遠流日記

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長池山 飯盛山 大平山 イモ山 大窪山 平尾山 一ノ砂ノ沢ノ頭 石割山

富士北麓の前衛の山域へ。何度も高座山には足を運んでいるが、周囲が空白。今回は雨もあって、その辺を攻めることにした。

畑の中に駐車場とトイレがある。そこからスタート。車道を歩いて、稜線に取り付き、山中湖の西側の山から踏んでいくつもり。

道端の秋の花を見ながらで、気が紛れる。

民家のお庭で気になる花を見る!

植栽なのだが、これは羨ましい。忍野の気候でないと調子を崩してしまうだろうか。

ここから左に入り、林道となる。

何じゃろ?

林道を暫し歩き、ショートカットして問題なく稜線に乗る。

標識と歩道あり、整備具合は良好か。

ここで雨が落ち始める・・・。まぁ、元より雨の中を歩くつもりだったのだが、残念。

木道の間に、クモキリソウらしき葉が僅かにいた。もう、この植物の葉は見れば分かると思う!

こちらも良好な状態だ。傘を差して進むことにする。

ここは、長池山と名があるピーク。何の設備でしょうか。

ここは、飯盛山らしいが、ピーク感はほぼない。夏草が茂り濡れて嫌な状態。手足が浸水してくる・・・。

今回、最も嬉しい花は、こちらのコシオガマ。余り多くは無かったが、余程のことがなければ、見落とすことはないだろう。

風が微妙にあって、傘だけでカバーできなくなってきた・・・。

そして、濃霧と雨の中、大平山に到着。

東屋があって、これ幸いと駆け込む。

二等三角点、そのまま点名『大平山』。

好転は期待できないが、暑いのは嫌なので、そのままの装備で進む。

イモ山とされるピークは、その素通り。

分岐を見送り・・・。

大窪山も振り返って撮影。ピーク感は薄い。

それより、有刺鉄線越しに最高所の別荘と思しき建物が見えており、それがむしろ気になる。電気も付いており、ハイカーに毎度眺められるのは落ち着かないだろう。

平尾山。直近以外何も見えない空虚さを味わう。

ちょっと歩きやすい!?と思いきや、やはり草が幅を利かせており、びしょ濡れ・・・。

テンニンソウは見ても苦々しい気持ちにしかならない。

ヤマラッキョウが割と多かった。秋の花がまぁまぁあって、それは良いが。

その先、笹が被さり酷い・・・。乾いていれば何でもないが、今日は悪い顔をしている。

一ノ砂ノ沢ノ頭。これも通過点。笹の中の木に手製標識あり。石割山を往復して、ここから下山しようと思っていたが、藪っぽくてそんな気分にならない。少し進むと行けそうな感じだったが、大人しく二十曲峠へ行こう・・・。

僅かにいた。コウシュウヒゴタイ

石割山。三等三角点、点名『中野村(七)』。七とあるが、国土地理院でざっと見て、一から全てあるわけではないような?

雨でやれやれの下山にかかる。

振り返って一枚。もう来ることもあるまい・・・。

送電線の場所から、今日一番の景色。この天気では良きかな。

栗をこれまでもちょこちょこ拾いつつ下っていく。

もう濡れないと思ったが、また笹でやられる・・・。短距離なのでましだが。

遠く、先ほどまでいた石割山の鉄塔を仰ぎ見る。

まぁ、トリカブトの見事な花付き。そして、嬉しそうなこと。

二十曲峠へ到着。石碑があるのを見て、鳥居に降りる。

流行りの映えスポット化していた!!何年も前に来た時は、殺伐としていた気がするが・・・。生憎の雨天であり、何も見えないので、さっさと駐車地点へ。

荒れた林道でショートカットしていく。栗を拾いつつ・・・。そして、畦道では瑞々しさを感じるヨモギを収穫。里山っぽさを味わうハイクだった。

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