クライマー仲間と一緒に、笛吹川東沢のホラの貝ゴルジュへ。
今年もゴルジュを覗くだけだったが、ようやく行けた。
企画に乗っかる体、接待されるような体で出発時までいたが・・・。
そんなわけにもいかず、自分が一番この界隈を歩いているので、先導するような恰好になった。
ホラの貝ゴルジュの下部から水線沿いで進む。
1つの滝に何度も助走をつけて飛びついて取り付こうとするが、押し流される。
少々水量は多めらしかった。9人いて、3人のみのトライ。
私は悔しくなって、4回ほどで這い上がった。
愛弟子?R君にはお助け紐で後続フォローする。
クラックを上がるが、途中で靴の緩みが気になって、もたもたする。
足が少々悪いが、突破。
高見の滝見。
帰りには、これも飛び込んで帰ってこよう♪
私以外は、結局、巻き。
私は、トップで行くつもりはなく、登攀具持ってこなかったことを後悔・・・。ハーネスすら持たないという舐めっぷり。
カムがあれば、後続も十分に対応可能だっただけに残念。
曇天の下、頑張って泳ぐ!!
皆、寒さで大変そう。自分もだけど・・・。
去年、湯檜曾川本谷で痛い目を見たので、下も厚めの防寒で固めてきたので、まだいける。
結構、皆、消耗している感じ。天気が良ければ・・・。
お待ちかね、ゴルジュ入り口は晴れていれば、本当にいいんだけど。
僭越ながら、先に続いて、トップでロープを引っ張り泳いでいく・・・。
すんなりクラック部分に上がれたが、クラックはぬめぬめだったので、滑りそうな外傾を行くが、意外に悪い。
後続を肩絡みで確保し、皆上がってきてもらう。
さて、その先が核心のトラバース。
ここも誰も行かない様子なのをいいことに、トップでロープを引く。
外傾スタンスがヒヤヒヤする。
残置スリングがあるが、頼らずに進む。
けど・・・、自分が突破できても、後続が同じように行けるか心配なので、スリングに自分のお助け紐を継ぎ足していく。
ハーネス履いていないので、この残置で支点をとってしまうと、万一落ちるととても嫌な感じ。
結局、ここは無視して、先へ。もう一つのピトンのすぐ先まで行けると割と安心。
これにはヌンチャクかけてクリップ。
その先のピトンはちょっと上にあり、無視して、さっさと落ち口に行ってしまった。
落ちなくて良かった♪ オンサイト成功!
後続を肩絡みで確保する体制に入るが、R君以外は、戦意喪失。
R君も躊躇してしまい、諦める。
さて、回収をどうするか。
スリングはR君が回収してくれたので、私はびびりながら、再度上からのトラバースで2つ目のピトンにかけたヌンチャクを回収した。
これも結構怖い。
無事に残置せずに済んだので、滝上から飛び降りる。
全て突破してはいないが、満足感は高い。
戻って、メンバーに上からゴルジュを見下ろしてもらって、下山。
焚火を途中でやって、それはそれは楽しく帰る。
ご一緒してくれる沢屋が増えたらいいなぁ・・・。