山梨百名山　〜杓子山(1598m)〜

1ヶ月ぶりの登山。もといハイキング。
ヌルイ山で足慣らしをと思い、富士吉田・忍野にある山へ。
不動湯のある林道を行っても最短距離でも良かったのですが、私はひねくれ者なので、鳥居地峠から往復することにしました。
どこから登るのか大して下調べもせずに行ったので、トンネルを抜けてすぐの所から歩き始めました。
しばらくすると、標識がありました。

高座山を経由して登ればいいので、これに従います。
すぐに林道を挟んで、また怪しい道を登りましたが、ここは、そのまま林道を歩いた方が良かったようで、100m程進めば、そこが鳥居地峠で、ゲートがありました。
行きは本当に適当に登っていきましたので。
植林帯を少しばかり歩き、また林道に合流し、進むと、登山口に。

夏ならば、ここまで楽に来られるのでしょう。
まあ、大した距離ではありません。
薄日ながら、それ程寒くなく、富士山にも雲はかかっていません。

5分程度登れば、すぐにこんな景色に出会えます。
カヤトの原が広がり、爽快・開放感があります。
下から火事になったら、あっという間によく燃えそうだなぁ、などと変なことを･･･。
それにしても、この道、完全に直登！
しかも、南面でぬかるんで、とんでもなく歩きにくいです。

登る時間が余りに遅すぎましたね･･･。
クラストした雪面の方がマシですよ。
滑るし、ぐっちゃぐっちゃして不快極まります。
リハビリ登山にしては、ちょっと辛いんですけど･･･。
たまにロープがありますが、大して役には立ちません。
そして、まずは高座山へ。

四等三角点で、景色も中々です。
風が出てきて、少し肌寒いので、さっさと進んでいきます。
やっと、ぬかるみも少なくなり、今度は、雪の登山道を下って、送電線まで。
作業路を右手に見送って、どんどん進みます。
そうして、不動湯林道に合流です。
ここのすぐ上は、ハングライダーの発着所になっています。

富士山を見ながら、飛翔するのは、さぞや爽快でしょう。
今の時期は、寒くてちょっと辛いかもしれません。
しばし、眺めを楽しんで、登っていくと、また、難敵のぬかるみが･･･。
うんざりです。ラッセルの方がまだマシですよ。
やっとの思いで杓子山ピークへ。

山梨百名山、86番目、杓子山、制覇！！
三等三角点と、御先代山杓子宮の祠がありました。
また、ベンチとテーブルが2つずつあり、ゆっくりできます。
山中湖は凍っているように見えました。

雪田が寒々しい景色ですね。
汗が冷えて寒いので、上着を着てしばらく休んで、さっさと戻りました。
注意していましたが、予想通り、滑って転びました。
何とか、汚れずには済みましたが、もうこんなのは御免です。
帰ってくると、筋肉痛でした。
また、一から鍛えなおさなければなりません。
調子に乗って、甲武信岳に行かずによかったと思いました。