遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

新倉山 御殿 霜山 天上山(嘯山) 森ノ山 礼ヶ岳

最近、花見しかしていないが、今日もそんな類の動きで・・・。

観光客が多いので、全く行く気にならなかったが、植物を目当てに重い腰を上げる。

河口湖畔東の稜線を周回することにした。

新倉山駐車場は、到着時はまだ空きが十分にあった。

観光客は多いので、足早に階段を上がる。

忠霊塔の前には、スイセンフキノトウがあった。

梅は端で慎ましく咲いていた。桜は開花には遠い印象だ。

定番の写真を撮ってさっさと移動する。

東に進んで一枚。薄日なのが残念だが、富士山がすっきり見えるだけましと思うことにする。

賑やかなその周辺を新倉山へと少し進めば、静かなもの。

アカマツが多い。道はすこぶる歩きやすい。三ツ峠の一角と考えれば当然か。

コヤボウキのドライフラワーのようだ。

植林で人工臭も漂う不思議な雑木林。

岩穴には小銭が置かれる。

冷ややかな目を向けてしまうが、右に移すとシダがいて和む。

このロープは何の目的があるのだろうか・・・。東にはキーホルダーみたいなものがぶら下がっていた。

テレビアンテナ? 役目を終えて久しいようだ。

何だろうか。しばしば見る。フレッシュな緑は見られない・・・。

新倉山、着。恐らく、黄色テープで囲われ横たわるものが山頂標識に違いない。

ここは通過点という印象で、危うく先のピークまで行ってしまうところだった。

って、あれ?四等三角点、『宮林』・・・。全く感知せず素通りしていた・・・。

その先のピークの西面からは、展望が得られる。

南アルプスまで見られた。この天気では望み薄と思いきや、意外に見えるものだ。

その少し先が、御殿。

整備はほぼ完了しているようだ。南面拓けて、休憩するには適した場所。

色々人工物はあった。

中央右、大きく目立つのは、御正体山でしょうか。

行こう行こうと思っているが、植生観察しながらでないと、もう行けないと思う・・・。

スイセンは植栽だろう。彼岸花のような葉も手前にあったが・・・。

這いつくばって写真を撮っていたところ、ハイカーが挨拶して通過していく気まずさ。

ここで、片方のカメラがバッテリー切れとなった。そちらは、花を撮るためにはレンズが今一つであることや使いこなせていないないので、まぁ・・・。

追いつくことはなさそうな距離をとってから、私も北上する。

左の標識には何も書いていないが、道型は十分認められる。しかしながら、人気は全く無さそうだ。

少し勾配はきつくなるが、ぬかるみが僅かにあるだけで問題なし。

緑といえば、このくらい。マルバイチヤクソウでしょうか。

葉が一つしかない株もあって、なんだか不憫に感じた。

スミレらしき葉は一定見られたが、開花まではしばらくありそうだった。

霜山手前で分岐となる。先ほどのハイカーに追いついてしまうが、行先は違った。

右に見えている稜線で下山するのだ。

霜山。朱塗りの三等三角点、点名『新倉組』。組!?

三等としての点名には、何だかちょっと新鮮。

展望は無いが、もう今日は最初から十分に見ているので、さっさと先へ。

道はかなり深くなっていた。振り返って一枚。

トラバースもしながらサクサクと。

先も似たようなのを見たな。

林道が右下に見えると思ったら、分岐あり。

そちらには下りずに山道を行く。

変わり映えしない道を進んで、林道に合流。

ゲート起点だった。スイセンがあるが、ここでも咲いていない。

更に歩きやすくなった稜線の道を進む。

トリカブトでしょうか。ここまで残っているのは見たことが無いような気がする。雪でよく折れずに残ったものだ。

立派に整備されている! 階段なので疲れるが。

先のピークまで登りをこなすと・・・。

手製の山頂標識があった。ここは名前があるのか?調べても古女山はヒットしない。

山名の出典など見てみたい。

北面を振り返る。ほぼ里山だが、結構距離はあるように見える。

お次のピークへ。

天上山。嘯山と別名があるらしい。へ~。

ここでは何人かいた。ロープウェイで登って、そこから足を延ばすには僅かな距離だろう。もっといるかと思った。

やや東に四等三角点、点名『大惣利』。

向かう先で写真をずっと撮っているグループがいるので、東から適当に下ることにした。

これまでより歩きにくいが、特別問題なし。

途中で指に棘が刺さった!何か掴んだわけではなく、ただ歩いていただけなのに・・・。

道はあるようだったが、回り込みがどこまでなのか不明なので、稜線を下る。

林道が見えてくると、再度その道と合流したようだった。

林道に降りるところ。ここは崩れてしまって、ロープがないと、とても面倒な場所になっていた。

林道歩きは20mほどで、再度山道へ。

ダンコウバイですね。高いところに咲いているので、中々撮影しにくい。

917m高点は、森ノ山というらしい。

ただの通過点・・・。植生も特に面白みはない。

お次、913m高点は三角点を有している。

礼ヶ岳というらしい。手製標識は真っ二つ。

四等三角点、点名『水川戸』。

一度歩けば十分だろう。そんな場所。

道はここから右寄りに付いているが、無駄に西に向かいそうなので、稜線を下る。

藪っぽいが許容内だ。

最終段階、有刺鉄線にたどり着く。

それに沿って下ると、トラロープが数ヶ所にあった。それを設置したいほどには急ではある。

ここまで来れば安心。高速道路管理のためと思われる階段を下る。

道端に生える名も知らぬ雑草のみで特別気になるものはなく周回完了。

駐車場は混雑しており、クラクションも鳴り響いてかなわん・・・。

交通整理の人は大変だろう。お陰でスムーズに帰宅はできた。

 

最後に、目当ての花。セリバオウレン!

両性花をアップで。

雄花と両性花。雌花は見られなかった。

しかし、これは保護されていなかったら、あっという間に食害で消えてしまう気がする・・・。

緑を目にすることがこの一角以外では、殆ど無かった。

絶滅する前に、こうして見ておかねばと危機感を覚える1日だった。

新倉山・御殿・霜山・天上山・森ノ山・礼ヶ岳 / Argonさんの天上山(山梨県)新倉山(山梨県)霜山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

様子見

少し前も見ているが、違う場所へ。あの花はどうかなと、少し早いと思うものの見に行ってみる。

荒れそうな感じがあるので、撮影ほどほどに足早に・・・。

お!!いた!!

過去に通っていない場所だったので驚いた。分布域は案外広いのかもしれない。

やっぱりまだ早いのか・・・。

ここで終わりとできず、探索する。

見つけた中では、この株が最も開花が進んでいる。

アップで迫る。

だいぶ早い状態。まだ葉しか出ていない株も見られた。

4月に入る頃には、見頃になるだろうと思う。

概ね多くいる場所は分かったが、その頃、範囲を広げて探索してみようか。

今日見た場所であれば、早めに歩けば15分もあれば十分到達できるし、半日あればかなり把握できるだろう。

藤垈の滝

今日は天気が荒れそうなので、緩く花見。

藤垈の滝に先日に続いて訪問。

ツバキは端に追いやられている感はある。

さて、ミズバショウは・・・。

前回よりだいぶ進んでいた。これは十分に楽しめるレベル。

来週にはかなり良いのではないかと思う。

続いて・・・。

先日見た場所のニリンソウは、開花が進んだ。

違う場所でも咲いているのを見つけた。

まだまだ序盤。2週間くらいは楽しめそうな感じ。

こういう風に開花が進んでいくのか!

そして、最後。

一角に植えられたミツマタ

1本だけで少し寂しいような気もするが。

桜が開花する頃がちょうど全てを楽しめるかも。

春本番

山梨でも手軽にハナネコノメは見られるのだ。

今年はもう咲いているだろうと踏んで行ってみる。

盆地より、山の方が幾らか花粉症がマシな気がする。

ハクセキレイに導かれて。

さて・・・。

無事に発見したものの、あれだけあったはずの株がいなくなったよう。

まだ時期が早いのか、大水で流されてしまったのか・・・?

開花しているのは2ヶ所しか見つからなかった。

時間をおいてまた再訪しようと思う!

藤垈の滝

近年のお気に入りとなった藤垈の滝へ。

入口の紅梅は見頃。

すっかり春の陽気。

多くはないが、アオイスミレも開花していた。

さて、ミズバショウは・・・。

早いですね。あと1週間は必要かな。

ミズバショウがそんな様子だったので、ニリンソウは咲いていないだろうと思っていたが、3株咲いているのを発見した。

2週後くらいが良いだろうかと推測する。

その間にさっさと花粉がどこかに行ってほしい・・・。

花園探索

山中に咲くセツブンソウを探しに、仕事上がりで今週も!

だいぶ記憶が曖昧だが、恐らく見つかるはず・・・。

アプローチは徒歩で概ね1時間もあれば十分。途中の植物も見ながら向かう。

シュンランは30株は見たと思う。

花芽はあるが、咲いているのはこれだけ。

雪で埋もれていないかどうか不安が少々あったが・・・。

道中、イチヤクソウを僅かに発見。

そういえば、咲いてはいないのを過去にも見たなぁ。

カタクリの葉はたくさん出ている。

カタクリがいるのであれば、きっとあの花も見つけられるはず。

そして、1株目を発見!!

周囲を見渡すが、目視できる範囲には見つけられない。

記憶では、もっと群生している場所があったはず。

そして、凄い数の花を見つけることができた。

下部は散り気味だったが、上に行くにしたがい見頃となった。

見事な群落。こんな場所がちらほらと存在していた。

市川三郷の規模の何倍もあると思う。

ようこそ!と言われているような子にも会う。

前ボケを狙うが、まだカメラとレンズをうまく使いこなせず・・・。

雪の間から健気に咲く姿は、本当に素敵だ。

岩に写るシルエットもまた良し。

立ち姿もやはり素敵。

日が傾いてきたが、まだまだいる。

上の方では、これからという株も複数。

雪に埋もれているものもありそうなので、まだ2週間は楽しめるのではないか。

人工的なサークル。炭焼きか何かの跡の模様。

今更、山頂を踏むのに価値は見いだせず、ここで戻る。

最後に、カチッとした写真。

アップでも・・・。

2時間近くもウロウロしたり、ゆっくり眺めたり楽しんだ。

先週のセツブンソウは残念だったが、今回は期待を遥かに上回った♪

早川町

ゆったり時間を過ごす。

それは、大好きな早川町で。自家用車で行ける県道の最北、奈良田へ。

ずっと行きたかった、鍵屋さん。

cafe-kagiya.com

玄関には、ロウバイ梅の花が生けられる。

築200年とのこと。

『白鳳味噌のキノコと鶏肉の生パスタ』。

かねてより食べたかった!早川町産のキクラゲが入ったパスタ。

白鳳味噌は田舎味噌で濃い感じだと思っていたが、これは白味噌のような見た目。

美味しい要素しかない!

プレートは暖められて、最後まで冷めずに食べられる気遣いが嬉しい。

味変できるように、自家製らしいタバスコ。これまた・・・。タバスコは余り好きではないが、これはいける。酢がそこまできつくなくて、唐辛子の爽やかさが心地よい。

鹿肉のトマト煮も、パンが2つ付いて、とても美味しい。トマト煮は、自宅でも作るがこんなにトマトと鹿肉の相性が良いとは・・・。臭みは全く無い。

雨畑の紅茶。

これは、本当に美味しい!!

この茶葉を見れば納得だと思う。とにかく、えぐみが少なく新鮮なのだ。

鍵をモチーフにしたものも、箸置き筆頭に複数見られた。

雰囲気も含めて大満足。

観音様にご挨拶。駐車場付近におられる。

時間的にどうかなと思ったが、赤沢宿へ。

3回目だが、日中に一度も来た試しがない。

またいつか・・・。

フクジュソウは、まだしばらく見られそうな様子。

セツブンソウは限界。来週は散っていると思う。去年より少し少ない?

斜面の中腹の群落は、もう少し楽しめそうだったが。

花粉症酷く、外出が億劫だったが、このくらいならば行けそうだ。