遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

御巣鷹山 中津森 小中津森

昇仙峡の東の界隈の山を攻める。
御巣鷹山(おすたかやま)、中津森、小中津森(こなかつもり)の3つ。

林道奥千丈線が入れるようになって楽々のアプローチ。
上の写真は帰りのもの。結構な雨…。
峠のような場所から、まずは御巣鷹山へと南の尾根を伝う。

植林もあり、歩きやすい。藪っぽい感じも殆ど無い。

ウォーミングアップにもならない程度で、御巣鷹山に登り上げる。
三等三角点。展望は無い。標識は木に付けられていたものしか現役ではない。
明瞭な南に続く尾根を進む。


何と何と、途中の露岩から富士山が見えた。
晴れていたら良い所かもしれない。

適当にそのまま進んで行ったら林道が見えるではないか。
わざわざ1400mピークまで経由していくよりは、林道を歩いて労力を回避しようという魂胆だ。

林道にはクルミがたくさん落ちている。
三角形っぽい形をしているクルミは割りやすく、幼少の頃から好んで拾っていたので、帰りにいただいた。
丸いのは可食部が非常に取り出しにくいのでパス。

この林道には支線もできているのか。
中津森を踏むにはこれを利用すると楽々だろうと、先へ進んでいく。
意外と天気もまだもちそうに感じたので、1286mピークへ遊びに行く。

途中、面白そうなヌタ場はあって獣臭がプンプンしていたが、山頂は…。
まぁ、特別何があるわけではなく、ケーブルと一斗缶があるのみだった。
林道に戻って、小中津森を目指す。

ここしかないというような、見るからに取り付きという感じ。
尾根上は踏跡もあって藪らしさは皆無。
これなら小雨でも楽勝と思う。
小中津森の右側の尾根に誘導されないように注意したが、これも杞憂。

上り詰めたような感のある場所は作業場の跡のようだ。
ケーブルやら一升瓶やら…。小屋跡みたいな感じ。
そのまま西へと少しのアップダウンを挟んで、小中津森。

DJF氏のものと思われる黄色のテープがあるのみだ。
展望はあまり…。だが、直下の隙間からは金峰山が見えた。

左が中津森。右に遠望するのが金峰山
休憩したいものの、ここで雨が強くなり始め、展望もすぐになくなってしまった。
サクッと林道に戻り、さっきの支線まで戻りる。
途中で車が上がってきて驚いた。こんな雨の中、向こうはもっと驚いただろう。
さて、支線から少しで北の尾根に乗る。
尾根上はピンクの目印がそこそこについており、踏跡もまずまず。

1344mピークは一升瓶がこれでもかという程散乱していた。
山梨クオリティ…。
相変わらず雨は降りしきるが、わざわざここへ来て引き返せない。

コルのような場所からすぐで、中津森の頂上。
目印はこれと白い朽ち果てたビニル紐のみ。展望は全く無し。
さっさと戻って、ウスヒラタケやクルミを少々いただきながら帰った。
林道をフル活用してしまったが、今日のような天候であれば利用価値もあるというもの。
沢登りでも使用しているゴアだが、最早撥水機能は殆どなく、車に着いた頃にはぐっしょりだった。
まぁ、展望の大して無い今回のような山であれば、こんなのもたまにはいいかな。

  • コースタイム

駐車地点(10:45発) → 御巣鷹山(11:00) → 林道(11:20) → 奥千丈2号支線(11:30) → 1286mピーク(12:20) → 小中津森取付(13:10) → 小中津森(13:30) → 小中津森取付(13:55) → 奥千丈2号支線(14:40) → 1344ピーク(14:55) → 中津森(15:10) → 奥千丈2号支線(15:35) → ゲート(15:50) → 駐車地点(16:00着)