個人的にETFが熱い。
まずは、直近の出来事。
私のここ数年の高配当の筆頭だった、Xトラッカーズの所有する全部のETFが、まさかの上場廃止!中でも2つのETFには衝撃を受けた。
- 1つ目。 ティッカー、『DAUS』、投資先はオーストラリア。
コロナショックで唯一底値に近い状態でしこめて保有し続けた銘柄。今年一番の成績を確信していたのだけれど、何とも残念。FX豪ドル長期ポジションを解消した資金を充てたのが始まり。付き合いが長いし、思い入れもあった。君のインカムゲインとキャピタルゲインは、当時の豪ドルに匹敵する安心感を与え続けてくれた。今まで本当にありがとう・・・。
- 2つ目。 ティッカー、『DMBR』、投資先はブラジル。
爆上げが期待できると思って今年保有し始めた。コロナウイルスに関して、ブラジルは初期対応から異彩を放っており、自粛より経済を取った国。集団免疫を獲得して、いち早く回復して明るいのではないか?と思っての考えだった。当初の予想は外れたものの、上値余地は十分ある状況で無くなってしまった。
今はインドが感染者人数は最多だが、コロナ前の相場まで上がってしまった『EPI』より、上がり切れていない『GLIN』は収束の見通しが立ったら上昇余地がまだまだあると思うので、中~長期保有で、この『DMBR』が償還された資金を、そのまま充てることにした。
それにしても、米国は圧倒的だ。
今を時めくNASDAQ100の『QQQ』は青天井ではないかと思うほど。
コロナなど、どこ吹く風どころか味方につけた業績なので、上がり続けるのは十分に理解できるが。
貴方様は、本当にエリート中のエリート集団で構成されていることを再認識させてくれた。そして、高嶺の花になってしまわれた・・・。本当、高値だよ。
チキンな私は、上がる度に利益確定で少しずつ保有数を下げて、今はほんの少し。保有目的は長期ではなく流れに乗るスタンスだったから、恩恵に与れて良かった。
今後、どう動いていくのかは、一歩引いた目で見る分にはとても興味があって楽しみだ。
テク系では、『VUG』や『VGT』は、まずまずのポジションで保有しているので、そちらには期待したい。
米国ETFとしてS&P500『SPY』と『VOO』は外せないところ。私は唯一保有する投資信託の『eMASXIS Slim米国株式(S&P500)』と被るので保有無し。コロナショック直後は、穏やかならざる気持ちに未熟ゆえになってしまったが、今のところは良い感じ。
アメリカだけに頼りすぎは怖いので、『VEA』も少し比率増やした方がリスクは減らせそう。チャートを見る限り、数年の周期で上下があるので、長期保有としては良いETFだと思う。
そして、今一番気になっているETF達がある。
Global Xという運用会社のETFは7月から少しずつ増やしている。
クラウドのETFでは割と有名な『CLOU』は言うまでもなく・・・。
『MILN グローバルX ミレニアル世代 ETF』とか。
『HERO グローバルX ヒーローズ(ゲーム&eスポーツ)ETF』とか。
分かりやすく面白そうな銘柄名で、少額であるが、つい・・・。
ミレニアル世代の自分としてドンピシャなので、応援したくなる。感情に流されると、足元をすくわれるリスクがあることは忘れないように。
その他、『QDIV グローバルX 高配当・優良・米国株 ETF』は、『VYM』や『SPYD』とパフォーマンス比べてどうなの?とか。
うーん、悩ましいけど、楽しい。
自分のポートフォリオをこれだけ考えた時期は無かった。
最初に銘柄を保有する戦略と理由を明確にしていれば、致命傷は回避できると思いたい。短期で狙うのに熱を入れすぎず、FXの失敗を教訓に、ここはやっぱりコツコツと投資する姿勢を崩さないようにしたい。