日本百名山　〜瑞牆山(2230m)〜

本日は早朝出発！
ちょっと天気が心配ですが、どこかに行かずにはいられません。
残雪豊富であろう、2000m超の山へと。
どうしても、林道が開放される前に、瑞牆山方面から金峰山へ挑戦したいので、視察も兼ねて、瑞牆山へ向かいます。
路面凍結も全く無く、終点まで行けるのはありがたい！
なので、思ったより早く、瑞牆山荘に到着しました。
さて、準備を整え出発！！
とりあえず、登山口の写真を、っと。
･･･････、？？？
ん！？　やべぇ！デジカメ、家の入り口で置き忘れた！
不覚･･･。

仕方なく、携帯電話のカメラで撮影ですよ･･･。
瑞牆山までは、約3時間か。
登る人も沢山いるはずなので、歩きやすくなって、2時間半ってところか。
雪も凍結も殆ど無く、富士見平まで軽快に。

ここで、金峰山は更に南東へと登っていきますが、瑞牆山は一度下って登り返していきます。
期間外の幕営って、勝手にやっていいのかな･･･。
どちらにせよ、人の気配など全くありませんから大丈夫かな？
やる時は確認しておこう！
小屋から少し進むと、凍結が殆どで、アイゼンを装着して進みます。
うわ〜、楽だ♪　絶対に夏より早いし楽だ♪
ぬかるんで滑ることもなければ、岩に乗ってバランスを崩すこともない。
ただ、アイゼンの爪を引っ掛けないようにするだけでいい。
急な下りも登りも問題なし♪
沢まで降りて、近くのベンチで一休み。
ここからは、急勾配が続きます。
シャクナゲが茂っているので、その時期にはさぞ綺麗なことでしょう。
岩の間を縫うように登っていくのですが、結構寒いぞ･･･。
大ヤスリ岩の横を通り、山頂が近くなる頃には、風も強くなってきて、嫌な天気に。
それでも、めげずに何とか山頂に立てました！

山梨百名山、34番目、瑞牆山、制覇！！
日本百名山では、3番目です。
南から岩峰に当たって吹き上げる風は、たまらん･･･。
体感温度はマイナス5度ってところかな。十分に我慢できる範疇ですけど。
雲の層が何層にもなり、南からひっきりなしにやってくる。
雪も断続的に、はらりはらり舞うことも。
近くの、小川山や金峰山でさえ、山頂が見えない！
快晴ならば、さぞ八ヶ岳の眺望は素晴らしいんでしょうね。
ですが、これはこれで幽玄な雰囲気がいい♪

鋸岩方面もこの通り。
大ヤスリ岩も、雲の切れたのを見計らって撮影！

瑞牆山らしい、圧倒される岩峰群ですね。
山頂で、寒さに耐えながら、1時間以上、休憩・軽食も取りながら、天気の好転を待ちましたが、無駄でした。
下りは、走るように降りられます♪ 一気に、沢まで下って、一休み。
ん？この辺も雪か？パラパラと氷の粒が･･･。
どうも、雲行きから察するに、まだ序の口のような感じ･･･。
ハイペースでどんどん戻ってしまいました。
予想通り、バイクを停めた所まで来た頃には、吹雪みたいになりやがりました。
飛び乗るようにして、帰路につきました。

しばらくは、アイゼンさえあれば、夏よりも歩きやすい状態なので、金峰山まで十分に行けそうです。
調子が良ければ、更に、国師ヶ岳までピストンできるかも。
今回はハイペース過ぎたので、シャクナゲが咲く頃、横尾山とセットでゆったりと登りに来よう♪
今日一番の失敗は、デジカメを忘れたことです。
持って行くものは、チェック表を作って対処しよう！