遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

山梨百名山 〜高ドッキョウ(1134m) 貫ヶ岳(897m)〜

どうも天気図・気圧配置がよろしくない気がして、天気予報が信じられないので、幕営登山は控え、今回も緩めの山をチョイス。
先日、時間がなくて予定変更したので、今日こそは!
南部町までは、時間がかなり掛かるので、登り始めるのも遅いです。
県境の山だけに、なまじ箱根並みに遠いかも・・・。
石合林道を登ってき、登山口に。

まずは、沢を遡上していきます。
といっても、ヒノキの植林地帯をジグザグに登るだけです。
林業用作業路っていう感じの登山道でした。
無心に登ること数分・・・、横にあるスズタケの葉を隔てて5mもないところに黒い獣が!!
驚いて思わず声を上げてしまいましたよ!
向こうも驚いたようで、颯爽と走っていきました。
カモシカっぽい色でしたが、もしかするとただのシカだったかも。
いや〜、びびった(笑)
その後も順調に進むと、立派な林道に出ました。
林道を挟んで登っていく階段状の登山道を僅かに進めば樽峠でした。

林道が真下にあるだけに、峠らしくなく興醒めですよ(汗)
まずは、右の高ドッキョウを目指します。
林道は間もなく見えなくなり、満足。
所々藪っぽいところもありますが、殆ど切り払われており、十分に整備されていました。
アップダウンがいくつかあり、偽ピークに騙されました。
そうして、清水展望台の指標があるところへ。
ここからは、駿河湾が遠くに見えますが、生憎あまりすっきりしていないです。
後の写真では、もう少しマシに見えますので。
徐々に登りがきつくなり、直登となって、汗もかき息も上がり堪えます(汗)
後ろを振り返れば、富士山がよく見えました♪
そして、ようやく、平らになり、静岡側のどこかからの道を合わせ、すぐに山頂に。

山梨百名山、76番目、高ドッキョウ、制覇!!
うーん、展望は全く無いですね。
木々の間から僅かに見えるのみで、二等三角点らしくないかな。
先客もいたこともあり、さっきの直登箇所に戻って、景色を楽しみました。

ちょっとすっきりしませんが、中々でしょう♪
それに、紅葉も進んだ気がしますし。
樽峠まで一気に下って小休止し、次は貫ヶ岳へと向かいます。
ヒノキ植林帯を林道と並走しますが、5分も歩くと林道は終点となり、『貫ヶ岳登山口』と書かれた目立つ指標から階段状の登りが始まります。
が、これが大変ですよ(汗)
数十歩登って足を止めて、また登り、休みと繰り返し、平坦になると、平治の段に着きました。
昼食ポイントは展望の良いところで、と決めていたので、そんな展望がありそうに見えた中沢峠方面へ僅かに進んだら、ありました♪

富士山はもちろん、さっきの清水展望台よりも駿河湾富士宮市街がよく臨めます。
展望案内図もあり、ここで長めに昼食休憩としました。
今まで登った山は、こんなに静岡が見えなかったので新鮮☆
これから向かう、貫ヶ岳と思われるピークまでは、かなり下るように見えます。
汗で冷えて寒くなってきたので、軽快に進むことにします。
そうすると、すぐに、十国展望台がありました。
さっきの休憩スポットの方がよかったかな。
予想通り、下りが多いですが、たまに登りもあります。
こちらは、ヒノキ植林地帯でないところもあり、紅葉も楽しめました。
そろそろ中盤かと思う頃に、晴海展望台に到着。
ここも良い眺め♪

無駄にパノラマにしてみました。クリックして大きな写真でどうぞ。
富士山には、まだ殆ど雪が無いように見えますが、登るとなると別なのでしょうね。
今年の誤算は、富士山に登らなかったこと・・・。
さて、小休止もして進んで、左からの道を合わせ、順調に最後の登りをこなすと、貫ヶ岳へ。

山梨百名山、77番目、貫ヶ岳、制覇!!
ススキが繁茂しており、標柱がなければ、山頂という印象もありません。
三角点も、角がだいぶ欠けて傷んでいました。
そして、展望も無しと・・・。 何だか、損した気分・・・。
北の大城方面へは×が付けられていたので、下れないのかな?
ざっと見回して、さっさと戻りました。
展望台で休憩しながら、順調に戻って、今度は林道を歩きます。

ちなみに、こんな林道と植林帯で、このコースは好みじゃないな。
カラマツの新緑、紅葉は好きなのですけどね。
最後まで軽快に、山歩き終了となりました。
樽峠にあった指標のコースタイムは、私のいつもの快速と同じなので、一般的な速さでは、絶対に余計にかかるでしょう。


  • 本日の行程

登山口(9:35) → 樽峠(10:05) → 清水展望台(10:35) → 高ドッキョウ(11:10) → 清水展望台(11:35) → 樽峠(12:10) → 平治の段(13:00) → 晴海展望台(13:20) → 貫ヶ岳(13:45) → 晴海展望台(14:15) → 樽峠(15:00) → 登山口(15:20着)