遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

リベンジ

先日、敗退した寺入の滝が気になって、装備を整え見に行った。
墓の後ろの竹林を下り、滝上に。
やや下流から懸垂下降したが、もっと滝に近いところからの方がよかった。
ロープ30mでは、下まで5m程足りなかった。
さて、件の滝はというと…。

ゴルジュに架かる滝!!私の好きな雰囲気の滝。
丁度うまいこと陽が差してくれたのを、逃さずに写真に収めることができた♪
残念なのは、上に廃屋が見えてしまうこと。*1
正面に移動して…。

飛沫が多くてすぐにレンズはびしょ濡れ。
あまり落差が無いように見えますが、そこそこあります。
見えるのは下段だけで、上段も合わせると38mらしい。
滝壺は結構深く、そこには犬のドザエモンとなった見なくなかった姿がありました…。
ゲンナリしたけれど、下流はどうなっているのか見に行った。

すぐにもう一つ滝があった。
左岸をそのまま下ろうかなと思った矢先、結構な雨が落ちてきたので、引き帰した。
この辺は植林だったので、下流から来れば、ロープなど必要なかったようだ。
登り返しは、アッセンダーのお蔭で、ゴボウも楽々。
ただ、泥で体もロープもデロデロになってしまった…。
一応は、目的達成。
まだ時間もあるので、牧馬沢の滝を上流から見に行くことにした。
牧馬峠手前の細い道を下って、支流の沢を渡った次のカーブから歩いて行った。
明瞭な踏跡で、出合まで直行。

少し上には、小滝が2つあるが、上はこの通り堰堤が見えてダメ。
20mも下流へ行けば、滝の落ち口と左から小滝を抱えた沢が合流している。

滝手前から高巻きの踏跡が見えたが、落ち口まで行くと、右に残置ロープがあった。
気休めに利用し、キックステップで適当に巻いて滝下へ。

幅広で中々立派。
100mもしない距離に次の滝が落ちていたが、これは小さく簡単には降りられない。
左岸にはロープが見えたが、あれは全く当てにならない。
降りるには、絶対に右岸!
で、弱点の降口を探すが、滝付近では懸垂下降しか方法がない。
登り返しも億劫だし、もっと大きく巻いた方がいいのか?と考え、少し登って偵察に向かうが、今まで小雨だったのが、土砂降りを彷彿とさせるような雨が一瞬だが何回かあり、ここでも敗退を決意…。
悔しいが、ゴルジュに架かる滝を拝みに行けない。
また来よう!写真では分からないが、この時酷かった。

しかし、台風の迫る日にこうしてここまで楽しめたのは幸いだった。
それよりも、帰りの山中湖辺りでの土砂降りは三途の川でも進んでいるかのようだった!

*1:Googleでは、森のホースハウスと載っている