起きると、曇天で、気分は沈みがち。
まぁ、雨じゃないだけマシかと思って、尾瀬に向かう。
が、近づくにつれ、霧雨が雨に変わっていき…。
モーカケの滝を見つつ、どうするか一考する。
大きな滝だが、距離があるので、いま一つ。
天気もあり、降り口を探す気にもならない。
とりあえず、御池まで進んでみることにしたが、状況は悪くなるばかり。
小沢平はどうかと、途中まで行ってみたが、やはり相変わらずで、渋沢大滝に向かうのはダルイ…。
予定を変更して、尾瀬に行くのは1日遅らせようと判断し、昨日来た道を戻る。
会津駒ヶ岳の登山口近くから派生している、竜の門の滝を雨の中見に行く。
国道からすぐ上のトイレで、車両通行止。
途中の渡渉は、橋が決壊していたが、飛び石を慎重に渡れば大丈夫だった。
20分強、キリキリ歩けば、展望台に到着。
先のモーカケの滝と同様に、距離はあるが、こちらの方がいいかな。
上流には、大瀑があるらしいが、下調べもせず、この天気では、まず行くのは無理。
さっさと戻り、鱒滝や二重滝を探すが、見つけられなかったが、1つだけ名前は分からないが発見。
次は、湯ノ花温泉にある、白糸の滝を目指す。
割とすぐに見つかってよかった。
雨が降っているので、いくらか水量は増えているはずだが…。
すぐ下流には、大滝・小滝の標識があり、渓流瀑が架かっていた。
紅葉が進めば、更に綺麗だろう。
いい加減に、雨が鬱陶しくなってきて、日光街道合流点まで戻って、ドライブインで早めの昼食。
会津ラーメンを食べた。
グローブもぐっしょり濡れてしまって寒かったので、とても温まった♪
特別美味しいというわけではないが、昔ながらの醤油ベースの優しい味だった。
待っている最中、携帯で雨雲レーダーをチェックすると、ピンポイントで尾瀬だけかかっていて、非常に悔しかった。
この辺から、曇りに変わり、次のポイント、不動滝に着いた時には、晴れ間も見えてきた。
まだ紅葉は見頃に僅かに早いが、色彩豊かな景色だった。
下まで降りるのが出来ないのは残念。
そして、那須塩原へ…。 無駄足の感は否めない。
潜龍峡を見て回る。
最初は、留春の滝。遊歩道を下っていけば、簡単に見られた。
悪くない。対岸にも滝が一筋落ちていた。
その後、いくつかの滝を見て、長い吊り橋を渡って、回顧の滝へ。
落差は周辺の滝で一番あるが、遠い。
展望台からは、このように、距離がある。
ここまで整備したなら、対岸すぐのところまでやってほしいものだと思った。
戻るのは、ここまでにして、竜化の滝の最下流の抛雪(ほうせつ)の滝を見る。
車道からしか見えないので、全く落ち着いて眺められなかった。
潜龍峡はこれで終わりにして、八方ヶ原ハイキングコースの滝巡りへ。
現在、下流からは行けないようで、更に、雄飛の滝までの歩道も通行できない!
それでも、上流から見に行った。
雷に由来する、強そうな名前の滝名が多くて気になるし…。
最初に現れる、雷霆(らいてい)の滝まで、約2.3㎞。
軽快に進んで行くと、雷霆の滝の上部で癒し空間。
すぐ下が、雷霆の滝。
幅広でいくつにも広がり、悪くない。
ここから更に、約1㎞下流に、咆哮霹靂の滝。
下流から向かって左が、こちらの霹靂滝らしい。
水量は豊富で、当然飛沫が多く、直近では濡れて寒い。
何とここで、レンズキャップを落として、激流に流された!
何回目だよ…、これ。
フィルターをキャップ代わりにしたが、今後、小さい穴を空けて糸を通して無くさないような工夫が、私には必須みたいだ。
気を取り直し、向かって右の、咆哮滝。
どうも名前とはミスマッチな、優しい滝だった。
十分楽しんだので、元の道を戻るが、ガッツリ下った分の登り返しは辛かった。
戻ると、既にいい時間。
最後は、県道56号線をそのまま抜けた先にある、赤滝へ向かう。
途中の県民の森への分岐では、見事な展望。
ここら辺の山は疎いので、さっぱり分からない。
目的の赤滝の入口は分かり難く、最初は通り過ぎてしまった。
林道から階段を下れば、すぐに滝と鳥居があった。
名前の通り、赤いバンドが走っている。
しめの滝も悪くなくて良かった。
奥鬼怒経由で、尾瀬入りしようかと思ったが、林道が通行止だったらと考えると、目も当てられないので、また、日光街道経由で向かった。
昨日のこともあるので、今日は、早めに夕食を取りにお店に入った。
こちらの一見普通の民家風のお店で、蕎麦とかつ丼のセットをいただいた。
昨日と同じ幕営地点で明日に備えて、さっさと就寝。