当初は恵那山に登る予定であったが、前日の登山で既に腹八分目の感。
よって、若干緩い南木曽岳にしたのだが…。
既に前夜泊の人達は、先に出発していった。
私は、前日の御嶽山のダメージもあって、ゆっくり出発。
林道をショートカットするかたちで登山道はついている。
男滝・女滝の分岐がすぐにあり、見に行く。
こちら、女滝。
男滝。
途中にある滝としては、まずまず。
林道に合流してしばし歩いて登山道となる。
そして、すぐに登山道と下山道の分岐。
途中にあるはずの喉の滝は消滅したようだ。残念!
トラバースが終わると、急登が続く。
鎖がついたところを通過した後、ベンチがある。
休憩。
写真も撮る。
足がだるい。
しかしながら、植林ではなさそうな木々を見ていると不思議と足は勝手に進む。
所々に花崗岩の巨石が点在。
登山口辺りにあったならば、いいボルダリングが出来そうだ。
傾斜は緩くなり、左手に涸れた池を見る。
すぐに山頂となる。
珍しく展望が無い。
僅かに進むと、展望地があった。
御嶽山が良く見える。
しばらく高度を変えずに進んで行くと、避難小屋が見えてくる。
そして、展望場所から中央アルプスが眼前に迫る…。
木曽駒はマイカー規制やロープウェーが理由で敬遠しているが、西から登ってみようか。
いや、それよりも空木岳に惹かれる。
越百山と合わせるとより一層充実しそうだ。
更に南部の山々を縦走するには、藪漕ぎスキルを磨き、以前の体力と勘を養わなければならない。
まずは、袈裟丸〜皇海山辺りで鍛えるのが妥当だろうか…。
秋の花もこの付近は多かった。
特にリンドウが群生していて癒された。
展望・花とも満足。あとは下山するのみだ。
こちら南木曽岳。先の展望場所手前のピークにも碑があったようだ。
摩利支天大神展望所にも寄り道する。
恵那山の頭は雲の中だった。
途中で、摩利支天大神展望所が見えた。
不思議な造形。
一部、笹の処理がいまいちな部分もあるが、支障はない。
この後、転がり落ちるような急下降が続く。
そろそろ紅葉の兆しも見られる。
膝に負担がかからないように努めて下った。
登山者は多く、下の駐車場も結構な入りで、人気のようだ。
南木曽岳は、予想に反し、食わせ物(褒め言葉)の山だった。
- コースタイム
蘭駐車場(6:10) → 滝往復(6:30) → 登山道入口(6:45) → 下山道分岐(7:00) → 休憩所(7:35) → 兜岩(8:00) → 南木曽岳頂上(8:10) → 展望所(8:25〜8:40) → 摩利支天大神展望所(8:55) → 下山道分岐(9:45) → 蘭駐車場(10:10)