腹も満たされ、食後の運動に、もう一座。
浅間山の寄生火山である石尊山へ向かう。
登山口はここだが、駐車禁止。
どこに停めたものか思案し、神社の地図記号ならばと南下し、そこの余地に駐車。
戻ってよく見れば、もう少し下の追分宿町営駐車場があったらしい。
傾斜は大方が緩く、足早にと思っていたが・・・。
オトコヨウゾメ。
早速、幾つもの花に捕まる。(嬉しい)
ベニバナイチヤクソウは、下の別荘地の一角にもたくさんあったが、山中の方が咲いている株が多かった。
アカマツが混じる。
所以は・・・?
お馴染み、フデリンドウ。
何度か作業路だったり、林道を横切る。
遊歩道の延長といった感じ。
途中にコシアブラがあったが、見るも無残に採られていた・・・。樹勢は確実に落ちるほどで、酷い。
そのうち、足元に白い花。
好きな花の一つ、ツマトリソウ!
旬で、とても美しい状態。
そして、もう一つ。
ツバメオモト。
こちらも素敵。
群生している場所もあった。
血の滝が近くなる場所。ベンチはこれまでも林道地点にあった。
さて、血の滝。
道の脇などから覗く。
直下にも下りられるが、個人的には惹かれぬ滝で・・・。
滝好きを自称しているが、これは美しく感じず、好みじゃない。
それよりも・・・。
この辺からたくさん見られるイワカガミに惹かれる。
信仰登山があった場所であり、西には座禅窟があるそうな。
この柱は何のために?
血の池は、池の体をなしていない。
こちらが池でしょう。堰止めされており、人工的な物は感じる。
見下ろすように祠もある。
新しい杭が刺さっている。未だに祭事などもあるのでしょうか。
水に手を入れてみる。匂いが金属臭満点。鉄錆のあの匂い。
道もぬかるむような場所があり、橋が渡されている。
その先、少々傾斜が出てくるが、整備は良好。
石尊平。一気に浅間山の一角である感じが出てくる。
北上できるはずだが、禁止でしょう。古い標識もいつのものか?
美しいスミレ!
ズミは散っていたが、イワカガミやスミレは多い。ツツジもあったが、こちらは1週間以上早い状態。
血の池から回り込むようにして、頂上へ立つ。
三等三角点、点名『石尊山』。
展望は良いはずだが、今日は残念な状態。
阿陀ヶ城岩、見ごたえありますね。
休憩もそこそこに戻る。
源泉にも立ち寄る。
鉄が酸化してくると透明度が失われるらしい。この辺は透明に近い。
一応、血の滝の直近にある洞窟にも行ってみる。
不動明王だそう。岩屋は結構立派で、対岸から見た際、足場も補強されていることを確認しているので、かなり安全。
もうこの滝を見ることはないだろう。
微妙なスローシャッターで一枚。
後は戻るだけ。
地酒をどこで買って帰ろうかなどと、調べながら・・・。
ミヤマウグイスカグラ。
ナラメリンゴフシも、ふと見た瞬間見つけた。
ただの往復ハイクだったが、山野草にはとても癒され、満足だった。
石尊山 / Argonさんの石尊山(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ