2日目は4時頃に起床。
朝食もM氏に作ってもらい、美味しくたくさんいただいて・・・。

焚火を再起。いい火・炭になった。消すのはちょっと勿体ないが、しっかり後始末をして6時過ぎに出発。

あれだけ伏流していたのが不思議なほど水が流れている。やっぱりこれだよ。

穏やか。苔むした岩が趣深い。


紅葉も期待したいところだが、くすんだ黄色が主体。これから見頃になるのだろうか。


ゴルジュチックな様相になる。2~3m程度の滝だが、簡単に横を通過。
イワナが多く泳いでいる釜もあった。悠悠と泳いでいたが、狭いところでも手づかみは流石にできなかった。


滑。いいね。ぬめりが結構きつくなってきたのは注意。

二股の左。上にも5m程度の滝がいる。


向かう右は倒木のかかる滑滝。ここは深くて殆ど泳ぎになるので、左岸巻き。まとめて次の滝も巻き、簡単に降り立つと、涸沢が右から。水が流れていたらな。

色づきはもう一声という感じかな。

かなり水が少なくなってきた。

滑りが半端ない。一時、温泉成分っぽい箇所があった。ほぼこの辺りで水切れ。

水も枯れたし、2000m近く、右の沢型でショートカットを仕掛ける。奥の壁が印象的であった。

問題ない傾斜で登っていける。足には堪えるが、昨日よりマシか。

振り返ると中々の景色。右奥は高原山?よく分からない・・・。

暫く登ると、涸滝が現れる。右が楽そうだったが、左にいたのでそのまま左から越えたが、上も傾斜があって予想より上まで行ってしまう。
GPS感度が悪く、ここを沢型左を登ってしまい、岩記号に突き当たり、右にトラバースが難しくなってしまった。先の涸滝を右に行っておればな・・・。

結局、少々藪を漕いで小尾根伝いに2189m高点南の稜線に乗った。お二人にはご迷惑をお掛けした・・・。
稜線に乗ってすぐ、展望地があった。

調べてみると、この三角点峰には三界岳と名があるらしい。再訪できそうな気がしないな・・・。



どの山なのかさっぱり分からん・・・。

登ってきた方面、湖が見えているな。あれはどこだ?
小休止して、野門沢に向けて尾根を下降していく。

適当に下降し、尾根の左から合流。すると、何と目印がある。一体、こんな尾根を何に使うのだろうか。途中、結構なシャクナゲが地帯があったが、踏跡はしっかりしており、そんなに苦労せず。セオリーは稜線をやや外した場所が藪は薄いが、ほぼ稜線通しでこなした。

青白く見える樹肌はシラビソなのか?コメツガ?疎林で歩き易い。野門沢が見えるようになると、稜線の蜜藪になったため、左に下り無事に野門沢へ出られた。


何だかもう枯れ模様な・・・?伏流しているが、上流では流れが聞こえていたはず。

下流部、やや紅葉が見られた。一般登山道並みの速度で河原歩きをこなしていく。

いよいよ水流復活。ここは苔生しており、美味しい水が出ていた。泊まるにも最適な場所に思えた。

徐々に水が多くなってきた。

穏やかな下降で楽々。

紅葉よりも苔の青さが楽しめる。

5m、3m程度が二段。簡単に巻き下れる。
その後、懸念のプチゴルジュ。

警戒していたが、左岸から呑気に見下ろして下降ができる。圧迫感は無い。

遡行なら楽しめそうな様子に見える。
そして、いよいよ布引滝の落ち口付近。ザックを置いて偵察。

3mほどの滝の奥が落ち口だ。いやはや、あちらの空間を覗いてみたい。
さて、踏跡が左岸にあり、シャクナゲと岩をトラバース気味に行く。

一体何を目的として・・・?間違いなく昭和でしょうな。華厳の滝に次ぐ景勝地を目指したのか?
ここは沢を渡ってトラバースを続けるが、岸壁の下を通過する箇所で行き詰まる。少し手前で下れそうな場所があり、下降気味にトラバース。
意外に悪く、足腰が弱い私はM氏・W氏に続く。ロープも出す箇所も。その後、安定した小尾根に無事?行き着き、尚もトラバース。最早、当初の踏跡は全く見られない。

恐らく、布引滝の中段が見える。とても近くを下降できない。良くないことに、この辺でガスが濃くなってしまい、視界を奪われていく・・・。トラバースするが、岸壁の中を通過しているような感じで、行き詰まってしまう。そこから懸垂だと優に沢床まで途中支点となるものもなく、50mはあるように見え不可能。布引滝中段が見える場所まで戻って皆で検討。確実なのは、尾根を登り登山道に出ることだが、その尾根自体岩を噛んでおりすんなり登らせてくれるとは思わない。結果、視界が無くなる直前の様子を見た記憶を頼りに、懸垂で木が繋がっていた場所を下降する。W氏→M氏→私と、30m2ピッチで無事に着地。2ピッチ目は空中懸垂だった。

笹が茂る。向かいが下りた岸壁だが、全く写真に写らないほどのガス。一体どこに降りたのかまだ不安が消えない。

おーーー!!布引滝の観瀑道に出たらしい。目印を発見。安堵のほどは計り知れない。自分としてはかなり危機的な状況だったと思う。いやー、良かった。ガスがなければ、もっと良い下降路があったかもしれないが、今日の条件ではベスト。3時間かかって、何とか布引滝を終了。

15mほどの前衛滝前に右から出てきた。古いロープがあった。このすぐ下流が崩落で埋まっている。

ハイキングコースとは思えない登山道クラスの道。自然に還りつつあるかもしれないが、割と明瞭。

再度ケーブルを見る。布引滝のハイキングコースを整備するのに利用したのだろうか。

テーブルにベンチが複数。一体いつの時代に整備したのか。使われなくなって久しいだろうな。この辺やや不明瞭だったし。
トラバースが続き、木道や石畳も見ながら問題なく進む。トラバース道は荒れやすいのが常だが、ここはしっかりしている。ひっくり返った足場はあるが、特別問題なし。最後は一気につづらで高度を上げる。

ガスが切れて、布引滝が見えた!嬉しい♪ しかし、あんな所を下降してきたのか・・・。恐ろしや。直下にも行けなかったし、また再訪せねばなるまい。

女峰山から霧降高原までの稜線もいずれ歩こう。いずれ・・・、ね。

滝を見ていた場所からすぐに標識を見る。どうやら稜線との登山道に合流したようだ。10分ほどで林道終点へ。

小休止して林道歩きをこなす。途中、ショートカットをしたが、地図上の道はほぼ無くて、あまり時間短縮はできなかったかも。しかも、ちょこっとロープ下降。ヘッデンを途中で使用。野門の民宿を眺めて林道歩きをこなし、無事に2日が終了。
温泉に十分間に合う時刻で、以前行って、いたく気に入った黒部温泉を貸し切りで堪能。染み渡る・・・。充実の2日間であった。
布引滝の下降は、序盤で見たケーブルがあった沢を上に行ってからトラバース下降が正解だったのかも・・・。余裕があれば、巻道を検証したいが、それもないだろうな。
滝見欲が再燃したので、お次は近くの三沢大滝を狙いたい!
深沢下タケ沢遡行 野門沢下降 / Argonさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ