隙間時間を利用して、今日も里山訪問。
達沢山から北西に向かって伸びる尾根の末端からスタートすべく下る。
見事な景色だ。
ここが登山口になっている。一体、好んで歩く人がどれだけいるのだろう。
登山用の標識があって驚く。こんな山域に・・・。
どうやら、設置は一宮町のようだが。
はじめは少しだが藪っぽい。夏場などは夏草で茫々だろう。
作業小屋でもあったのだろう。だが、倒壊しており、トタン屋根のみ残る。
車や重機が入れそうな道が暫くある。振り返って一枚。
展望はあっても今回この程度だろうと思う。
尾根の勾配が一時的に無くなった地点が、蚕影山。
石碑があった。誰がここまで来るのか不思議だ。
一宮町の山頂標識もあり。
北面を見るように山頂の様子を一枚。
山城でもあったかのような雰囲気はある。
時間も気になるので、早々に先へ進む。
道型はあり、掘られているくらいの場所が多い。
途中、大菩薩方面が見えた。これは儲けもの。
未踏峰も多いあちらへも行かねばなるまい。
今回、達沢山まで歩けたとして、まだその先、摺針峠まで繋がっていないので、踏破まで先は長い。
三角点地点に、行政の山頂標識があった。
旭山のピークはここではない。四等三角点、点名は『旭山』ではあるが。
隣の10m程度高い地点にも山頂標識。ここも違う。
この山頂標識が正しい。
山頂らしくないのは、否めない。展望も、無論無い。
達沢山まであと500m高度を上げねばならないため、ここで残り時間を考えると、敗退が決定する。
そう都合よくいかないか。それでも、行ける所まで行ってみる。
一ヶ所、金峰山が見えて嬉しい。
ヒノキやスギから、御坂側はアカマツになっていた。
倒木は少しあるが、ストレスにはならない。
1016m付近。まだ道型は続く。ここから地図上では破線が北西に延びるが、どうなのだろうか。それっぽい様子はある。
1145m地点。今回は、ここが限界だろうと、下山することにした。
北面はカラマツの植林。道は当然無いのだが、適当に下る。
左右で植生が違うようになる。振り返って。
そして尾根伝いに下ると、堰堤に出る。
2回右に沢を渡り少し下る。この辺は一般登山の範疇ではないだろう。
強引に林道に登り上がった。
この先は、大積寺山付近まで延びているのだろう。
あとはこの道を下るのみ。
軽トラックの遺棄があった。それなりの年数は経っているようだ。
左面が伐採されて展望があった。意外や意外。
林道は一部はショートカットできそうなので、試みる。
伐採されるのか、810m付近ではこのワイヤーが北に向かって伸びていた。
このショートカットは、効果があったのかは不明。
最後が結構面倒な沢からの登りがあった。
再度、林道を歩く。
振り返る。
間も無く、ゲート。施錠されてはおらず、自由に開閉できるので安心した。
すぐに駐車地点で、周回完了。
見晴らし台まで行って、展望を少々楽しんだ。
あわただしかったが、意外な発見もあって良かった。
蚕影山・旭山 / Argonさんの旭山(山梨県笛吹市)の活動データ | YAMAP / ヤマップ