やっとこさ、私の中での沢登りシーズンイン。
翌週、大物が控えているので、調整しておかなければと思い、長めの行程を組む。
目当ては尾白川本谷。日帰り。沢より、むしろ下山が酷かもしれない。
3時頃に自宅を出発するはずが、4時になってしまった・・・。

1時間遅れの5時頃、矢立石登山口から出発。

錦滝を見たり、花を見たりしながら林道歩き。この時間で既に暑い。


ビランジはもう散ってきて、見るに堪えない。

パパっと沢に下り、沢装備に換装。
どうやら今日に入渓者がいる模様。釣りでしょうな。



今回4回目となるので、すぐに変化に気付いた。沢床が上がっている!!この滝は足が付かないのは間違いない深さだったはず・・・。



右上写真のプールは足が付きそうな深さに見えるし、上写真のひょんぐり滝なんか前に立って撮影などできなかったと記憶している。



今回の花の主役は、シラヒゲソウ。

ビランジは岸壁を彩る。これも主役を張れるかも。


日当のママコナは高山型のもの。カニコウモリが日陰に。


特別問題なく進む。

本谷に入り、坊主山を見やる。よくこんなのに登ったよ・・・。日帰りでなければ行く気はしない。

正面、烏帽子中尾根も感慨深い。

イワナが走る。尺はなさそうだが、結構な大きさ。


オタカラコウかメタカラコウか?花畑。

この滝を越えてすぐ、北坊主沢。
ここから先は未知。楽しみ。

巨岩で疲れる・・・。

坊主からの滲み出し。花崗岩らしい岸壁だなー。

5m以上あろうかという巨岩、CS滝が現れる。右下をくぐれる。

また似たようなのがお出まし。水流登れそうだったが、右上に簡単に抜けられる。くぐっている際にこの大岩が動いたらひとたまりもないので、素早くこなす。

水流通しは難しいので、余り水に浸からない。

この辺、滑滝沢?
どこの巨岩で、デッドムーブも交えてシビアなスラブ登りをさせられた。ルーファイ次第でかなり短縮できるはず。



日頃の運動不足による登りの馬力不足と暑さでたまらないが、花を見て元気をもらう。

そして大滝。軽く遡行記録を見てきたが、いずれも登った記録はない。30mもあるか?威圧感が無いのは水流が少ないせいなのだろう。それに、大のスラブ嫌いな私でも登れそうな傾斜の緩さ。滑り落ちても軽傷で済みそうだ。
よし、ちょっくら揉んでやるか。空身となり、合羽を羽織り突っ込む!
結果、バリバリのシャワークライムに即座に冷やされ、寒くて3~4mほど上がったところで滑り降りた。しかし、水流中にカムやハーケン効くし、それなりにして臨めば登れるはずと確信。

大人しく、滝の右の湿ったルンぜを登る。こちらもかなり怖いと書いてあったが、先以上に難しそうな感じはしない。
長いスリングの残置が左壁に、そのすぐ右にハーケンがあった。左壁の方は抜けそうなので、慎重に使う。ボロさはあるが、ぬめりよりマシ。突っ張りや崩壊しなさそうなカチを使いながら、大きな問題なく突破。

すぐ上には2段。下段は5mくらいか。これはちょっと登れないので左岸巻き。明瞭な踏跡があった。

滝上から下を見る。左から出てきた。
三ツ頭方面への沢筋がすぐ。六合目石室付近へ詰めたいので、見送り。

茶色の岩が堆積している。これは、戸台側の雰囲気。

2350mくらいで水切れ。振り返って1枚。今日も猛烈な暑さだろうから、過去の失敗も生かして飲み溜めして2.5L汲んでおく。
この分だと、日向八丁尾根で下山せずとも甲斐駒ヶ岳を踏んで黒戸尾根下山でよさそうだ。

高山帯の雰囲気になり、最後は樹林へ突入。藪は皆無で歩き易い!
シャクナゲ藪を敬遠してトラバース気味に東に進んでいたら、いつの間にか石室はパスしてしまったよう。

問題なく登山道に合流。ガスが薄く。2645m高点で靴を履き替えようとしたが、少し登ったら暑すぎて根を上げた。




花を見ながら・・・。

もう甲斐駒ヶ岳が僅か。
坊主尾根を見たかったが、ガスで遮られ、今回も残念!!

そして、甲斐駒ヶ岳。人がたくさん。時間帯としても展望は少ない。

トウヤクリンドウにチョウが!こんな高度にいるのか。

イワヒバリがたそがれていた。

ライチョウにも会うことができた!トウヤクリンドウとセットで撮影できて嬉しい♪
未だに、駒津峰が未踏だが、それより先の北沢峠付近の植物探索がしたい。後ろ髪を引かれる思いだが、また来週かな。
あとは用済みの下山。いや、本目的はトレーニングか。



鳳凰山が見えた!


ミヤマシャジンは終わり・・・。

ヤマブキショウマだったか。

ありがとうございました。
下山者をパスすることが何度かあるが、パッパと下山。


セリバシオガマが結構いた。咲き残りのハクサンシャクナゲもいてびっくり。
黒戸山付近は、また植物探索をしたいところ。今日はイチヨウランの葉すら確認できず、キソチドリらしき葉を1つ見ただけ。7月半ばくらいに、他の気になるラン科を見つけたい。
珍しく背後から登山者が来たと思ったら、トレランの人だった。この暑さで凄い。

刃渡りからの富士山は見えず。
それにしても暑い・・・。汗が噴き出す。

1881m高点、前屏風ノ頭と名があるらしいので、笹を突っ切り踏んでおいた。岩があるだけで何も無し。
七丈小屋の花谷さんを筆頭に、精力的に整備して下さるお陰で歩きやすくなっていた。本当に笹平辺りのは段違い。感謝。

植物は、唯一といってもいいヤマジノホトトギスくらい。
沢で水浴びと着替えしたかったが、人が多くて諦めた。

尾白川で川遊びする多くの人を見ながら吊橋を渡り切る。
神社は訪れる人が増えたのか、SNSや動画撮影など制限がある注意書きを見た。そして、売店がやっているのも初めて見た!

さて、過去一でキツかった矢立岩登山口までの登り・・・。コースタイム1時間に30分近くもオーバーした記憶がよみがえる。少し登った先で、小休止して一息にこなす。今回は45分ほどで登ることができた。ヘッデン下山必至と思っていたが、十分な余裕があった。やはり、日帰りだと違うなぁ・・・。ロープは念のため持って行ったが、ただの重りだった。
お次は、大武川を詰め上げる沢継続を計画したい。
尾白川本谷 甲斐駒ヶ岳・前屏風ノ頭 / Argonさんの甲斐駒ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ