スキーでしか志賀高原には来たことが無かったので、夏は新鮮だ。

この標高1700m地点から出発して、周回する予定。
車道をルピナスやニッコウキスゲなどを見ながら少し歩いて、スキー場へ。

コース内を歩く。ここは登山道なのか、よく分からない。
先で重機が作業していたので、藪を漕いで林道か作業路らしい道に出る。

たまに舗装区間が僅かに出る。

ゴゼンタチバナは多い。旬は過ぎて、少々痛み気味。

食虫植物、モウセンゴケも!!赤が目を惹く。

美味しそうで、沢山あったので1つ食べてみる。野趣あふれる酸味と甘み。

ベニバナイチヤクソウも終盤のようだ。

道は概ね良いが、一部、笹が被さる。

草津峠の分岐。ベンチとコースタイムの入った標識あり。
左に折れて鉢山を目指す。
出発時は、晴れ間も僅かにあったが、雨が落ちてきた。
滑りやすい笹の仮払いもぬかるみもあり、意外に注意が必要だ。

鉢山。展望は無く、火口も当然見えない。通過点の印象。解説がある。

足元にはカエルが飛び跳ねる。何ていうカエルなのでしょうか。

今日の様子では、赤石山まで行くのは時間的に難しいと判断。
四十八池へ向かう。

予想はしていたが、濡れた笹が厄介。
傘を盾にして、突っ切る。下はぬかるんで、深い水たまりもあり、快適ではない。

レイクハウス、トイレもある。
東屋で雨対策をして、四十八池へ・・・。


早速、アヤメが迎えてくれる!!
ヒオウギアヤメなのでしょうか。湿地なので、アヤメなのかどうか・・・?
撮影大会になること必至の光景が広がる。

雨の湿原も美しい。幻想的だ。

ワタスゲが多い。

ぽつんとしたのもいる。

ツルコケモモ。うつむいている株ばかりなのが残念!
木道の上からなので、どうすることもできない。

トキソウでしょうか。こちらも下を向いてしまっている。

キンコウカ。咲き始めが多かった。

結実。星形が面白い。

コバイケイソウ。傷んでいる。この株だけしか見つけられなかった。

マルバシモツケかな。

後ろ髪を引かれる思いだが、そろそろ。

再度、振り返る・・・。秋の草紅葉もいいだろうなぁ。
この先、傾斜がきつくなり、落ち着いた頃、裏志賀山の分岐。

ここは東の展望いいんだろうなぁ…。

オノエランを発見するが、もう完全に終盤・・・。

志賀山神社が山頂。裏手が最高地点か?それよりも手前が少々高い気もする。
北は晴れていれば、大沼池が望める展望場所となっているはず。
戻って、志賀山へ。

南側に幾つか池がある。こちらは、黒姫池かな。雨足が強まり、普通の雨だ。

志賀山まで僅かとなる。


志賀山。三等三角点、点名『志賀』。
展望はある程度あるのだろうが、今日は無論あるはずもなし。
ピークハント目標は達成した。蒸し暑さは感じるので、喉を潤し、下山にかかる。

すぐ先には休憩場所。

周囲の緑の美しさに見とれていると、水たまりにはまりそうになる。

どうやらここが、志賀山登山口となっているようだ。格段に歩きやすい遊歩道となる。
巨木もあって、中々良い。

渋池。ここは期待していなかったが、どうして素晴らしい!

ニッコウキスゲが特に元気。

写真を撮って、ゆっくりしてしまう。

ここでは、ツルコケモモを正面から見ることができた。
雨が殆ど止んできて助かる。
前山湿原へ。

青空が出ている!

リフトの終点になっている。整備はばっちりだ。

志賀山らしき上の方は、やはり雨のようですね。

進むにつれて、ミヤコグサが群生するようになる。
スキー場のコース内と思われる場所を下っていく。

トリアシショウマ。ふわっとして良く見るといいかも。

オニアザミも荒廃地には合っているようで、沢山あった。

鳥の撮影を試みる!ホオジロっぽい。
じっとしてくれていたので、何枚か撮れた。

お!!目が合った!!何だか嬉しい。

あとは一直線に下山。砂利が浮いており、油断してひっくり返りそうになった・・・。
入口には、ニッコウキスゲが咲き乱れる。



ノハナショウブなのかな?混じって僅かに。
撮影しすぎで、梯子の時間はほぼ無くなってしまったが、満足!
鉢山・裏志賀山・志賀山 / Argonさんの志賀山(長野県)・裏志賀山・鉢山(群馬県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ