴルジュというほどでもないが、そんな雰囲気。

3mほど。これも適当に左から越えた。

したたる程度の流れになってくる。

これは大きく、15mくらいあるか。

直登も可能な様子だが、いかんせん黒光りしてぬめり満点なので、右から巻いていく。

滝上で休憩。装備もネオプレンを解除することにした。

しかし、脱ぐと寒いもので・・・。

相変わらず、暫くは滴り落ちるくらいの水流。

そして、源頭の雰囲気。笹も見えてきて、どうかしら・・・。

所々で笹藪が被ったり、倒木が面倒だったりするが、特別問題なし。

鬼怒沼山付近になると、雪が見られる。

鬼怒沼山と2135mピークの鞍部に出る。

古いテープも見られた。

出発が遅いので、さっさと鬼怒沼山へ登り上げる。

笹は腰くらいで、それ程うるさく無いので楽々頂上へ。

三等三角点、点名『鬼怒沼』。

地味な山頂。これも割と好き。

展望は木の隙間から僅かなので、さっさと下る。

ここからは登山道もあり、更に楽。

向かう先の景色。鬼怒沼山と同高度のピーク。

途中は、霧氷があった。溶けずに残っているのが嬉しい。

日陰でなければ、雪もなく、どんどん進める。

東電管理の小屋。

その先が、鬼怒沼

左は物見山。右奥は、燧ヶ岳?

少し進み過ぎてしまったようだが、物見山も踏みに行く。

ぬかるみあるが、登山道なので、問題あるはずもなく。

軽快に進んで、右から回り込むように山頂へ至る。

写真の左奥が最高点のようだ。

鬼怒沼を俯瞰できるような場所だが、拝めず。

ここは、残雪期か無雪期も沢経由で、いずれ再訪するだろう。

じっとしていると、寒くなってくるので、早々に鬼怒沼へ戻る。

物見山を見る。

木道は完備。

風に揺れる草が心地よい空間を作り出している。

この場所を独占!!何という贅沢なのでしょう。

一般的に、こんな時間には居ないでしょうが。

ゆっくりと食事しながら楽しんだ。

名残惜しいが、これにて沼は終了。

グリーンシーズンはどんな景色が広がるのか。

ここからは、ペースアップして下山にかかる。

巨木が気になる区間も。

苔生す沢型を横切る。ここは、思わずゆっくりになってしまう。

トラバースが多い道。太い綱がフィックスされている。

沢が近くなると、紅葉がまた美しい。

オロオソロシの滝展望台から。

本当に、あそこにいたのかどうか・・・。あんなに連瀑だったかしら。

すっかり日が暮れそうな雰囲気で、紅葉もしっとり。

日光澤温泉の入浴もできない時間であり、女夫渕まで2ピッチで歩き通した。

ヘッデン利用無しで、問題なく下山完了!

辺境の温泉、紅葉、滝と、自分が大好きなセットを存分に楽しめた2日間だった♪

鬼怒沼山・物見山(昆沙門山) / Argonさんの鬼怒沼山物見山(昆沙門山)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

奥鬼怒川 2日目

朝風呂・朝食・・・八丁の湯

まずは朝食前に朝風呂。

改めて、素晴らしい・・・。

朝食も美味しい。ご飯もおかわり可能!

豚汁に入っていたキノコが天然で美味しかった。

しっかり満腹にして、チェックアウト。

犬に見送られ、紅葉狩りと滝見へ向かう♪

 

滝巡り・紅葉狩り・・・日光沢遡行 鬼怒沼

 

 

帰路・・・黒部温泉 四季の湯

足早に下山してきたが、すっかり暗くなってしまった。

風が多少あって、少し寒くなってしまい、温泉に向かう。

帰路の近くにある温泉、黒部温泉・四季の湯へ。

地元の人たちがメインのお客さんらしく、穴場の温泉。

ぬる湯とやや熱めの湯で、露天のみ。源泉かけ流し。

コスモスと星を見ながら温泉に入れる・・・。何て幸せ。

その後、県道245号・栗山今市線を軽快に走り、今市へ。

担々麺を食べて、地酒を買って、高速に乗って帰る。2日目も充実。

また、奥鬼怒川温泉は、行きたいと思う♪

オロオソロシ沢 根名草山

女夫渕駐車場から出発。

奥鬼怒温泉の関係者はじめ、バス送迎などで利用される車道は、一般車通行禁止。

鬼怒川を渡った先、代わりに歩道が整備されている。

そこそこ急な階段が入口。

尾根まで一気に登る。

歩道はここからトラバースしながら高度を落とし、再度、鬼怒川に下る。

非常によく整備されている。

遊歩道という感じだが、一般的にそれなりの足元の装備は必要。

吊橋を渡り、鬼怒川左岸の道へ。吊橋には立派な名前が付いていた。

紅葉の期待が高まる。

遠目で見るのも、近くで見るのも、やはり良い♪

サルの親子。戸隠では散々威嚇されたが、今回は適度な距離で遠目に見られるのみ。

橋を2つ渡って振り返る。この辺は渓谷という感じは薄いが、オロオソロシ沢での渓谷と紅葉は楽しみだ。

滝記号のある沢。上も滝が見えるが、かなり水を浴びないとよく見えない・・・。

広い河原のような場所には、カツラが幾つも。

黄色の紅葉と芳香は大好き。

風があって揺れる。

この周辺、見事な紅葉!

足が全く進まない♪ 写真、撮りまくり!

入口からここまで、下りてくる人達と4組とすれ違って、八丁の湯へ。

八丁の湯は、改修工事中で作業中。振り返って一枚。

丁度、送迎バスが走っていたところだった。

車が通れる道が、ここから続く。

加仁湯温泉。こちらの提灯は大きい。

建物高く、御殿の雰囲気。こちらも送迎バスがある。

日光澤温泉へ向けて歩く途中も、素晴らしい紅葉。

右手は岩が露出。崩落したようだ。

日光沢は、滝なのか堰堤なのか分からないので、素通り。

日光澤温泉を抜ける。

再度、歩道となり進む。日光澤温泉を振り返る。

上には社があった。

吊橋を渡り、左岸へ。

サラサラと落ちる滝。この沢は流程が短いよう。

分岐の橋。渡って、オロオソロシ沢へ向かう。

少し登山道を進んで、堰堤手前で外れることにした。

堰堤は、左から危険無く越える。踏跡もしっかりついていた。

超えた先、右手に、ヒナタオソロシ沢の滝が見えている。

出合の滝。紅葉と滝のセット、これを見たかった!!

上にも滝があるようで、気になるが、時間が今日は足りない。

一つ上の支流の滝。水量は少ないので、上の滝記号は期待薄と推測。

さて、目的のオロオソロシ沢を見る。

F1を対岸から紅葉とともに撮影。

さて、ここからは沢登り気分に切り替えて進む。

F1は登れそうだったが、右からさっさと巻いた。

F2かな。倒木が美しくない・・・。これも右から巻き。

上は滑が続いている。

水量は少なく、癒しの沢だ。

取るに足らない小滝だが、気持ちがいい。

目指す稜線が遠く見えるが、結構あるなぁ・・・。チェックイン間に合うか不安になる。

変わらず滑。茶色の岩床。紅葉はまずまず。

これも5m程度で小さい滝。

倒木がちょっと気になる。

二俣。まだここでは上がれない。右へ入る。

5mほどの小滝。

これは、10m近くあるかな。出合以降で最も落差はある。

右からさっさと登る。ぬめりも強いので、注意。

再び二俣。左の方が渓相良いが、右が本流っぽいので、そちらへ・・・。

見に行って駄目そうなら、この二俣を左に行って詰めようと思った。

崩落で地面がとても歩き難い。

一応、樹林帯まで登れば問題なく根名草山に上がれそうと踏む。

が!、岩と土砂と見ていたが、上部は粘土質の地面で蝉になりかけ、結局、少し降りて樹林に逃げ込んだ。

樹林の密度は薄いので助かった。

たまーに倒木や灌木が濃い所もあるが、獣道が幾つもあって、利用しながら適当に根名草山手前の鞍部に向けてトラバースを仕掛ける。

時間的にも余裕があり、無事に登山道に出て一安心。

根名草山の直下は丈の低い笹原。

踏跡が良く分からない場所・・・。どこでも行けるので、まぁ・・・。

東の展望もあって嬉しい。

高薙山とか太郎山とか見えているのかな。

振り返り気味に・・・。近くにある左のピークも結構立派だなと思う。

この時、この2304m峰に名があり、大嵐山(大割山)ということを知らなかった。

結局、踏まずに下山してしまい、得も言われぬ脱力感を味わった・・・。

根名草山。三等三角点、点名『根名草』。

右手の標石が三角点なのだが、国土地理院では亡失となっている。はて・・・?

少し南に進んだところが、展望が良いはずだが、やや下り坂。

予定では、温泉ヶ岳まで南の稜線を繋げる予定だったが、これまでとして、下山する。

展望楽しみつつ。

あれは、明日行く予定の鬼怒沼! 不思議なところにあるものだ。

登山道も問題ないので、どんどん下る。

西側の展望。ここに詰めて来れば、もっと楽だったと思う。

燕巣山とか四郎岳とか、そのうち。

振り返る。やっぱり、名が無い方が不思議だった、大嵐山。

紅葉は稜線の方が見事だった。

白沢温泉との分岐。ここの紅葉も素敵!

シャクナゲ混じりの道から変わっていきどんどん下る。

花はこのくらい。

すっかり植生は変わる。もう間も無く日光澤温泉。

落ち葉で道が不明瞭となるが、問題は無く。

畑らしき場所を通過。ワラビ畑?

日光澤温泉に下りて、日光沢出合で洗いものして、明日行く予定の日光沢を観察。

日光沢の見えていたのは滝だったが、上部は堰堤のようだ。

水に浸かれば上段もよく見えるのだが・・・。

まぁ、直登は不可能な様子であり、周囲の様子から緩い土砂であり、巻くのも大変。

左右どちらも変わらないが、バイルやロープ無しでは、ちょっと気が進まない。

出合から下流の崩落地からトラバースで行けばできそうだけれど、全然こちらも行く気がしない。

宿でゆっくり考えよう!

チェックインは17時にしたので、撮影もしながら戻っていく。

今日は、こちら八丁の湯に宿泊♪ 活動は終了。

ネオプレンの装備を脱ぐと寒く、早速温泉へ!

 

オロオソロシ沢 根名草山 / Argonさんの根名草山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

奥鬼怒川 1日目

長年楽しみにしていた奥鬼怒温泉郷に行くことにした!

本日の行程は・・・。

移動・・・奥鬼怒入り

寝坊してしまい、遅い出発・・・。

沼田インターで高速を降りて、金精峠へ。

紅葉、ばっちり!

その後は、山王林道へ入る。

落ち葉が多く、R6だと非常に気を遣うだろう。

所々、展望が良い。

今日は小雨と思いきや、天気が予想以上に良い♪

ダートは無く、走りやすい道だった。

さて、長年楽しみにしてきた奥鬼怒

駐車場は整備良好で、身支度整え出発!

 

紅葉狩り・滝見・・・女夫渕、オロオソロシ沢遡行、根名草山

紅葉の中の滝見は、悪かろうはずがない♪

 

温泉宿・・・八丁の湯

奥鬼怒温泉の4件の内、一番予約がとりやすい八丁の湯に泊まる。

改修工事中であるが、さて・・・、どうでしょうか。

提灯が風情あり。秘湯を守る会のプレートあり。

入口には、ストーブ2つ、一つは薪ストーブ。

入口を出て違う建物、ログハウスの1室になった。広々している。

窓の外の紅葉、鬼怒川の流れを見られる。

工事中で足場が組まれており、それが難ではあった。

早速、温泉へ!

シャンプーなどがあるのは内湯のみなので、まずは、内湯でボディソープなど使用して汚れと汗を落とす。馬油のシリーズ。

レトロな雰囲気。

さて、お楽しみの露天へ、すかさず梯子する。

もう最高でした!

滝見と紅葉楽しみながら温泉に入れるなんて、至高の時間。

混浴で、女性には少し敷居が高いだろう。女性専用の区域もあるので、そこは安心。

湯の温度も熱めとぬるめがあって、これも良い。

食事時間の少し前までゆっくりした。

同様に楽しみな夕食。

献立見ると、期待が持てる♪

お酒は、日本酒飲み比べをまずは注文して、食べ進める。

子持ち鮎。日本酒(生酒)も追加で注文!!

肉は、牛と鹿。味変できるのもよかった。

ご飯と味噌汁はおかわりできる。

満足して部屋に戻って、落ち着いたら、また露天温泉へ。

ラウンジでまったり。Wi-Fiもばっちり。因みに、4Gも使えて驚いた。

明日の予定を概ね決める。

宿にある古地図。明日行こうとしている鬼怒滝にも道があったらしい。

ネバ沢温泉なんてのもあったのですね。燧ヶ岳の登山道もすっきりしている。

部屋に戻って地図を見ながら過ごしていると、うとうと・・・。

そのまま翌日へ。

裏金山 焼山 影火打 火打山

紅葉狩りハイキングをしに、ご無沙汰の頸城山塊へ。

数年に渡り焼山は入山規制がされていたこと、火打山間の登山道も通行解除になったこともあり、これ幸いとばかりに向かう。

笹ヶ峰に駐車して出発。平日だが、そこそこの人の入り。

杉野沢橋に向けて西へ。薄暗い中、林道歩き。

路面状態はダートであるものの、非常に良好。

ここを右へ、真川沿いへの道を歩く。30~40分程度要した。

2~3分で車が入れる終点。

早くも紅葉が楽しみ。だが、今日は何となく高曇の雰囲気が漂う。

見えている堰堤は、そのまま右岸の道で超えていく。

湿度が高く、暑くなってしまうので、装備を整えて朝食を軽く取る。

滝沢の様子。2つ滝記号があるが、今日は時間的に余裕がそれほどあるわけではなく、道の状態も大して調べずに来たので、見送り。

右手の景色が素晴らしい。あれは、老山(鎧山)? ではないか。

咲き残りのママコナ。これ以外に5株ほど花は見られた。

振り返れば、黒姫山。紅葉と相まって気分は上がる!

右手の岩。断層か、走っているのが気になった。

金山谷を渡る。危ういが、濡れない。

焼山がばっちり見える!結構、近い?

裏金山谷を渡る。ここも、ギリギリ濡れないで飛び石でジャンプ。

やっぱり、この谷も2連続の滝記号は気になるね・・・。

この辺の紅葉は見事だった。

この鮮やかさ!後ろは、嘉平治岳でしょうか。

紅葉時期は丁度良いよう。

オオカメノキの実も色づく。

遥々、来て良かった。

もう一度、ヌルイ沢と地獄谷の出合で沢を渡る場所あり。ここは、ちょっと水没。

オヤマリンドウは、ほぼ終わりですね。

ツルリンドウの実が赤く目立つ。

胴抜ヶ切戸に詰める沢で休憩。

その支流からの水を飲み、花見しながら、がっつり食べる。

ハクサンボウフウでしょうか?セリ科の植物は疎い・・・。

ツルニンジンでしょうか? うーん、自信が無い。

ここから一気に高度を稼いでいく。

恐らく、手前ののっぺりが地蔵山、奥が高妻山と乙妻山だと思う。

整備は良好。目印も新しめだ。

刈払いも十分であり、藪っぽさを懸念していたが、杞憂だ。

マイヅルソウは群生しており、実りも素晴らしい。

ミヤマスミレにしか見えないのだが、スミレもこんな時期に咲くの?

調べてみると、春に咲いた後に秋にも咲くことを、返り咲き、狂い咲き、二度咲きというそう。へー、そうなんですね。

そういえば、ツツジでも秋に咲いているのを何度も見たことがある!と、とても合点がいった。

タテヤマアザミでしょうか?アザミも種類がそこそこあり、苦手。

濡れた花の透明感はとりわけ美しく、大好きなサンカヨウ。実がたくさんあったので、一つだけ食べてみる。甘酸っぱく種を含む野趣の味わい!

さて、いよいよ、主稜線まで僅かになると展望が更に良くなる。

金山への稜線!食い込む雪国特有の沢筋も紅葉も見事。

振り返って一枚。

左、黒姫山。右、高妻・乙妻山。眼下に雪が残るは、地獄谷。

間も無く、そこが富士見峠。草紅葉も楽しめる。

上部、極めて僅かな藪っぽさは一部あったものの、非常に良好な整備で、露で濡れることは無かった。一般登山道として、雨でなければ推奨できるだろう。

富士見峠。標識は傷んでいた。焚火跡があった。

西側、金山方向を見ている。

写真撮りまくりで時間は少々押しているが、裏金山まで向かう。

海なし県からすると海が見えるのは新鮮!

それに、海谷の山々、標高だけで山の価値は決まらないと思う素敵な山容。

阿彌陀山、鉢山、昼闇山なんですね。無雪期も素晴らしいが、雪景色も同様だろう。

殆どフラットなので、サクッと裏金山直下へ。

左のピークが裏金山だが、登山道は巻いている。

一応、西からの様子も見るため進むが、こちらは背丈以上の屈強な笹薮で戻る。

北から南に向かって、笹が切れる付近を登れば、楽々山頂に立てた。

青いシートの切れ端と、三角点ではない石柱を見つける。

南東を見る。尾根を隔て右の裏金山谷を調べてみると、楽しいようだ。

この時期であれば、快適な遡行が期待できそうで、俄然興味が沸く。

西に目を移すと、金山、天狗原山と、こちらも見事。

今回、裏金山まで足を延ばし、次回で雨飾山から金山を縦走して天狗原山も回収するつもりでいたが、心が揺らぐ。

この美しさを1日で終わらせてしまっていいのか・・・、と。

さて、今回向かう先、焼山は俄然威圧的。トロイデ型火山ですか。

頂上まで400mは登降せねばならないが、大して無いように感じるのは気のせいか。

富士見峠まで戻って、泊岩方面へやや下る。

遅咲きの花を発見!

笹倉温泉への分岐。標識がこれでもかと付けられている。

すぐ上に泊岩の小屋。中は見なかったが、快適そうだ。

水は上部に池塘があって、夏まで心配なさそうだ。

そして、北面は展望が良い!

気になっている花が咲く場所なので、再訪したいところではある。

岩場を縫って、池塘を左に見て、暫く進むと、展望がまた良くなる。

雨飾山。ぱっと見、それと分からなかったが、地図を見て判明。

目を惹く山容!!紅葉も美しいと評判の山であり、近い内に・・・?

背後には、後立山の山々も見えている。

思わず歓声が出る景色だ。

なるほど、やはり高曇り。それでも十分な景色で嬉しい。

シラタマノキが足元には多かった。

樹林は少なくなり、岩へと変わっていく。

日差しが強いものの、風も適度にあり、消耗しない。

ふと、動くものが視界に入る。

ライチョウだった。久しぶりに見るので、これまた嬉しい。表銀座にいる個体より警戒心は強いようで、逃げ足が速い。3羽見た。ここが北限とのこと。

火口に上がる。振り返る。

右手に巨岩があって特徴的。見えにくい写真になってしまった。

ロープと鎖があり、岩場を登っていく。

山頂が見えてきた。火山の雰囲気は満点。

歩いてきた稜線も一望。背後、白馬岳は盟主の貫禄。

足が進まない♪

荒々しい景色。本峰も間近。

初めて逆ルートから歩いてきた人とすれ違う。下山ルートに問題ないことをお伝えすると安心されていた。比較的軽装で、この時間にいるということは、早出してきた健脚か、小屋泊か。

焼山頂上の岩から北を望む。

東には煙が上がっているので、登山解除されているのを不思議に思う。

北アルプス南部にある、焼岳南峰と同じ雰囲気を感じる。

傾いた二等三角点、点名『焼山』。

下降地点の少し先の噴気孔らしき場所まで進んでみたが、刺激臭がして早々に撤退。

先も長いので、一気に下っていく。

ルートはこのように赤い丸が付いており、濃霧でも余り心配なさそうな間隔であった。

ただし、踏跡は少し薄いと感じた。

岩が終わると、滑りやすい土が露出しており、ペースが全く上がらない。

ここは、登りの方が圧倒的に楽と感じた。

胴抜ヶ切戸は平坦地のようで、知らずに通過していた。

登りガッツリなので、少しだけ登って休憩。

うんざりするほど400mを高度を落としてきた・・・。影火打があんなに高い。

噴煙を上げる焼山。こちらの眺めも見ごたえ十分だ。

ナナカマドの紅葉は既に終わったのか、枯れたような葉しか付いていない。

振り返る。枯れ模様に近い印象の道。風があって、登りではとても有難い。

それに揺れる草もまた良し。そして、下りより登りの方が歩きやすい。

左、影火打。右、火打山。この景色となると、間も無く影火打。

影火打最高点・座標は、登山道から少し外れているようだ。

小さな二重稜線という感じか。

当然、踏みに向かう。窪地を跨いで、強引に上がる。

最高点付近を、ハイマツを漕いでゆく。立ったハイマツ渡りで、進捗悪い。

座標付近には、手ぬぐいが落ちているのみ。

自己満足のピークハントは終了。復帰も、少々もがいた。

妙高山が近くなってきた。そして、湿原も。

再び登りだが、歩きやすい。

トウヤクリンドウの花。一株だけ残っていた♪

そして、火打山へ。

山頂は広い。他にも登山者多数。

ここまで2人にしか会っておらず、静かな山歩きも終了となった。

三等三角点、点名『火打山』は、傾いている。

中央は浅間山、右は八ヶ岳に見えるが、違うかも。

地蔵山、乙妻山などを前衛に、奥は槍ヶ岳を筆頭に北アルプスの山々が並ぶ。

東にも山はあるが、さっぱり分からない。

さて、後は下山するのみだ。眼下の景色も良く気分良く。

整備はこれ以上ないほどであり、木道完備。

ライチョウ平。これだけ人が通れば、会うことはないと思う。

今回、焼山でライチョウに会えたのは幸運だったか。

紅葉は上部は枯れているように思う。

鬼ヶ城(鬼ヶ岳)のようだ。手前の荒々しい雷菱、先の黒菱山も気になるところ。

残雪期に、妙高外輪山なども含めて登りに行きたい。

そうなると、やっぱり山スキーで行きたいところ。

天狗ノ庭付近は、言うまでもなく素晴らしい。

高谷池ヒュッテとテント場。絶好の場所。

人も多いので、それに合わせ、ゆっくりと楽しんだ。

高谷池ヒュッテのすぐ先、アルプス展望場がある。こじんまり。

五竜岳から白馬岳が特に良い。

右奥には、鉢ヶ岳。左奥は、立山

静かに楽しみつつ、小休止。

ぬかるみがその後はあるが、気を抜いて歩ける。

黒沢岳のトラバースでは、展望が良い場所が複数ある。歩いてきた焼山から火打山が感慨深い!

名残惜しく、紅葉と火打山を楽しむ。

黒沢岳を南面から振り返る。

黒沢岳のトラバース地点から見るに強烈な笹薮で、ほぼ取り付く島もない感じ。

弱点あっても往復で1時間は最低見ておかねば無雪期は踏めないだろう。やはり残雪期しかない。

富士見平を過ぎる。

飛び石を交えて下っていく。紅葉も気になり始める。

紅葉の回廊。

十二曲り。ここから、紅葉のハイライト。

何と美しいのでしょう。思わず、感嘆。

ブナの樹肌の白さに紅葉が映える場所も多かった。

全然足が進まなくなった。

黒沢橋を渡ると、紅葉のハイライトはいったん終了。

再度、木道が続く。

ブナ林の中を行く。気持ちがいい。

下部、再度、紅葉が増えて、飛ばしていくはずが、足止めされる♪

自宅にも、こんなに綺麗に紅葉してくれる庭木があればなぁ・・・、と思うが、こういう環境なのでより美しくなるのだろう。

大満足で下山。

周回、完了。

出発時より、車はだいぶ減っていた。

火山に挟まれた火打山も、また良かったが、今回は、焼山が主目的で楽しめた。

下山後、paypayの20%バックキャンペーン中の長野市へ出る。

日本酒を買いに行って、ラーメンを食べて終了♪

裏金山・新潟焼山・影火打・火打山 / Argonさんの裏金山焼山(新潟県妙高市)火打山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

万太郎谷本谷 2日目 谷川岳(オキノ耳・トマノ耳)一ノ倉岳 茂倉岳 矢場ノ頭

何度か冷気で起きたが、十分に休めた。

焚火を試みるが、小枝が燃えるだけで、10分ほどで消えてしまう。

下のみだが、冷たい装備を着るのは苦痛。

源頭の雰囲気の沢を上がっていく。

ぬめりは当然強くなっていく。

しっかり濡れる場所もあるではないか・・・。巻けるけれど、水流の方が楽なので。

泊まった場所以外にも幕営適地があるか見たが、見当たらず、あそこで良かった。

伏流になると、水の復活は2回程度。たっぷり汲んで下山に備える。

乾いた岩は、ラバーが良い働きをするので楽々。

かなり上がってきた。右手を見ると、オジカ沢ノ頭?

紅葉ととても映える!当然、左の本峰の稜線も。

ウツボグサか? 花は殆ど無いので、貴重だ。

ここで、カメラレンズが曇ってしまい、困惑する。

藪は薄くて、笹などが少し被さる程度で苦労はしない。

無事に肩の小屋手前に詰め上げて、小屋で着替えて休憩する。

人は割と少ないので、一角でお店を広げて、濡れものは乾燥。

コーラをK君からご馳走になる。間違いない旨さ♪

カメラレンズも湿気が抜けたようで、撮影できるようになって安心!

歩いてきた西側の絶景を楽しむ。

俎嵓(まないたぐら)や川棚ノ頭は意外に高く、高度が60m程度しか変わらない。

万太郎谷を俯瞰。

遠くの山は何だろうか。

紅葉は、遠くからの方が楽しむには良い。

万太郎山まで歩いて下山とすると6時間程度要するようなので、谷川岳を経て茂倉岳から下山する方が1時間くらいは早そうであり、楽ができるのでそちらで。

南面も展望は良い!

一投足にトマノ耳へ。

人が多いので、撮影してゆるりと先へ進む。

西黒尾根。登りに来ることがあるかな?

向かう先、オキノ耳。湯檜曾川から上がってくる険しい尾根も素敵。

茂倉岳への稜線も紅葉も、今日は最高!

花は咲き残りが僅か。

谷川岳はこれで制覇。

写真を撮るのと、景色に見とれてしまい、ペースは遅い。

被写体となる赤い実。

そして、紅葉。賑わうオキノ耳の頂上。

こんなところに、浅間神社奥の院・・・。不思議。

振り返ると・・・、全く足が進まない景色♪

途中に遭難碑。一ノ倉沢付近は特に険しいし、流石死者トップの山。

左の岩にクライマーがいるのを発見した。

一ノ倉沢の幻の大滝もいつか行ければいいなぁ・・・。

振り返る。異形の東の尾根と岩峰が目を惹く。

東西、尾根を挟んで対照的だ。

日差しがきついが、紅葉とのセットはたまらない。

一ノ倉岳。笹が茂る。穏やかな山頂。避難小屋があった。

中芝新道、そういえば、旧道通った時に分岐見たな。こんなところに出るのか。

北の山。八海山など。

池塘っぽいところ。草紅葉も楽しむ。

相変わらず、写真撮りまくり!

K君は鈍足の私より先へ。

笹の海。万太郎谷と歩いた稜線が感慨深い。

茂倉岳。北の山も一望。

武能岳は今回は見逃してやる・・・。(行く気無い)

ここから茂倉新道でがっつり下りが始まる。

こちらもね、変わらず紅葉と展望で中々ペースは上がらない訳ですよ。

カメラ、レンズが復活してくれていて良かった!!この光景を収められる。

茂倉小屋は、大工さんが仕事していた。

紅葉に、秋の花を存分に・・・。

トンボが飛び交う。万太郎山のギザギザ、覚えた。

まだ幾つも登りたい沢がある。

矢場ノ頭。尾根の肩。

ここで、先の茂倉小屋の仕事をしている方とK君が話すのを聞く。

中々大変なようで・・・。この方には、今の仕事は合っていないようですね・・・。

ここから、樹林となり、展望も見えなくなるので、ペースが上がる。

途中の巨木。

整備は良好だが、滑る地面や木を縫うような場所もあったりする。

下部はブナ林となり、悪くない。

暑さはそれほどではないので、問題なく登山口へ到着。

手前は泥沼化していたが、沢靴なので、かまわず突っ切った。

ここから、車が通れる道を行く。

振り返る。蓬沢から降りてくる車が結構いた。

さて、ここで荷物をデポ。K君に任せ、車を取りに行く。

2㎞もないので、大した距離ではない。

途中で靴も綺麗に、水浴びもして、少々すっきりできた。

駐車地点に戻ると、治山か?仕事関係者が集まっていたのが少々気まずい・・・。

さっさとK君の待つデポ地点まで車で移動して、着替え。

その後は、K君に調べてもらった店に行き、夕食。

運転してくれるとのご厚意に甘えて、日本酒を飲ませてもらう♪

地酒のひやおろしを2種、地ビールを飲んで大満足!!

本当に感謝!!

 

初日はどうなることかと思ったが、沢の内容も十分であり、二日目は素晴らしい稜線歩きができて充足感が大きい沢登りとなった。

沢納めまで、あと2回は行きたい・・・。

万太郎谷本谷 谷川岳(トマの耳・オキノ耳)・一ノ倉岳・茂倉岳・矢場の頭 / Argonさんの茂倉岳谷川岳一ノ倉岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

万太郎谷本谷 1日目

今年初の沢泊まり。頼れる相方K君とともに。

谷川岳エリアは、8月を過ぎてからが旬だと思っている。

ここ数年は関越トンネルを越えることがなかったが、湯沢ICで高速道路を下り、吾妻新道の登山口方面へ。途中、ダートになるが、問題なく、駐車スペースへ到着。

天気の回復が遅れているようで、どんよりの空模様。

左が万太郎谷であり、流れる水音を聞きつつ、駐車地点から僅かで、チェーンゲート。

10分そこそこで、吾妻新道を右に見送り、林道終点。

ここから入渓となる。増水している様子は感じられない。

序盤は河原歩きが続くか?

毎度のことながら、こうなると花を楽しむ。ダイモンジソウがとても多い。

しかし、予想を裏切り、綺麗な沢床が!

洗練された石畳のようだ。緑がかって美しい

この様子では、下部でぬめりに苦しめられることはないだろう。

釣り師がいらしたが、快く先へ進ませてくれた。感謝!!

少し青空も遠くには覗かせ、期待は上がる。

ウォータースライダーやったら楽しいに違いない!

滑床を楽しみながら進む。

4m滝。泊まり装備でなければ、右の直登を試してみたいが巻く。

変わらずの美しさ。わざわざ、沢床に下りて楽しむ。

長年の水の力でこうなったのだろう。月並みだが、自然の造形美という他ない!

トンネル換気口が見えてきた。遠目では分からなかったが、近づくととても巨大だ。

天気は回復の兆しは全く感じられず、むしろ悪化。

その先、沢が右に屈曲。

鉄砲水のせいだろうか、水の先は空間が広い。

序盤のお楽しみ区間へ。

右の滝がオキドウキョ沢。

ゴルジュ、トロ場となっている。左壁をへつる。
泳ぎでもいいが、右壁に上がるのが疲れそうなので、そのまま進む。

残置ハーケンが幾つかあったが、錆が酷い。落ちても水で怪我しないので、ロープも出さない。

最後、空身で泳いで3mくらいの滝前まで行って遊ぶ。

一度、がっつり水に入ってしまえば、寒さも大したことではなく、面白いものだ。

ザックが水を吸うを嫌い、この3m滝は右から巻いた。巻きには、用途の分からない残置スリングがあり、頂戴する。

小さめの滝を通過していく。

これは、胸まで浸かって右壁から登っていく。K君先行で危なげない。

倒木が景観を損ねる滝があったが、ここだけで少ない。

岩が白く明るい。晴天ならば、尚映えるだろう。

振り返る。支流は、大栗沢か。

小滝ばかりだが、深い場所も多く、主にへつりながら。

左岸、滑が20m近く落ちていた。

左から簡単に越える。

小滝が多いが、相変わらず深い場所がある。

へつりもぬめりが出てくるので、少々油断ならない。

イワショウブが草付きには多い場所があった。

危険は無いが、天気が・・・。暗い。

右岸からの支流。

美しさは依然変わらない。

そして、ハイライトへと続く。

一ノ滝。25~30mらしい。

左右は登れるようだが、時間短縮したいし、荷物が重いので、観賞だけ・・・。

右から巻いていくが、藪がちょっと面倒で予想より時間がかかった。

その後は、特別何もなく、二ノ滝へ。

10m程度。見栄えは良い。休憩して、右壁から登る。ここは簡単。

小滝と滑が続く。雨が落ちて、ガスがかかる・・・。

こんな天気になるとは。やはり、回復どころか悪化している。

トイ状の滝4mくらいか。水流はやめておく。

ミソガワソウの咲き残り。しっとり、そして儚げ。

いよいよ三ノ滝のお出まし。

左が三ノ滝、右は三ノ滝沢の支流が滝となっていた。

天気も相まって、威圧的!!15mくらいか。

ひとまず空身で、右のバンドから滝身に近づき、残置ハーケンを発見。直登ラインを見つける。ここは、荷物が引っ掛かって嫌だ。

予想外に酷くぬめっており、荷物が重いのもあり、空身でロープを出してトライ。

落ち着いていけば、残置ハーケンも見つかり、カムで中間支点を追加しながら下段は突破。

滝上は、破断したハーケン1本、錆びまくったハーケンが2本あったが、カムで補強してピッチを切る。

まずは、荷揚げ・・・。途中で案の上引っ掛かり、大変だったが、何とか引き上げた。

ザックの雨蓋が少し損傷してしまった。

K君は、荷物を背負ったまま、テンションかからずにスムーズに登ってきた!見事!

さて、上段は・・・。

20mくらいか。こちらは、傾斜が緩めでウェルカムな印象。

水流近くや左も行けそうだが、右の小さい支流を上がり、草付きへでピッチを切る。

とても簡単そうに見えたが、ここもめちゃくちゃぬめっており、少し緊張した。

本流から水はどんどん浴びるし、この支流はとても水が冷たく、寒くなった。

草付きは、K君がリードし、危なげなく落ち口付近でピッチを終了。

雨でびしょびしょ。小滝をさくさくとこなす。

泊まり場を探しながら進むが、一人ではどうにでもなるが、二人分となると良い物件が出てこない。

出合の小高くなった場所も良さそうに見えたが、その先の右岸で終了。

整地し、タープを張った。乾いた服に着替えると、もう快適♪

焚火は全然駄目だが、十分に満足。

食べまくって、酒も少し飲んで就寝・・・。