遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

高芝山

午後からの時間が少し空いた。

最近はこんなことがあるので、車に登山靴と着替えを常備している。

短時間で登れる山の候補は少ないので、未踏が多いエリアの甲州市とまずは決める。

扇山から滑沢山は少し時間がかかりそうなので、高芝山が無難かと思い決定した。

ザゼンソウで有名な小倉山には、何年か前に行っている。

帰ってきて記録を見ると、全く記憶にないが、どうやらマイナーピークの上条山も上条峠から稜線伝いに歩いているので、踏んでいたようだ。

ザゼンソウ公園は最短の回収コースになるか疑問もあり、林道の路肩に邪魔にならないよう駐車した。

この手前にも余地はあるが、私有地だろうことが否定できないので止めた。

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ここから少し下って入口。

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半分倒壊している廃屋を左に見て沢を渡る。

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広葉樹林。傾斜は地図通りに緩い。

さて、キノコはと・・・。

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シロツルタケと思いきや、ドクツルタケでした。柄のささくれ、つば有りでした。

結構、山歩きしていると高頻度で見るんですが。

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まぁ、食べる気にもならないキノコは撮影被写体。

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ホコリタケでしょうか。

鞍部に出て右に進むと稜線に乗る。

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林道が直下に、展望も少ないがきいた。

f:id:Argon:20191016200701j:plain御料局の標石あり。

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すぐに東屋。ここはおぼろげながら記憶にある。今回も利用価値はそれほど感じない。

林道を横切り、植林帯をしばし登る。

すると、どうも防火帯らしきところ。

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幼木のマツで歩きやすい。

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幾つかキノコが散見される。結構大きめで、おいしそうに見える。

大きさからすると疑わしく思うが、ツルタケか?タマゴテングタケモドキにも見える。

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何でしょうか?場違いなほど色鮮やかな花。花はこの株、これ以外何も見なかった。

楽勝と思いきや・・・。

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まぁまぁな傾斜ですね。少し緩く、砂が崩れる所もある。

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振り返ると良い眺望。雨は落ちていないが、そんな気配も感じられる曇天。

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旬は過ぎたキノコが切り株に。ムキタケでしょうか。

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送電線を通過。

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稜線登りの左には、巡視路と少し先には舗装林道が見えた。

勾配が結構あって木の根も滑るので歩きにくさを多少感じる。

岩場が2~3箇所あるが、容易に回避できる。

ケルンが積んである若干展望がある地点のすぐ先が高芝山だった。

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手製の山頂標識。7年で木がだいぶ成長したようで、真ん中で割れていた。

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山頂の様子。登ってきた西を見ている。

展望も無いので、さっさと下山すべく往路を辿る。

ガスが湧いてきて登りにも増して展望はダメになった。

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防火帯の終わりに御料局三角点があるのを下りに発見した。

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すぐ下にこれも発見。四等三角点みたいな小さい標石ですね。

国土地理院でなく、山梨県

樹林では、色々とキノコを発見。

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ヌメリイグチ。これは分かるので、いくつか状態の良いものをいただく。

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傘が開ききったこのキノコは・・・?

手のひら広げた程度の大きさがあり、食べられるとすると満足度は高いだろう。

写真を撮りながら、ゆっくり下っていると、家族より電話が鳴る。

警察の方が家に来ていて、電話を代わる。

林道に停めた車は私で間違いないか?事件性を疑って自宅まで来たが、何をしているのか?すぐに車まで来られるか?という内容。

勝手ながら、この時は自分に落ち度はないので、上条山を踏まずして戻るのは嫌だなぁと感じたが、相手の懸命な様子にあっさりと負けた。(帰宅後、上条山も踏んでいたことが分かり、これで良かった)

10分程度で林道を経由して軽快に駐車場所に戻る。

それから10分ほどで電話の方も到着。

問題ないことを確認された。お仕事ご苦労様です。

何年か前の正月に、甲武信ヶ岳に登る際の毛木平で同じような質問された。

今後はフロントガラスに山行計画も張っていけば予防できそうだ。

車上荒らしに遭う確率は逆に高まる気がするので、どうしたものか。

確かに、山には似つかわしくない車種だが、家からの長い道のりを考えると、非常に億劫。

狭い道やダートなど、たかが1割にも満たない場所を走るのに、他の9割が快適ではない車で向かうのはどうか・・・?

 

 

  • コースタイム

駐車地点(12:40)  → 上条峠(13:00) → 防火帯始まり(13:30) → 送電線下(14:05) → 高芝山(14:30) → 駐車地点(16:35)