遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

紀伊半島ツーリング 2日目


良かった、雨はすっかり上がっている。
夜中にイノシシらしき獣がうろついていたような気がするが、疲労や睡眠不足もあって、久しぶりに寝すぎる程よく眠れた。
撤収も楽なもので、濡れそぼった雨具等も多少マシになった。
海沿いを南下していく。

海は穏やか。晴天は否が応でも期待される。
移動していくと、また不動滝。こちらは古和浦不動滝とのこと。
落石や枝など荒れた状態の簡易舗装路と未舗装が少しで、終点から5〜10分程で滝前へ立てる。
巨木が鳥居がわりか、しめ縄が巻かれていた。



滝自体も中々。社等も場所の割に結構充実。
国道に戻る途中で日が差してくる。

余りにも美しい…。が、写真に収めるには時間は一瞬。
幸先はいいのか。
道路も走っていて楽しいし、景色も見事だ。昨日もこれが見られたならば。

途中、神武台なる標識を発見する。
高台だが、少し木々が伸びて期待したほどではない。

次は、高塚公園展望台。

雲一つない快晴。早くも暑いが、気分よく移動できる。
次は、馬越峠

熊野古道の雰囲気がたっぷりの場所だが、意外と時間がかかるので、最初の石畳だけ…。
自動車回送サービスもあるらしいので、今回は趣旨に合わない。
悪名名高い国道(酷道)425号は、何と奈良側へ通り抜け不能との看板!!
何たる不運か…。すっかり予定を狂わされたが、国道309号→国道169号と北上。
深瀬トンネルの南側に落ちている滝、深瀬滝を見る。
途中まで階段が付いているが、最後は強引に滝下に。

写真は露出コントロールが厳しくろくなものではない。
ケシの花っぽいのが滝の横にくっついていたのが印象的だった。
まぁ、こやつは前座。メインは不動七重滝。



展望台からの写真でも十分に満足したが、滝下へ向かう歩道があるなんて知らなかった…。

上流の青みがかった水を見て…。

国道から不動七重滝の途中に落ちている、大鷲谷の滝。
小鷲谷にも滝が架かっているが、苦労して下まで降りたものの、木でろくな写真が撮れず。
おくとろ道の駅のバイキング・ランチでたらふく食べて移動。

すぐ西には雷の滝。落差は結構あるが、落ち口の人工臭が著しく悪い。
この辺りから天気が怪しくなる。
布引の滝に向かう途中、ついに降ってきた。
夕立くらいはありそうだとは思っていたが、こんなに早いと行動に大ダメージ。
幸い、布引の滝の辺りは降っていなかった。


滝下にも行ってみると、トンボがたくさん。

時折青空が覗いてくるが、雷雨になりそうな…。
気になる、『小滝』は若干距離がありそうなので、見送った。
県道780号から布引の滝までにはいくつか標識があって滝が見られる。
上流から、荒滝。


落差も水量も十分で見事だ。
次、松山滝。

全景は収められない。下に降りて撮った。
まぁまぁ。上流の2つがいいだけに、という感じ。
最後、隠滝。

5〜10分程多少荒れた道を歩くが、行って損は無い。
更に下には、『大滝』の標識があって、それも見に行く。

落差は10mちょっとくらいだが、ツツジがが咲いていて和む。
気分よくしていたが、ここで突然本降り。
減光フィルターがまさかの水没で使用不能に…。
国道168号を南下していくが、雨は相変わらず、降ったり止んだり。
桑ノ木滝の近くに来ると何とも大きな滝が目に入った。

高滝というらしい。遠望で見る外ない。
桑ノ木滝の入口は一度素通りしたが、無事見ることができた。


里山の滝にしては中々だが、百選クラスか…、という印象だ。
水飛沫を嫌って撮影は早々に切り上げ。
10分程度歩くので蒸し暑くて仕方が無い。
これで終わりじゃない、まだまだ頑張る。
那智の滝


言わずと知れた滝の御神体
悪天が功を奏したのか、人はまばら。


那智大社を見て回る。装飾が天気も相まって密教臭じみて素敵。
その後も行けるところまで行ってやれ!
雨が上がって路面も乾いている。

橋杭岩。並んだ岩が不思議な光景。
くしもと大橋を一度走って、潮岬へ。

まずは灯台を見に行ったが、閉まってる!残念。
神社に行って、ついに終点。

本日の終着点としては申し分ない。
芝のサイトにテントを張って、買い出しと汗を流しに行く。
サンゴの湯でさっぱりして、夜釣りの船の灯りを横目に戻る。
眠くなる頃には、星も出てきていい夜だった。