10年ほど前に、奥武蔵の山中にフクジュソウの楽園があると知った。そのうち雑誌掲載されるなどしてかなり有名になったらしい。その当時はそこまで食指が伸びず、今まで寝かせていた。今回、山梨県内の自生地以外も見たいと思い、行くことにした。

バイクは駐車の自由度が高くて、その点は安心。右上に映るのは、昔の校舎?

廃集落らしい細久保集落もここから入っていくようだ。電柱があって、道の状態は簡易舗装されているような感じで、山奥集落の雰囲気満点。

道沿い、沢型に廃屋らしきものが見えた。

最も簡単に見える場所。家屋の近くに墓標があるのは、山村ならではか。結構、建物は近代的。アルミサッシが入り単管で補強されていた。これもお馴染みと感じるが、梅の花が何とも言えない寂寥感を醸し出す。

ここは倒壊して久しいか。


建物前を通る。生活家電が転がっていて、営みに思いを馳せる。アルミサッシでこちらも近代的な雰囲気。平成までは十分住んでいたと思われる。

植林保護用なのかな。ネットが広範囲に渡り続く。
トラバース道は、所々崩れていて歩きにくい場所はあるが、問題なし。ロープがあるが、利用価値はルート判断材料程度かも。

ネットが倒壊しているので、そこを狙ってトラバース。何だか、この辺から踏跡が錯綜してる模様。まぁ、沢の二俣目指して進めばいいだけだからなー。



今年は初めて見る、ハナネコノメ!湿った沢型にあった。余り多くはないかな。

さて、二俣・出合に降りる。右沢には3mほどの小滝あり。

こちらが向かう左。左岸は、有刺鉄線や水色テープがあった。

多分、山葵田があったのだろう。100m近くに渡り、断片的に石積みの痕跡があった。

水は枯れ、雪も若干踏む。沢登り要素は全くなく、ただの歩き。この辺で、1グループをパス。サクサク進む。

ここで初めて見るフクジュソウは一輪だいぶ離れて咲いていた。

立派なブナもある♪

木はカシノナガキクイムシにやられているものが散見・・・。うーむ。葉が茂ったらどういう光景になるかな。

稜線へ登り上げ、最短で下山。雪はあるが、大したことない。アイゼンも不要。チェーンスパイクはあってもいいかも。

手製標識と標石あり。展望は特にない。通過点という印象だ。

独標の少し北に標識があった。いつのものかな・・・。雪も無くなり、目を惹くような植物や木もなく(知らないだけ?)、パッパッと下山。

今日は使わない北尾根の先、栗山があるので、そのうちまた登ることがあるかもなー。
北尾根はバラモ尾根というらしい。
この分なら、何とか遅い昼食を食べられるかもしれないと思い始める。

歩きやすい稜線だ。落ち葉も深くないので、気を抜いて歩ける。

花は咲いていないけれど。好きな木ではないが、今日はまぁ・・・。

結構雪が残っている。まとめて武甲山も歩けたかも。地味だが、意外に面白い山域なのかもしれないな。

直進しそうな南向きの尾根にはロープがあった。右に折れて下っていく。

尾根の分岐から間もなく、植林が出てくる。見るべきものもなく・・・。

あれは・・・?大持山や小持山の稜線だろうか。手前にアセビを入れてみる。

振り返る。過去、作業小屋でもあったような形跡あり。東電の標石も久しぶりに見たように思う。

いかにも峠らしい。社と二十三夜塔。


右の社には大正と彫られている。秩父はこんなのが多いらしい。もう少し勉強してみたいところだ。
その後は、往路に合流して間もなく終了。
お次はもう少し歩き多めで再訪したいかな。
最後、花園の様子を・・・。







注意書きがきつくあったが、ここに踏み入れようとは思わないよね。
遠目に眺めて、際の子を近くで愛でられるだけで十分。
この界隈、石灰岩地帯だから、セツブンソウあたり花園がありそうだが。まだ知られていない本当の秘密の花園があるのかもしれないな。