昇仙峡の東の界隈の山を攻める。
御巣鷹山(おすたかやま)、中津森、小中津森(こなかつもり)の3つ。
林道奥千丈線が入れるようになって楽々のアプローチ。
上の写真は帰りのもの。結構な雨…。
峠のような場所から、まずは御巣鷹山へと南の尾根を伝う。
植林もあり、歩きやすい。藪っぽい感じも殆ど無い。
ウォーミングアップにもならない程度で、御巣鷹山に登り上げる。
三等三角点。展望は無い。標識は木に付けられていたものしか現役ではない。
明瞭な南に続く尾根を進む。
何と何と、途中の露岩から富士山が見えた。
晴れていたら良い所かもしれない。
適当にそのまま進んで行ったら林道が見えるではないか。
わざわざ1400mピークまで経由していくよりは、林道を歩いて労力を回避しようという魂胆だ。
林道にはクルミがたくさん落ちている。
三角形っぽい形をしているクルミは割りやすく、幼少の頃から好んで拾っていたので、帰りにいただいた。
丸いのは可食部が非常に取り出しにくいのでパス。
この林道には支線もできているのか。
中津森を踏むにはこれを利用すると楽々だろうと、先へ進んでいく。
意外と天気もまだもちそうに感じたので、1286mピークへ遊びに行く。
途中、面白そうなヌタ場はあって獣臭がプンプンしていたが、山頂は…。
まぁ、特別何があるわけではなく、ケーブルと一斗缶があるのみだった。
林道に戻って、小中津森を目指す。
ここしかないというような、見るからに取り付きという感じ。
尾根上は踏跡もあって藪らしさは皆無。
これなら小雨でも楽勝と思う。
小中津森の右側の尾根に誘導されないように注意したが、これも杞憂。
上り詰めたような感のある場所は作業場の跡のようだ。
ケーブルやら一升瓶やら…。小屋跡みたいな感じ。
そのまま西へと少しのアップダウンを挟んで、小中津森。
DJF氏のものと思われる黄色のテープがあるのみだ。
展望はあまり…。だが、直下の隙間からは金峰山が見えた。
左が中津森。右に遠望するのが金峰山。
休憩したいものの、ここで雨が強くなり始め、展望もすぐになくなってしまった。
サクッと林道に戻り、さっきの支線まで戻りる。
途中で車が上がってきて驚いた。こんな雨の中、向こうはもっと驚いただろう。
さて、支線から少しで北の尾根に乗る。
尾根上はピンクの目印がそこそこについており、踏跡もまずまず。
1344mピークは一升瓶がこれでもかという程散乱していた。
山梨クオリティ…。
相変わらず雨は降りしきるが、わざわざここへ来て引き返せない。
コルのような場所からすぐで、中津森の頂上。
目印はこれと白い朽ち果てたビニル紐のみ。展望は全く無し。
さっさと戻って、ウスヒラタケやクルミを少々いただきながら帰った。
林道をフル活用してしまったが、今日のような天候であれば利用価値もあるというもの。
沢登りでも使用しているゴアだが、最早撥水機能は殆どなく、車に着いた頃にはぐっしょりだった。
まぁ、展望の大して無い今回のような山であれば、こんなのもたまにはいいかな。
- コースタイム
駐車地点(10:45発) → 御巣鷹山(11:00) → 林道(11:20) → 奥千丈2号支線(11:30) → 1286mピーク(12:20) → 小中津森取付(13:10) → 小中津森(13:30) → 小中津森取付(13:55) → 奥千丈2号支線(14:40) → 1344ピーク(14:55) → 中津森(15:10) → 奥千丈2号支線(15:35) → ゲート(15:50) → 駐車地点(16:00着)