この辺で多少なりとも歩行時間が長めの山に行っておかねばと思った。
今回もR君と一緒だ。
西沢渓谷の駐車場から出発。はいはい、冬季封鎖ですね…。
林道歩きはウォーミングアップになる。
実はこの建物、以前からずっと施錠されていない。
雪はこの辺りの標高になるまで殆ど無い。
盆地は霞んでいて、富士山もすっきりとは見えない。
シャクナゲが出てくるようになると多少雪が出始める。
戸渡尾根分岐ピーク辺りからは雪が一気に増える。
途中で大学山岳部と思しきグループと会った。かなりの荷物で縦走とのことで羨ましい。
アイゼンを装着して順調に登る。ラッセルも無しで、夏より歩きやすいと思う。
針葉樹に陽が射して綺麗だ。
月1回程度の登山になってしまっているが、足の調子は全く悪くない。
木賊山付近が一番雪が深い。
踏み抜きも殆どないので楽々。
甲武信岳ももうすぐそこ。景色は良いが、登り返しの往復が毎回堪えるポイント。
下り切った甲武信小屋。今年は正月営業はしなかったらしい。
過去、2回ここで年越しを迎えている思い出もあって、ちょっぴり寂しい。
それにしても暖かく、雪はあっても正に春。
展望は今回も素晴らしい。
主稜線の縦走路は歩いてしまったので、やはり黒金山から国師岳を歩きたい。
軌道敷も探索したい。
山頂の標柱はいつ来ても立派と思う。
ここでゆっくり昼食。風も比較的穏やか。
分かっているが、木賊山への登り返しが…。
戸渡尾根と徳ちゃん新道の分岐でアイゼンを外して下った。
カラマツはまだまだ新緑には早い。
登りは感じなかったが、意外に急な所もあったみたいだ。
今回の山歩きの様子からすると、まだまだ歩ける余力が十分にあった。
月1回程度でも、一応体が戻ってきているのかもしれない。