2日目、4時過ぎに起床し、朝食は私担当、おでんと蕎麦で手早く。焚火もまだ十分にできて、出発はゆっくり。
薪は余ったが、かなり燃えた。快適な場所であった。感謝して後始末もしっかり行う。
穏やかな沢下り。心地よい。魚影が頻繁に走る。
閉じ込められた魚がいて、手ですくえてしまう。撮影して逃がす。昨日であれば、肴になっただろうな。
問題なく下っていき、稜線を乗越すべく小尾根に上がる。Mさんはフェルト靴なので、ここでチェーンスパイク装着。
驚いたことに、見事なマキの木がある。これはいい。
紅葉も多少あり、苦も無く高度を上げる。
多少藪っぽいが、マルバノキの花などで癒される。
170mばかり高度を上げて稜線小ピーク。灌木藪だが、この時期勢いは無い。
南面が少し見える。あれは川浦ダムでしょうか。さっぱり分からない。藪には藪だが、30mも高度を落とせば沢型となり、どんどん降りていける。
青空ものぞいて悪くない。
ラン科の植物を発見。どんな花だったのか見たいものだな。
3mくらいの小滝が出るが、特に問題なくクライムダウンなどで下れる。その後、連続で10m超の滝が出てくる。
高度感はあるが、これは楽に下れた。
次の滝も右岸から巻き下る。先より多少下りにくい。
中々美しい滝だ。左岸からでも行けたかな。茶色の岩肌が特徴的。
滑も結構いい感じだった。そして、3つ目はやや手ごわい。左右どちらからでも下れる様子だが、いずれにせよ悪め。右岸からトラバースして泥ルンゼを下った。
15mはありそうだ。これより箱洞右俣というような出合となって、穏やかになる。
ツルリンドウ。結構たくさんいた。
滑がやっぱりいいところがあった。
水量がだいぶ増えた。小滝があるが、濡れずに問題なし。
三俣っぽい場所。ここの景観もいい。
特別大きくはないが、滝となって支流が落ちる。
これも支流の滝。
振り返って一枚。右のも支流滝。目移りしまくり。
5mくらいの倒木多めの滝。ここは右岸をクライムダウン。
続く支流の沢の滝。よきかな。
岩壁が特徴的な場所。地図を見ると、、左岸絶壁のようになっているが、木が生えており圧迫感は少なめ。
5m未満の小滝が幾つかある。大体トラバースしながらクライムダウンができる。一ヶ所かなり深い場所があり、何とかぬめりにやられずに腰まで濡らすことなくこなせた。濡れが許容できれば、飛び込んで下ると時間的にも精神的にもいいと思う。
そして、一周してきた。左が箱洞。とても良かった!高度が歩いても中々落ちず長さを感じた。遊歩道を歩き、道路で装備を解除してサクッと歩いて終了。
これ、エビネのようだが、キソエビネにもナツエビネにも逢いたいものだ。
今回、2日通してヒルは全く気配がなかったのは時期のせいか。2級の域を出ないだろうし、サクサク行けば日帰りできそう。源流部の木の見事なこと、これは価値あり!やはり1泊2日で楽しみたいところで、今回できてよかった。
お次は、本流ゴルジュや海ノ溝谷など行きたいところ。
左門岳 銚子洞 箱洞 / Argonさんの左門岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ