遠流日記

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FIRE進捗

 経済的自立と早期退職を目標とする、FIRE。

10年くらい前から取り組んできた。

途中経過を自分で確認する上でも、一度ちゃんと数字として見る必要があると思い、今回ここに残しておく。

 さて・・・。

自分の過去のブログ記事を見る限りでは、少なくとも2009年には本気で開始しているようだ。

FIRE達成のためには、3点。

収入を上げること、運用すること、支出を増やさないこと。

当時は、こんなFIRE概念は今ほどには認知されていなかった。今でも知っている人は多くはないが・・・。

 

転職したのは、ちょうど同じく10年前くらいになる。

当時の私は未熟ではあったが、貪欲さややる気はあったと思う。

昇進が契機となって色々と分析するうちに、その会社で上り詰めるには閉塞感がありすぎた。

組織として、先手を打てるだけの業界俯瞰や余力、それに見合った能力、今の自分でも眩暈がする状況と思う。

そこからの転職。キャリアアップと言えば聞こえはいいが、見方を変えれば、逃げただけかもしれない。自分が組織を変えていくとか、周りを巻き込んで変えていくまでの力は無かった。葛藤はあったが、先を行く会社に入ることが手っ取り早いという誘惑には勝てない。

そして現在。会社員では、最早これ以上の昇給は期待できないポジションに落ち着いた。

家業とのバランスをとりながら仕事をする上では、これ以上会社から昇給を引き出すだけの材料が足りない。

ここから先、例えば社長の補佐をメインでやっていくことは、本当にマインド、信念が試されると思う。

結果や数字を出せない人間は、何を言っても説得力は無い。人を使うのは難しい。そして、人は余程のことが無い限りは本質は変わらない。

精神的な負担や自分の資質も考慮すると、この辺りを基準とするが妥当。

 

 

財テクとしては・・・。

10年以上前はFXにのめり込んでおり、数時間で200万円以上を失うなどリスクも非常に多かったように感じている。テクニカルや指標、ファンダメンタルズなども勉強したが、それでもリスクが高すぎると手を引いた。

その一定の期間の生活費だった、豪ドルもスワップも何年か前に清算して、現在はノーポジション。

雇用統計の日だけは、全力で流れに乗ってコツコツ稼ぐことが多かった。

リーマンショックでは、FXの円買いでとてもいい思いをさせてもらったので、今回もコロナショックで流れに乗る。

今回の私は短期的には株式をメインに。米国株を買う。特にナスダック銘柄。

現在、調整が入っているが、これが分岐点となるのかどうかで私の数年も変わるかもしれない。利益も今年は得ているが、吹き飛ぶ勢いになるか・・・。

私は、二番底が来る派なので、そこで配当も出してくれる優良企業が再度下がったら、沢山仕込んでいこうと思っている。

ウォーレン・バフェットコカ・コーラにはなり得ないと思うが、私にとってはキリン(2503)がそんな感じ。

コロナウイルスの世界的な感染状態からすると、まだまだこれから、序の口でしょう。

ブラジルとインドは注視する筆頭だと思う。集団免疫は本当に獲得されるのか?

本当に有効性のあるワクチンなり治療薬が確立されない限りは、やっぱり難しいよね・・・、というありきたりな結論になってしまう。

しかし、これだけ金融緩和策が出ているので、余った金がどこに行くのかというと、多少なりとも株式には流れるはずで。なので、短期はともかく、積極的に信用売りしにくい。

金やプラチナは何年も前から積み立てているので、有難い状況。

株式が下がったら買い増して、金やプラチナとそのETFを売ってバランスを取ればいいかという戦略。債権はETFをちょっと持つ程度で、どうも惹かれない。

トータルで利益が得られば問題なし。リスクヘッジ、最重要。

 

支出としては・・・。

食費やガソリン代など生活費や通信費に娯楽は、月に5万円もあれば十分と思っている。

どんなに多く見積もっても10万円だろう。

無駄と感じる付き合いや飲み会も一切行かないし、コロナウイルスの関係で無くなったので、これはこれでありがたいことだ。

今はその分、簿記や税金や法律関係の知識を着々とつけられている。

車だけは、改善の余地があると思うが、こればかりは10年前の自分が浅はかだったと呪う。こうした自動車税・重量税・保険、住宅や土地も税金を含めれば、年間で60万円は下らない。

10万円/月は最低必要となるか。

 

上記3点踏まえた現状の分析としては。

バランスはまだまだ改善の余地がある。これは、長期的にもずっと必要で最重要。この辺は勉強したいし興味もあるので、続けるのには苦はない。

余程のインフレがあったり贅沢をしない限り、40歳超える頃までには、全く働かなくてもいい試算。生涯年収が2億と仮定すれば。

保険として掛けていた65歳から支給の個人年金も、2年前に支払が済んで、かなりの額を掛け切っている。これは殆ど税金対策。そして、老後2000万円問題、何ですかそれという感覚でこれだけで既にクリアしている。

税金がどの程度変動するのか不明であるが、現在の状態より軽減されるはずはないと思われる。賃金は殆ど上がらないが、物価や税金はそれ以上上がるのは、事実として出ている。

相続については話がついている。一人なので心配はない。負の資産がこれからできるならともかく、自分が家業で積み立てた分をもらうだけだ。ゼロだったところで、全く自分の資産としては組み入れておらず、仮にあればボーナスをもらう程度の感覚。

ざっと見積もって、現状を維持するだけで、45歳には一般的水準の経済的悩みからは完全に解放されていると思う。

その45歳の自分はどのような人生を設計しているだろうか。

これを見返して、何を思うだろうか。

どれだけ考え抜いて、深い考察をしているか。

くれぐれも、心身ともに健康ではいてくれよ!前提が崩れてしまうから。