遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記

大久保山 三ツ峠

長年というにはいささか大仰な表現だが、見たかった三ツ峠のアツモリソウとカモメランの時期であり訪問。

三ツ峠に花だけを見に行くのもいいが、少し余裕があったので、未踏の大久保山も含めることにした。

出発は、グリーンセンターを上がった達磨石の手前。

最短で登れるよう、大久保山から南へ延びる尾根に取り付く。

最初は少々藪っぽさもあったが、しばらく登れば全く問題ない尾根道となった。

虫取り?の人が木をガサガサ、夢中になっていたのを横目に・・・。

1106m高点。のっぺり。アカマツが混じりだす。

その先は、間伐も十分なアカマツ林が左に広がる。

途中から、東側の展望もあった。ここが、この尾根の最大の展望だった。

再度、木の密度が高くなり、植生も変わる。

クサタチバナが、途中にたくさんあった!

葉は、アボカドの光沢のない感じに似ているなと思う。

岩が出てくる。ボルダリングに良さそうな見栄えもする岩も一部あった。

進むには全く支障がなく、むしろ楽しく登る。

無駄に岩の間を進む。楽しい。

三ツ峠には、屏風岩があるのだから、この様子にも納得。

稜線が近くなると、三角点を先に見つける。

四等三角点、点名『大沢』。

尾根より低く、東尾根を歩いていたのでは、少々見つけるのに苦労したかもしれない。

西に僅かに進めば、大久保山。

立派な山頂標識。日本山名事典には収載されない山だが。

この三ツ峠の東尾根は歩きやすい。

すぐ先には、富士山も遠望できたが、いまいちな状態。

コルから登り。植林のようだ。

鳥獣保護の古い看板がある。傾斜が緩んだ先には、もっと新しいものも。

しかしねぇ・・・、この毒草御三家とでもいうべき光景。

バイケイソウトリカブトにマルバダケブキ。

シカが食べない植物の筆頭。ヤブレガサっぽい葉の植物は、それでも見られた。

これは、大々的に保護しないと、アツモリソウなんかひとたまりもなさそうだ。

電波塔の有刺鉄線に沿って・・・。問題なく、登山道に出る。

さて、ここからがお楽しみ!!

まずは、ヒメムヨウラン。保護ロープの先にあり、ズームで・・・。

お次は、カモメラン。

ばっちりタイミングで、幾つもあった。こんなにあったとは。

保護区域外にも、少しあった。

白いものは、厳重に保護されていた。

ホソバノアマナも発見。

泊まりでいらしていたご婦人方とも話しながら楽しむ♪

御巣鷹山へ・・・。柵の中には、アツモリソウが繁茂しているよう。

厳重に囲われた中にアツモリソウがあった。

ともあれ、見られて嬉しい。
幼少の頃、アツモリソウを珍しくもないなと思っていた記憶が確かにあるのだが、それがどこだったのかは覚えていない。野生か植栽かも不明であり、残念なこと。

柵の中には、何でしょう!? ギボウシ

どうしても私の目では、キバナノアツモリソウを発見することが叶わず・・・。

御巣鷹山をぐるりと回って、下山にかかる。

グンナイキンポウゲですか。

樹林に入っても、カモメラン以外にも楽しめる。

シロカネソウ。可憐・・・。

ユキザサですか?

小さいながら、存在感は十分!

少々日当たりが良くなると、マイヅルソウ

四季楽園から少し進んでみる。

この2つを発見。ここだけにしかなかった。

保護柵の中にはどんな花が・・・?

三ツ峠山荘から、いよいよ下山。

カラマツソウは元気。

屏風岩。懐かしの・・・。

ウツギも負けじと元気。

サラサドウダンも!!好きなツツジの1つ。最後というわけではないが、三ツ峠、おそるべし花の宝庫!

新・花の百名山というのも、大いに納得。

屏風岩を横目に、なおも楽しむ。

もう、言うことない。

ゲレンデ化された岩場に何とも言えない感情も抱くが。

廃屋。何があったか分からないが、ここに泊まって、岩登りすれば存分に楽しめたのだろう。

一部は荒れていたが、通行には問題ない。

沢沿いにあったこちらは・・・。コクワガタ

この先、ツツジはちらほら。

周りも気にしながら、サクサク下る。

地蔵、たくさん!

休憩所は所々にあって、整備良好。展望は、今日は無いけれど・・・。

植林になって、石積も見えててくる。

ギンリョウソウにしては黄色がかっている。

なるほど、これがシャクジョウソウか。

暗い植林の下に育つ。

間も無く、登山口。

右の標識通りに下りてきた。

年季の入った標識。こういう遺物は好きだ。

すっかり暗くなってきて、達磨石。

印象は薄い。記憶にも恐らく残らない。

カウンタ付きで、単独登山などの注意喚起がされており、気を付けなければと思うが、どうしようもない・・・。

車道歩きは僅か。

ホオノキの花も見つける。意外と旬の状態を見るのは難しいと思う。

最後まで、大満足の半日となった。

見つけられなかった、幾つかの花も、次の楽しみとしておこう。

霜山へと延びる南尾根が未踏であり、こちらを絡めて行こうと思う。