性懲りもなく、トラキチラン探し・・・。行先は、富士山南東にある寄生火山、二ツ塚。
台風の動きがのろいので、雨雲を見ながら行けると踏んだのだが・・・。雨が途中から本降りになり、結果は惨敗。
御殿場口登山道から出発。雨が落ちてこないうちに手早くかかる。
閑古鳥もいいところ。まぁ、この悪天候確定しているのに、富士山に登ろうなどという輩はおるまい。まずは、ピークハントを手早く済ませることにする。
湿度が高く、大汗かいて登る。フジアザミは見頃。
砂で足を取られるので、体感の労力は普段より3割増しくらいか。
ハナイカリが結構いたのが意外だった。他にも、クサボタンも割といたな。
分岐を左にひと登りで下二ツ塚。
富士山はどのように見えるのか。
少し離れた場所に、黄色く塗られた御料局三角点があった。
晴れ間が僅かに見えて、意外に天気がもちそう?
さて、上二ツ塚へも向かう。50mダウンの150mアップというコース。
登りは、やはり足を砂に取られて面倒だ。
ここにも御料局三角点あり。同じく黄色で塗られる。
やや北にこれ。
到着とほぼ同時にガスが湧き、雨が落ちてくるので、早々に戻る。
戻る頃にはすっかり本降りになってしまい、合羽と傘のスタイルに切り替える。
ここには、ネジバナが何株かいた。
雨で撮影がとてもしにくいが、何とか収める!
あのランがどこにあるのか全く見当がつかないが、ひとまず西に向かう。
左の低い針葉樹林内を覗くが、どうもこの辺ではなさそうな気がする。予定では3合目辺りまで登って観察するつもりだったが、雨が本降りもいいところで、2合目から幕岩経由で戻ることにした。
2合目。雨に打ち付けられ、無念・・・。
ハコネグミなのか? 雨風で撮影しにくいったら・・・。
この辺でも、ネジバナがいたな。
少し雨が弱まったので、探索しながら戻る。
スギタケモドキ? 何か所かで見た。
幕岩。案内板は元はどうだったのだろうか。
美味しそうなキノコ。
この黄色いのは一番よく見たかも。キイボカサタケのようだが、小さいものにしかイボがない。
植物といえば・・・。
終盤のハクウンラン。
概ね見られた株は、この状態が多かった。
これが最も見られる状態。
他には、ミヤマモジズリ。そんなに多くはないが何株か咲いているのを見た。
ミヤマウズラがここでは最も旬だったようだ。
5株ほどいい状態で見られた。
よきかな♪
ウメガサソウも3株発見。
これは、ツルリンドウか?
再度、雨が強くなってきて、これで終了!
つくづく、トラキチランにはご縁がないようで・・・。