会の沢集中に参加し、奥利根はヘイズル沢へ。
前深沢、狩小屋沢も候補になっていたが、遡下降で一度で楽しめるはずなこと、大滝を自分がトップで登れないなら行っても面白くない。そんな思惑での選択。

涼しい。バイクで来たことがあるが、こんなに渇水なのに驚き!
少し先まで車で上がって集合、出発。

ゲートを振り返る。ここから長い林道歩き。

上も水が少ない様子が見て取れる。

普段は水没しているであろう場所は草地になって、絶好の幕営地?

ダートになって草が茂るようになる。ヘイズル沢出合付近では、雨量観測小屋?
前深沢組と分かれて、ヘイズル沢へと向かう。藪化したトラバースを暫くこなして適当な場所から下降。

癒し系の様子が強そうだな。

ここで釣り。竿を借りて毛鉤を飛ばしてみたが、長さが・・・。餌で2匹を同行者が釣り上げた!お見事!!

下はリリースサイズだが、針を飲んでしまい、やむなくいただこう・・・、となる。
滝自体は右が階段で歩いて滝上へ行ける。釣師用か?残置ロープがあったが、それより滝口に向かう方が楽。


いい感じの滝が続く。

中々立派である。水流沿いを行ってもいいだろうが、カメラの防水が面倒なのと、最後尾で撮影しているので、適当に右を上がった。

右壁も登れそうだが、明らかに左が楽なので、そこを上がる。念のためロープを出して行くことに。今まで中間で登ることは片手で足りる程度しか無かったので、プルージックで・・・。

これは左からへつる。ボルダー6~7級くらいで簡単だが、若干壁が被っているため、荷物が当たって狭苦しい。左岸を巻くこともできる。



滝は相変わらず易しい。いや「優しい」なのかな。

何の緊張感も無く進んでゆく・・・。

これは中々。倒木が邪魔だが。ロープ出して奮闘したいところだが、大人しく右岸巻き。ここで後続パーティを確認。特に難しい巻きではない。左岸を大き目に巻く方がいいのかも。

滝上は滑で綺麗。中々の景観だ。


相変わらずの癒し系。遡行に全く問題なし。デート沢、ど真ん中という感じか。

眩しい。綺麗な滑滝だ。左を簡単に歩ける。

こちらは2m程度の滝。こっちもそこそこに水量がある。

見ごたえ十分な支流の沢。休憩。竿を再度出すが、全く魚がいなくなったようで当たりは無し・・・。

左岸が崩壊して新しい模様。ぼろいので、念のためロープを出して右から越える。珍しくお声がかかり、自分がリード。簡単だが、支点は灌木で1本しか効かず、カムは抜けてしまった。水流左も行けるだろう。

倒木がたまにあるのは、やや残念。これも右を登れそうだが、左を巻き気味に上がる。

何だか、もう詰めの気配が漂ってきたが・・・。1400m程度まで上がって、泊まり物件探し。2つあって、下の方の沢の冷気や風が避けられる場所とした。

何だっけ? タカネトウウチソウ?日が傾いた場面も良い。



二段になっており、今回一番の落差か。虹が架かる。ゆっくり見たいが、薪集めと寝床の整備。


ビリー缶など、単独ではまず持たないので有難い。釣ってもらったイワナは1匹食べさせてもらった。美味!!感謝。
タープの下にマットを敷いて寝袋で就寝。寒いかと思いきや、少し暑いくらい。ダウンを持ってきたが必要なかった。
2日目に続く・・・。