遠流日記

登山・滝見・花見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

大菩薩の希少ラン

大菩薩・小金沢連嶺には、かつては素晴らしい花園があったらしいが、今は見る影もない・・・、と思っている。

10年前以上に見たニョホウチドリが記憶に残っているが、ほぼ壊滅的な記録を目にしている。その前に・・・、と思い探しに向かう。先日の八ヶ岳でも蕾だったしね。北岳に行くことが今は難しいのもある・・・。

自宅からは八ヶ岳より近いし、散歩の延長みたいなものだし、数時間もあれば十分。

登山口

平日にもかかわらず、中々の駐車量がある。ロッジも賑やか。

緩い道

手早く準備を終え、颯爽と登る。笹ばかりで、気になる植物は皆無。

福ちゃん荘

営業しており、物販は充実しているように見えた。

西の展望

霞む。雨が降らないだけマシ。

草原

さて、メインの場所へ。目を凝らして何かいるかとゆっくり登る。タカネコウリンカばかりで、お目当ては無い。確か、ここでもちらほらと見たように思うが。

全く見つからず、このくらいの花に慰められる。

スズタケの花か?

稜線闊歩

笹ばかりの草原に目をやりながら、南下する。

たまーにいるのは、まぁこのくらい。

無味乾燥

保護区域の中には、多少シモツケやギボウシが見られるのみ。しかし、笹の勢いに飲まれて、いずれは消滅しそうだ。

これは?トンボソウか?

大菩薩峠

かの有名な大菩薩峠。小屋の前を通過して先へ。

森林浴

気持ちの良い樹林帯ではあるが、草本で気になるものはない。シカが騒いで耳障り。奴等に食い尽くされたのかな。ハコネランも見ることはなかった・・・。

石丸峠を過ぎて、次のピークへ。

天狗棚山

まだ記憶に残るピーク。その先の草原をざっと見て折り返す。

ウスユキソウ

石丸峠から下山。

柵内・・・

柵に首を突っ込んで食べているとしか思えないな。

下山路

一時、ガスの中も通過するが、登山道は一級なので問題なし。今日の私の心境を投影しているかのよう。

林道

僅かに歩いて再度山道へ。

オダマキ

少し和む。

沢を渡る

増水したら面倒な場所になりそう。

ここには、この2つ。

べたついた手や顔を洗う。

素敵な樹林

山梨の樹林の何かに入っていたような・・・。ブナも少しだが見られていい。

シモツケ

これで終了。

人はそこそこ。土日・祝日は、駐車場問題もあるらしく、積極的に入る気はしないと再確認した。

肝心のニョホウチドリはというと、保護ロープが張られており、おいそれと踏み入るわけにはいかない。探索しがいは全く無かった。

花を見たのは僅か2株。それも笹に埋もれており、いつ消滅しても不思議ではない。通常見られる場所でもなかったし、花に興味がある人でなければ、ほぼ目にすることはないだろう。まだ咲いていない株があることを期待したい。

ミズチドリやヤマトキソウも、主稜線のどこかで見た記憶はあるのだが、さて、それがどこだったのか・・・。

梅雨の八ヶ岳

毎年、沢だったり花だったり必ず八ヶ岳界隈には訪問しているが、今日もまた!

縦走路・主稜線まで高度1000mを上げる程度。半日あれば、十分とは言えないものの、だいぶ楽しめるはず。ただし、雨には考慮が必要だが・・・。

既に亜高山帯。この雰囲気は大好きだ。ブユがいなければ、避暑だけに来てもいい。この中途半端な高度では、クマもおるまい…、と勝手に思っている。

じっくり登りでは花を探す。

主稜線ピーク

潤沢に時間を掛けて主稜線に着いたのは既に16時が近い。

チョウノスケソウやオヤマノエンドウといった高山植物が咲き乱れる。

一番の旬・主役は、イワウメかな!?

小同心だっけ?

大同心稜?

この辺までで切り上げる。

八ヶ岳では快晴っていうことが少ないかも…。自分の場合は、そんな天気であるから山に行けるんですけど。

いつも通りに、下山はパッパと。

最後に、植物の写真を・・・。

コハクラン

今回、見つけられて嬉しかった花だ。2週前にも蕾は見ていた。この植物は、葉が欠損しても花穂だけ上がってくるので不思議だと思う。

イチヨウランの葉は、写真のものだけ・・・。

キソチドリ

多かった。下部は見頃。上部は蕾まで。

左:ツルツゲ  右:ヒメムヨウラン

ツルツゲの花は結構レアに感じている。ヒメムヨウランの方が多かった。

コイチヨウラン

あと1週間ほどで開花するかな。偶然見つけた。花が咲いていないと見つけるのが困難。

コフタバラン

思ったよりは多くない。緑が強いものも。

高山帯へ・・・。

 

ウルップソウはお久しぶり。見頃を過ぎたか。

縦走路では、速足ながら色々と見られた。
ミスズランを見たいものだが、これを探すのは困難・・・。また来年かな。

富士南麓

さて、自分でもよく飽きもせず行くなー、と思うが、午後から富士南麓を探索。毎度お馴染み、雨天に濃霧でやれやれだが。

2週前に、ハコネランとフガクスズムシソウが全く見つけられなかったのも気になっていた。

以前いたところには、1株だけ花穂があったのみだったが、数株まとまって咲いていたところがあった。

時間も余裕があるわけではないので、この程度で・・・。

少し離れた場所でも見つけた!

キソチドリらしきラン科は、まだまだ早い様子。葉もたくさんあった。こんな場所があったのか。

お、ツクバネソウ。7月にもなって見るとは。

さて、お目当ては・・・。

ばっちり咲いていた。

去年より多くの株を発見できた。雨だし、三脚も持ってこなかったので、手持ちではこれが限界。

マツノハマンネングサ

間近で観察できそうだな。パッと見は、ヒメレンゲみたい・・・?

ほどほどに、高度を上げて行く。使用前から濡れた雨具に加えて、大汗をかいて非常に不快・・・。

イチヤクソウは見頃に近い。傷み始めているものもあった。

残念ながら、目立つ場所のイチヨウランは、やはり今年は花を咲かせなかったよう。あるいは花が咲いているかもと思ったが。

アオスズラン

こんなにアオスズランは多かったのか!10日もすれば見頃になっていそうな株も数株見られた。

早いですね。ムラサキモメンヅルも当然早いが、いることが分かっただけいいか。

下山・・・

ガッスガガス・・・。雨に加えて、濃霧で樹林の分布や構成の把握も余りできやしない。

800m近く登ってきた。16時が目前。早々に下山せねばな。

スゲ

何でしょうかねー。

コフタバラン

発見したのはこの1株のみ・・・。

ヒメムヨウラン

この高度にもいたか。ちらほら見られた。

ササバギンラン

2週前にも見た株は花を付けていた!ちょっぴり嬉しい。

二号五勺でカメラを仕舞い、ぶっ飛ばして下り、30分程度で駐車地点に戻った。

コハクランやミスズランを運良く見られればいいなと思ったが叶わず。ハコネランとフガクスズムシソウに時間を費やし過ぎた。というより、詰め込み過ぎ・・・?色々と甘かった。違うアプローチでまた行かねば。

富士北麓

去年遅かった富士北麓のフガクスズムシソウを見に行く。

めちゃくちゃ遠い・・・。

遠い・・・

距離にして10mは離れている。去年もこんな感じだったよね。しかし、よくこんなところにいるよね。

咲き始め。

よく着生していた。去年こんなに株があったように思わなかったが、花があるだけで印象がまるで違う。

間近で見られる株は、良いタイミングで会うことができた! 嬉しい♪
アリがせっせと・・・。

微妙な風で撮影に悪戦苦闘。雨が殆ど落ちないだけマシか。

去年はノーマークだった木にも発見できた。

前座のラン科
おまけ

ぼちぼちと移動しながら見て回る。

道路脇でも見られるので楽々。オニノヤガラにはまだ早いよう。

ちょっと樹林下をのぞく・・・。

キソチドリ

え? この標高で見頃とは驚き。

シテンクモキリが出てきそうな場所も行ってみたいが、今日は無理そうだ。

高度を落として、2年前から見ている場所を訪問。

時間が遅く、ヘッデン使用しつつ探す・・・。溶岩樹型がいたるところにあるし。

ここのキソチドリは咲き始め程度で、花穂が上がる途中のものの方が多かった。

イチヨウラン

イチヨウランを過去と違う場所で発見したが、散っていた。残念!

流石に、コイチヨウランには早かったらしく、全く見かけなかった。

夏富士

帰路。何と、青空が広がり富士山が見えていた。

午後の時間限定だったが、色々と見ることができたし、フガクスズムシソウはフレッシュな花を間近で見られたし満足!

姫鈴虫

今年こそは会いたいと思っていた、小さなラン科。

ふと目をやった場所に1株目を発見。

随分と賑やか。窮屈そうな様子だなー、というのが第一印象。

雨と風でピントが甘い…。

その後も、ちらほらと見つかり始める。

固まって咲いていた場所♪

最も見頃な株。ジガバチソウとクモキリソウの中間みたいな?

初めてヒメスズムシを発見した株。今年はまだ蕾だった。今年も頑張れー!

いつも通り、道中のゴミも目に付いたものは全て回収してやった。これからも気持ちよく花見と展望を楽しみたい場所である。

花探索

雨にもめげず、色々と見て回るぞ!

アオスズラン

もう1つあったが、食べられていて悲しい・・・。

ケブカツルカコソウは、ぐっと減った?時期が早い訳ではなさそうだが。食害・・・?

更紗
早い・・・

タカネアオチドリ

咲いているのかどうかよく分からない(笑) 5株は花があった。

ヒメムヨウラン

富士に続き、今年は幾つも見られた。ここでも20本くらい。

カモメラン

かなり注意深く見ていたが、結局は容易に見られた場所にのみ。花は2株・・・。葉だけのもの1株しか私には見つけられない。ここでは、絶滅寸前・・・?

イチヨウラン

少ないと思いきや、それなりに見られた。富士での物足りなさを払拭。

コハクラン

3株発見。葉の様子もしっかり観察できた。過去に見た場所にはおらず。

ざーっと回っていく。

行きで5時間近くかけたが、帰りはぶっ飛ばして1時間。見たかった花は概ね網羅できたが、見つからなかった植物もあった。

2週後を目安にまたこの界隈に行ければ・・・。

南部町探索

南部町に春から探索しているが、引き続き・・・。

台風の影響でずっと雨続きだが、雨天開かない花等でなければ問題ない。

目当ては、ショウキランの仲間。

ところが、現地に到着すると・・・。

濁流

沢登り装備で全身ずぶ濡れなら問題ないのだが、とても渡渉する気にならない。

朽ちた橋

どこか渡渉できそうなところはないかと見たが、橋も渡れる状態ではない。

長靴程度では対応できず、あえなく撤退。ヒルも上がってくるし。

トンボ

ミヤマカワトンボとな。涼し気だな。一時、日が出るが、すぐに降雨。

特長的な葉

自分の浅い知識では、クマガイソウにしか見えない。花が咲いた様子はない。こんな所に自生するのかしら?かといって、近くに人家があるわけでもなく、植栽するような場所では無いと思うが。来年以降、確認しに行けるかどうか・・・。

他に目当てが出てくる場所の目星は付いているが、まだ出ていないと予想し、簡単に見られる花でお茶を濁すことにする。

コクラン

この時期の南部町といえば、コクランかな。

暗さと風で撮影が難しい・・・。

食害を受けたと思われる株も、何とか花を咲かせてくれた。

去年は遅かったが、今年はまずまずのタイミングで見られたので満足。

さて、もう1つ。

オオバノトンボソウ

去年、花穂を食べられたのか折れてしまったのかは分からないが、その株は立派に咲いていた!

4株花を見ることができた。

見頃かな。

雨が強くなってしまい、今日はこれで撤退。

甲府のオオバノトンボソウと思われた植物もどうなっているだろうか。