深夜移動し、早朝から御嶽山登山。
黒沢口の六合目から出発。
駐車場からすぐの中の湯は営業していない。
途中、色々と建物がある。
行場山荘。ここは営業している。
だいぶ日が高くなっている。下は雲海で雲の流れに見入る。
八合目は、女人堂。人が一気に多くなる。下山組か宿泊組か。
鳥居や石仏等、多数。快晴だが、雲が上がってくる前に頂上を踏みたい。
まだ紅葉にはだいぶ早いようだ。
渋滞にはまると写真を撮る。
やっと九合目。石室山荘、覚明堂休憩所と鈍った足で何とか通過していく。
頂上山荘を抜け、石段を上り、ようやく山頂へ。
人が多くて休憩する気分ではない。さっさとお鉢巡りを開始。
名古屋辺りまで見えているのだろうか。東海は疎いのでさっぱりだ。
噴煙が上がっている。帰ったら温泉が待っている!などと思ってしまう。
意外と風が冷たく、一時は手袋とソフトシェルの上着を装備。
薄氷や霜柱もあったし、山頂付近は最低気温は氷点下の様相。
稜線の左手には白山が見えてくる。
この体たらくでは、白山の縦走など出来ない。
今まで撮った覚えのない植物も。
眼下には見えていたが、二ノ池は近づいても綺麗だ。
残雪もまだある。仮に泊まるなら、ここにしたい。
これにてお鉢巡りは終了。
登り・下りとも多数の登山者をパスし、油木美林歩道の分岐まで戻る。
百間滝へ向かうべく、進んで行くが、全く人がいない。
倒木も時々あるが、最初によく整備したな…、と思わずにはいられない。
樹林帯は気持ちがいい。キノコもたくさん。
概ね下りだし、標識も目安になっていいのだが、分岐から観瀑台まで3km程度あるので、骨が折れる。
六合目駐車場の分岐からすぐに小屋、そしてお待ちかねの百間滝が見えてくる。
かなり遠い。
下にも小さい滝が架かっている。
展望所まで進んで、色々な滝を眺める。遠望であるのが残念だが。
あれらの滝に向かうには1日コースだな…。
東屋があるのだが、全く滝は見えないので、先ほどの百間滝だけが見える所で大休止。
御嶽山の頂上付近は雲の中のようだ。山頂の右下くらいに何だか滝らしいものも見えたが…。
概ね満足し、駐車場へと向かう。
だが、これまた曲者であった。トラバースで標高差は無いように見えていたが、登る方がずっと多い。
最初に滝見に行かずに良かった。逆だったら、心が折れていたかもしれない。
油木美林歩道では、最後まで誰にも会わず、ルート取りは間違っていなかった。
課題は明確で、今回の登山ほど体力不足を痛感したことはない。
いくらストック無しとはいえ、歩行能力に重大な欠陥がある。
鍛え直さずにはいられない。
- コースタイム
六合目登山口(5:30) → 七合目(6:10) → 八合目(6:50) → 九号目(7:45) → 御嶽山頂上(8:15) → 二ノ池(9:10) → 油木美林歩道分岐(10:35) → 観瀑台付近(11:30〜12:10) → 六合目登山口(13:00)