遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

瑞牆

Kさんと瑞牆へボルダリング

ゲートは閉まっているが、元々瑞牆に通い始めたのは、そんな時期なので気にならず。

雪もなくて、思ったより寒くなく岩のコンディションはばっちり!

2週も空いてからのボルダリングを切望しており、前日は気持ちが競っていたせいか、睡眠が断続的となってしまった。

お目当ては、『阿修羅』。

結局敗退!!持ち心地やらムーブやら自分で探るのはとても時間がかかった。

雪もちらつき始めて、宿題だった『背伸び運動』を今日1回目のトライで回収。

3級と甘く見て、前回返り討ちにされたので、気合が入った。

それにしても、『阿修羅』を何とか登って、今年のクライミングの締めくくりとしたかったが、そうは問屋が卸さない。

年内にまた行けるだろうか。

瑞牆

K氏と2人で瑞牆へボルダリング

まずは、『高野聖』を・・・。

ここ、恐ろしく寒い。風が冷たくて体が冷え切る。

しかも、離陸も大変で初手取りさえ厳しい!!

元初段だから何とかなるかも、という目論見は木っ端みじんに散る。

その後、夜岩を見てぬかるんでおりやる気を無くし、『阿修羅 』へ。

ポケットまでもう少しというところが最高高度で敗退!

最後、5級の課題を登り、『背伸び運動』を・・・。

何回かトライして、左手止めた後、思わず右手を少し手前のホールドを取ってしまう。

結局登れず!!

これ程不甲斐ないクライミングは久しぶりだ・・・。

日蔭山 七覚山 たいら山

ライミングは雨のせいで駄目。とくれば、迷わず登山だ。

しかし、朝まで雨が降るので、小雨になってから出発。

行先は右左口峠の付近。

下芦川からのアプローチ。

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車は余地に適当に停めて・・・。

迦葉坂と記載がある道を登る予定。傘を差して歩く。

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それらしき道を適当に上がる。落ち葉で良く見えないが、石畳のようになっているようだ。

ちょっと滑る。

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この馬頭観音の像はいくつもこの先もあった。

年季が入っている。

野鳥発見!

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と思ったら、スズメですか・・・?

つづら折れの道を上がる。整備は良好。

そして、紅葉も中々だ。

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9月には白駒池から紅葉を楽しんでおり、今年は満足している。

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大杉は切り株が残るのみ。湧水も枯れているが・・・。

この辺で、ほぼ雨は当たらなくなり、傘は必要なくなった。

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植林をゆるゆると進んでいくと峠。

左右どちらにも祠が見える。

まずは東から。

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明神造りというのですか。

稜線上は倒木が少々煩い。f:id:Argon:20191123203058j:plain

トラバースして適当に回避。

特別問題なく、右左口峠。

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振り返って一枚。

ここまで車で来るのももう不可能なのか?

横目には北側ゲート入口は閉まっていた気がする。

さて、向かう先は・・・。

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ロープはかなり新しい。少なくとも去年か今年に設置されように感じる。

今日は地面が緩いので、補助にはなる。

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ツチグリか。これがキノコの一種だと以前は知らなかった。

道は概ね分かりやすく、適当に踏跡を辿る。外しても支障は無い。

そして、日蔭山。

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まぁ、毎度おなじみの景色。樹林で展望なく、地味な頂上。

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これまた年季の入った達筆標識。

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三角点は三等。少し風が吹いて、紅葉した葉が乗った。

何だか嬉しい。

ここから引き返す。

途中の914mピークには何かあるか見に行った。

すると・・・。

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捕獲檻にシカが入っていた。罠ですか・・・?

遠目からでも暴れまくっていて、痛々しい。何もしないからやめてくれと思う。

相当数のシカが跋扈しているので、美味しくいただきたい。

サクッと再び右左口峠を越えて、登り上げた峠へ。

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こちらは流造りというそうだ。

稜線は時々倒木があって快適とはいかない。

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ぬた場があった。シカには楽園か?

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七覚山。こちらも地味。三角点も無し。

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お手製の山頂標識はあった。

急角度で曲がって、関原峠へ。

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全く場違いなほど立派な標識があった。

後で調べてみると、中央市が市の最高峰として今年7月には整備したそうだ。

遊歩道と謳っているが、一般人にはどうでしょうか。

目印は概ね豊富にあるが、道の状況は登山道クラスか。序盤は特に少し歩きにくい箇所もある。

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数年もすれば、この標識の文字も殆ど消えるのだろう。

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おそらく新旧複数となった山頂標識。

麓の入浴料割引が写真を持っていけば受けられるようだ。

今までこの『シルクふれんどりぃ』のお湯は温泉ではなく、銭湯だと思っていたが、高アルカリの温泉のようだ。

山の千本桜が咲く時期であれば、利用するかも。

これが、みたまの湯も含めて割引であれば、踏む人も段違いなのではないか。

さて、今回唯一といっていい展望。切り開かれている。

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八ヶ岳がきっと見えるはずだが、今一つ。それでも悪くない。

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ここには地図にはない三頭三角点がある。点名、クイツトウ。

点名の由来は全く謎だ。

ここで小休止。こんな方まで来てしまって、車の回収は車道歩きで憂鬱だが仕方がない。

地図に三帳、大西と記載がある地点目指して下る。

余り期待していなかったが、予想外に最初が少し分かりにくいのみで歩きやすい。

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遠目の山肌もまた一興。殆ど枯れ色に近いか。

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悪くない道と景色。目印はかなり多い。

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もう少し先も紅葉は楽しめるかも。

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川の流れがよく聞こえると、程無くして眼下に芦川が見えてくる。

最後は民家の裏に出る。

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何とも分かりにくい所ですね。

と地元の方に会い、『あんた若いのに、こんなところにわざわざ登るのかい』と。

誉め言葉として受け取ることにした。

用の途中という様子で、昔の様子などを聞くのも憚られ、曖昧な応答になってしまった。

深田久弥氏も『百の頂に百の喜びあり』と残している。

色々な山に今後も行けたらと思う。

車道歩きの最中そんなことを考えた。

 

小川山

先週の取りこぼしを回収しに。

『飛沫』!!

先週からのこともあり、3便で回収などと息巻いていたが、どんどん悪い印象に。

日が素晴らしく当たって暑すぎる。Tシャツでも暑い。

弱いのを理由を付けて、誤魔化す始末だ。

『飛沫ダイレクト』はどうかと思って、3回ほどやったら登れてしまう。

その後、忘却岩で事故があり、救急車と警察が出動していたのを見る。

今日は2件か・・・。穏やかじゃない。

戻って再度『飛沫』をやる。

ムーブが最後まで迷って、結局ヒールをスタートに上げることに落ち着く。

指皮や体幹をだいぶ消費したが、何とかねじ伏せることに成功。

動画も撮ってもらい、嬉しかった。

Kさんは、『忘却の果て』を無事に完登!実に美しい登りだった。

その後、ファイナルファンタジー岩へ移動。

幾つかは美味しくいただく。

が、トラバース課題は地面が低いのでよれる。

『モルボル』は、マントルで指皮が無いのに突っ込んでいいものか迷い、怖かった・・・。

これで、指皮は完全に終わった。

ほぼ暗くなって、Kさんが『ゴブリン』をやっつけたので撤収。

疲れた。

  • 飛沫(二段)
  • 飛沫ダイレクト(二段)
  • ゴブリン(3級)
  • ベヒーモス(1級) 二撃
  • モルボル(初段) 二撃

以上完登。ファイナルファンタジー岩は、グレード1つは緩めに感じる。

でも、下地も良いし、いい課題だったなぁ。

小川山

先週お触りした課題を回収。

『忘却の果てSD』(二段)を・・・・・。

マントルでまさかの敗退を喫してから、休んでまぁ何とか。

その後、クライミング仲間とあちこちつまみ食い。

幻の光』とか・・・。全然惹かれない課題だ・・・。

最後、『飛沫』を回収しに行ったが、惜しいところで敗退!

冷静にいけば、次回必ず登れる!・・・と思う。

石保戸山 ヤブ沢の頭

前回に続き、甲州市を攻略。

もう何年も前から、柳沢峠~笠取小屋間が進んでいない。

起床すると喉が非常に痛く、唾液嚥下でさえもかなりの痛み。

お馴染みの遅い出発。高橋地区へ。

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古刹というより唯の古寺付近まで車で乗り上げる。

TTではこの辺から大人しく歩いたほうがよさそうだった。

ちゃんと電気が来ているのか。

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火の見櫓と公共らしき建物。最早、廃屋。

林業盛んな頃は、ここも栄えていたのでしょうか。

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紅葉を時折見られ、気分は良い。路面からすると、山道を歩いているような感覚で、余り苦にならない。

別荘地のような少し新しい建物もあったが、それ以外は現役ではないだろう。

途中で、重機で作業している場所に出くわしたが、ちょうど休憩となり、通していただいた。

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ゲートが現れる。横から乗越て先へ。

すぐ先の稜線から回り込むように取り付いた。

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鮮やかな・・・。魅入ってしまう。

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稜線上には踏跡、明瞭。

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大ダル林道のようだ。ハイカーが犬を連れて歩いていた。

法面を登れなくもないが、見たところ、沢型を登って稜線に上がるのがいいだろうと判断。

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今日は青空と紅葉の組み合わせは最高。

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林道からの取り付き。鋭角にて道が続いていた。

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カラマツの植林と笹。

刈払いは十分で、とても歩きやすい。

石保戸山へは途中で逸れる。それでも踏跡あり。

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1カ所、展望があった。

ここは堰堤があって、そのため木が無いせいだった。

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のっぺりしているが、どこでも歩いて行ける。

枯れた笹が多少あるので、適当に適切に・・・。

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手製の山頂標識が落ちていたので、拾い上げて掛ける。

そこそこの広さはあるが、展望は無い。

稜線をそのまま進んで山道に合流することにした。

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こんな様子。枯れた笹藪を踏み倒しつつ、避けつつ。

山道というより林道に出た。間も無くすぐ先で完全に林道の様相。

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鳥小屋分岐というらしい。鳥小屋は1760mピークらしいから、そこも踏んでみよう。

この道は斉木林道ですね。車も笠取小屋まで通るので、整備は十分のようだ。

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植林カラマツだが、悪くない。

左を気にしながら、適当な沢型から取り付き、1760mの鳥小屋へ登る。

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御料局三角点があった。展望は期待していないし、実際ないが、これでちょっと嬉しい。

東京水道局の標識が刺さっているのを所々見て、その踏跡・道を行く。

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適当に歩いていたら、斉木林道に出てしまった。

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ヤブ沢峠。ベンチがあるので、帰りに休憩しよう。

左の植生や様子を観察していると、ここならばという箇所がおあつらえ向きにある。

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これを登って、ヤブ沢の頭すぐ手前に出る。

そこから僅かでヤブ沢の頭だった。

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三等三角点。点名、『高橋』。

笹が枯れているので、藪っぽさは無い。それに踏跡は明瞭だ。

踏跡をそのまま北に進むと、笠取小屋が見えてくる。

しっかり営業していて、テントを張るところの撮影グループ?もいた。

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私は居心地が悪いので、さっさと斉木林道を戻る。

整備状況は非常に良好に感じた。

ヤブ沢峠で小休止して、鳥小屋分岐へ。

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こちらは車が通った様子はなく質は落ちるが、歩きやすさは変わらず良好。

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午後になって日差しも変わり、紅葉狩りには良い時間帯だ。

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廃トラック。素敵。

1592mピークには三角点があるようなので行ってみる。

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四等三角点。点名、『鳥小屋』。

少し先の、1513mピークにも三角点があるので踏む。

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四等三角点。点名、『白沢峠』。

先ほどと同じ様子の景色だ。

道から少し離れるだけなので、どちらも楽々だ。

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そろそろ斜陽で紅葉を存分に楽しむ。

静かに紅葉を見るのが私には合っている。

さて、僅かで白沢峠。

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賑やかだが、地面に落ちておりどうしたことか。

戻る高橋への道は記載がないが、道形らしきものはあるのを確認。

その前に、廃トラックを鑑賞。

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味わい深い。2台のトラックも見られて満足。

ここから、下山。落ち葉で少し分かりにくい。

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こんな様子で落ち葉が堆積している。

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沢沿いを下っていく。

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支流が集まってくる。振り返って一枚。

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目を惹く巨木。

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危険個所無く、林道へ合流する。

5分も下れば、大ダル林道に出る。

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この延長上に往路通った箇所があるのか。

バイクで通れたらいいが、ダメですね。

その後は真っすぐ直進して、通ってきた道に出て駐車地点へ。

紅葉狩りにはまずまずのハイキングだった。

体調は悪かったが、とても心は癒された。

 

  • コースタイム

古寺(11:05) → ゲート(11:30) → 大ダル林道(11:40) → 石保戸山(12:20) → 鳥小屋分岐(12:45) → 鳥小屋1760m(12:55) → ヤブ沢峠(13:20) → ヤブ沢の頭(13:30) → 笠取小屋(13:35) → ヤブ沢峠(13:50) → 廃トラック(14:30) → 四等三角点、鳥小屋(14:50) → 四等三角点、白沢峠(15:10) → 白沢峠(15:30) → 林道(16:00) → 大ダル林道(16:05) → 古寺(16:35)