富士寄生火山である、大室山へ。
県道沿いの駐車スペースに車を停めて歩き始める。
すぐにゲートがある。
樹海の植生はどこも変わらないが、不思議と生命力を豊かに感じられる。
富士風穴では、児童が課外授業か何かで風穴に入っていた。
林道染みた広い歩道を進む。
特に広い窪地のような所に出る。
ここから適当に沢型を登っていく。
ブナも確かにあるのだが、植林ではないだろうか…。
目印が散見され、踏跡もある。
尾根末端からではなく、傾斜も大したことがなく、どこでも歩ける様子なので、適当に斜面に取りつく。
何と登っていくと、非常に明瞭な道がある。
踏跡というより最早登山道だ。
この道を登る。
枯れた笹が出てくるようになると、間もなく山頂だった。
展望は無い。山頂標識と温度計があった。気温15℃と暑い…。
風が多少あるのが幸いだ。
三角点へと向かう。
やはり登山道レベルだ。
ルートファインディングの必要性は微塵も無い。
とても歩きやすいので、あっさりと三角点。大室山南峰へ。
東面・南面は開けている。
東はこのように富士山が迫る。
南面は少し下ると南アルプスまでもが見えた。
ここから適当に南に下ろうとしたが…。
この棘の植物が繁茂しており、縫って下れないことはないだろうが、かなり困難であるため早々に諦めた。
戻って鞍部のような場所。東にはアセビが多いようだ。
風穴を見ながら戻ることにした。
年期の入った標識に萌える。
どうにも写真の腕がなくて上手く撮れない。
結構深い穴で、意外に良かった。
歩道は概ね歩きやすいのだが、一部木がアーチになって整備状況はどうか?というところもあった。
この後は、来た道を戻る。
この辺の寄生火山はまたの機会に…。
- コースタイム
県道(10:20) → ブナ林標識(10:35) → 大室山(11:00) → 南峰・三角点(11:10-11:20) → 鞍部(11:50) → 神座風穴(11:55) → 県道(12:45)