遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

日本百名山 〜大菩薩嶺(2057m)〜

更なる冬山でのレベルアップを図るべく、今日もまた・・・。
山梨百名山というだけでなく、日本百名山でもある、大菩薩嶺へ☆
ピッケルも更に加えて、フル装備で出掛けます!


国道ですが、まだ日が昇り始めたばかりなので、日陰の凍結が怖い!
裂石の雲峰寺の駐車場に停めて、歩いていきました。
20分くらい歩くと、いよいよ、丸川峠へと向かう登山口に出ます。
林道は雪のせいか?ゲートが封鎖されていました。

踏跡があるので、迷うこともなく順調に進めました。
流石、日本百名山、雪が結構降ったのに、登る人多いんだな〜。
積雪は30cmくらいはありますが、トレースしていくので、非常に楽です。
急なところも少しだけありましたが、アイゼンも必要なく、ひたすら登る!
下りでは、絶対に必要ですが・・・。
展望は開けませんが、雪景色を楽しみながら進み、丸川峠に到着です☆

木がなく、雪原が広がり、遠くに富士山も拝めます。
ここで、しばし軽食を取りくつろぎます♪
山小屋には、人の気配もなく、まったりです。
今回は、中々荷物が重いのですが、ペースもゆっくりなのもあり、ここまではあまり疲労感や重量感がありません。
最高点を目指し、また登りが続きます。
コメツガの林と雪のセットが、美しい〜♪
樹氷のようになっているところもあり、冬山然としています。
そして、大菩薩・最高点へ到着☆

山梨百名山、25番目、大菩薩嶺、制覇!!
日本百名山では、初ですね〜。
展望はありませんが、この厳冬期にピークを踏むのは、達成感が違います。
しばらく、進むと、いよいよ展望が開けて、見事です♪

ここは、雷岩っていうのかな?
南アルプスも遠望できて、素晴らしい!!
なのですが!、何という強風だ!?
とてもじゃありませんが、風に顔を向けることなんか痛くてできません。
フードを被って、大菩薩峠を目指して、稜線を進みます。
前に登っていった人は、ここから下山したようで、稜線のルートは踏跡がなくなり、スノーシューなしでは、進むことはできません。
片足を突っ込んだら、腰まで埋まりました(汗)
スノーシューを付けてからは、快適過ぎます♪
本当に、買ってよかった!と心底感じます。
誰も歩いていない雪原を軽快に、富士山を眺めながら・・・。
嗚呼・・・、何と空の青いこと・・・。雪とのコントラストで一層引き立ちます。
ひとしきり、下った賽ノ河原の避難小屋で、昼食を取りました。
正に、避難小屋でしたね。風が無いだけで、こうも違うものかと。
今回も、ペットボトルの中身は完全に凍りました。
ガンガン叩いたり、振ったりして、シャーベット状にして飲む羽目に・・・。
やっぱり、次はコンロを持ってこよう!
一度、少し登り返し、また下ると大菩薩峠でした。

中里介山の文学碑がすぐ近くにあります。
また、小説を読み返すかなぁ〜。あんまり、記憶に無いし。
しかし、旧青梅街道はこんなところを通っていたのか・・・。
冬なんか、たまらんでしょう。
彼の名をとった、介山荘に他に登山者がいました!!
平日だから、ちょっとビックリしましたが。
いよいよ、ここから、下山開始です。
いくつも山小屋を通過しながら、上日川峠まで下り、一休み。
ここからは、スノーシューも必要ないと判断し、外して登山道を下りました。
途中にある、第一、第二展望台とも、そんなに景色は良くないんですが・・・。
さして、急でもないので、足にも負担が掛からずに、無事に戻れました。
ピッケルのお世話になることもなく、安全で満足な登山でした☆

  • 今回の改善点
  1. 目だし帽を入手する!
  2. ゴーグル、サングラスを持っていく!
  • 本日の行程  *時刻は出発時刻

駐車場(7:45) → 登山口(8:10) → 丸川峠(10:40) → 大菩薩嶺(12:00) → 雷岩(12:20) → 賽ノ河原(13:00) → 大菩薩峠(13:40) → 上日川峠(14:40) → 駐車場(15:30着)