モスキートネットは必要なく、耳栓だけで快適に睡眠を得られた。
朝食も作っていただき、満腹。焚火跡もしっかり片付けて出発。
さて、朝一から大滝の登り。

どう見ても簡単だけど、念のためとロープ使用。これも慣れない中間で登るが、プルージックの操作が面倒でかえって快適ではない。


小さい滝しかないが、ぬめりが強くなってきて気が抜けない。

3つの堰堤があり、適当に越える。追いついてきたパーティとほぼ一緒になる。私は一番後ろを歩いて、人の入らない写真も撮りたい。
普段の半分未満の速度なので、景色を楽しみたいのだが、生憎のガス。そして不運。

まともな写真が撮れない。がっかりだよ。どうやら、タープの水滴で結露したよう。


スマホのカメラで撮影・・・。うーむ。
一眼レフはザックに仕舞い、シャワークライムで気を紛らわせる。

鮮やかな写真だが、実際はそうでもない。

藪漕ぎはほぼ無く、安穏と小至仏山近くの登山道に飛び出す。
過去にこの稜線は歩いたことがあるな。
何と14年も前だった! ほぼ同時期で草紅葉を楽しみながら歩いたっけ。
荷物を転がして見張っていてもらい、至仏山へ向かう。頂上手前で前深沢組と合流し、山頂で記念撮影。
ごった返す山頂はさっさと後にして、ぼちぼちと下山。


こんなに人が多いか。木道はしっかり整備されており、観光気分でも行けるかも。

ナナカマドの実の赤が鮮やか!尾瀬沼もまた歩きたいな。残雪期もいいが、沢経由でマイナーなピークを片っ端からハントしてやりたい。
鳩待峠に降りると、そこにはお洒落な空間。星野リゾートプロデュースとな・・・。上高地に似た場所になっていくのだろうか。手配されていたジャンボタクシーでスタート地点へ戻って終了!
まったり沢歩きもいいが、いかんせん緩すぎた・・・。このコースは間違いなく日帰り。次回は、前深沢遡行、狩小屋沢下降で行きたいかな。