遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

八幡山

前日はしっかりと雨が降った。

ライミングは絶望的と判断して、午前中に軽くハイキング。

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このバス停の100mほど手前に駐車して。

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というのは、この石仏の前は駐車スペースがあるのだが、仕事の人の車でどうにも・・・。

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別荘のような家屋を横目にゲートが現れる。

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中々趣深いかもしれない。

軽トラック等であれば、何とか登れるだろう。

先日の台風の影響か、それともそれ以前からなのか、結構荒れていた。

農作物の管理のため、ゲートが複数あった。

植林帯の道を上がり、桜峠へ出る。

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山梨市側へ向かって道は続いていた。

よく確認せずに通過してしまったが、桜峠と名があるからなのか桜があったと思う。梅だったかもしれない・・・。失念した。

尾根に登り上げる途中、小動物が目の前に。

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里山には割と登っているが、イタチに会うのは本当に久しぶりだ。

子供の頃以外の山歩きでは1回しか会っていない。

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御料局の標石。

稜線は倒木少なく歩きやすい。

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防火帯のように歩きやすい。

勾配は少ないので、あっさり八幡山に到着。

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想像通りに展望は無いですよね。三角点あり。

天気の回復が遅いので、どの道あったとして関係が無い。

午後はボルダリングに望みをかけるべく、予定を組んでいるので、足早に下山にかかる。

植林なので、適当に沢型を下ればもっと早く下山できたと思うが、次の山行のためにも、この清八峠まで様子を確認したかったので、ここまで進んだ。

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薄暗い植林を下る。

目印はあるが、ぬかるんで油断すると足元をすくわれる。

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キノコはこれは・・・?

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やっぱりニガクリタケでしょうか・・・。

沢沿いにどこでも歩けるので適当に駆け下る。

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最後はゲートが現れる。

ここから舗装された道。

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ここから出てきた。

あとは車道をジョギングで車まで戻る。暑い・・・。

約束をしていたが、遅れてしまい申し訳ない思いだ。

標高差と距離からすれば、遅れまいと思っていたが、見通しが甘く反省。

ボルダリングの方は、岩のコンディションは思いの外良く、こんなことをしなければと思った。

つまり、返り討ち。精進します。

 

  • コースタイム

バス停(9:10) → 桜峠(9:30) → 八幡山(10:05) → 清八峠(10:20) → ゲート(10:35) → バス停(10:50)

藤尾山(天狗棚山)

先日の高芝山の北を攻める。

前日、ハードにクライミングジムで遊んでしまい、大ダメージ。家業もあって午後の時間を使う。

柳沢峠から笠取小屋までの区間もまだ残るが、出遅れもあり、時間的に厳しい。

犬切峠まで車で入れる。台風の影響はほぼ無い。

すぐ下の林道分岐は、駐車するには十分な広さがある。

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犬切峠から早速取り付く。

防火帯のようで、左を登っていく。

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この辺の山はどこも防火帯があるのか。下草もなくて歩きやすい。

途中、電波中継塔らしき設備あり。

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午前中は晴れていたが、午後からは雲が上がってきて下り坂のようだ。

紅葉もいまひとつか。

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幼菌のキノコ。何でしょうか。白いキノコは、毒を持つのが多い印象だが。

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防火帯を登り切ると笹が出る。

右をトラバースするように踏跡が続く。

幾らか藪っぽさはあるが短距離で、稜線に出るとそれも感じない。

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歩きやすい。標石があったが、判読が困難。

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藤尾山の手前のピークには、ケーブルと人工的な柱らしき木があった。
僅かに下って、同じくらい登り返せば、そこが藤尾山。

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予想通り、地味で展望無し。

木に直接書かれた登頂落書きがいただけない。2年もすれば消滅するだろうか。

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三等三角点。点名、天狗棚。

雲も上がってきており、展望も無いので、さっさと往路を戻る。

石保戸山も踏もうかと思ったが、今回は見送った。

 

  • コースタイム

駐車地点(14:50発) → 犬切峠(14:55) → 藤尾山(15:30) → 駐車地点(16:00着)

旭山

韮崎は旭山。

もう立ち寄ることもないと思っていた栗平

何年も前に正月登山で夜に通過したのをよく覚えている。

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下から登ってもいいが、駐車スペースが心配になり、ここから。

林道が走っているが、そちらにはいかず、斜面を登って稜線へ出ようと試みる。

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これはダメだ。

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スギヒラタケ。これはどうか…。

台風の影響で小枝が落ちてそこそこ歩きにくい。

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鞍部を振り返って。道型あるようだ。

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手前ピークには文字の消えた標識板、そして、このケーブル。

踏跡もあり、適当に進める。

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目標の旭山。三角点とこれだけ。

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展望はもちろんなし。

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分からないキノコが目を惹いた。

先へ進んでみる。

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境界見出、年季が入っている。よくこの様に取り込まれたものだ。

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先が明るいと思ったら、草原に出た。

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うーん、西は展望はいまいち。

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東側は柵が設けられている。

適当に進むと林道に飛び出す。

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判読不能な標識らしき板があった。

そのまま林道を突っ切って先へ。

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間も無く、眼下に社が見えてここに回り込むように降り立つ。

立派な建物。

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穂見神社。古の時代は栄えていたようだ。

座ってパンを食べて小休止。ヒルがいるのかと思ったが、杞憂だった。

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石仏はこの雰囲気に合っている。

が、サクラは枯れたか・・・?宝くじの植樹の碑が虚しくあった。

モミを推す標識があるが、1本だけは目を惹く以外、通ってきた場所には無い。

林道を経由して戻る。

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状態は悪くない。と思ったら、この道は先ほどの横切った林道場所に続くようで登っていく。

適当に斜面を降りて、本来の林道に復帰。

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大きな倒木が2カ所。これもチェーンソーがあれば30分もすれば片づけられるだろう。

路面は荒れていないので、倒木処理をすれば利用可能に感じた。

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周回完了。

こちらからだと、穂見神社に詣でた感じにはならないが、旭山を踏むという目的では大差ないか。

まぁ、もう来ることもないだろう。

 

  • コースタイム

栗平(13:10発) → 旭山(13:45) → 穂見神社(14:05-14:15) → 栗平(14:45着)

高芝山

午後からの時間が少し空いた。

最近はこんなことがあるので、車に登山靴と着替えを常備している。

短時間で登れる山の候補は少ないので、未踏が多いエリアの甲州市とまずは決める。

扇山から滑沢山は少し時間がかかりそうなので、高芝山が無難かと思い決定した。

ザゼンソウで有名な小倉山には、何年か前に行っている。

帰ってきて記録を見ると、全く記憶にないが、どうやらマイナーピークの上条山も上条峠から稜線伝いに歩いているので、踏んでいたようだ。

ザゼンソウ公園は最短の回収コースになるか疑問もあり、林道の路肩に邪魔にならないよう駐車した。

この手前にも余地はあるが、私有地だろうことが否定できないので止めた。

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ここから少し下って入口。

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半分倒壊している廃屋を左に見て沢を渡る。

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広葉樹林。傾斜は地図通りに緩い。

さて、キノコはと・・・。

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シロツルタケと思いきや、ドクツルタケでした。柄のささくれ、つば有りでした。

結構、山歩きしていると高頻度で見るんですが。

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まぁ、食べる気にもならないキノコは撮影被写体。

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ホコリタケでしょうか。

鞍部に出て右に進むと稜線に乗る。

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林道が直下に、展望も少ないがきいた。

f:id:Argon:20191016200701j:plain御料局の標石あり。

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すぐに東屋。ここはおぼろげながら記憶にある。今回も利用価値はそれほど感じない。

林道を横切り、植林帯をしばし登る。

すると、どうも防火帯らしきところ。

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幼木のマツで歩きやすい。

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幾つかキノコが散見される。結構大きめで、おいしそうに見える。

大きさからすると疑わしく思うが、ツルタケか?タマゴテングタケモドキにも見える。

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何でしょうか?場違いなほど色鮮やかな花。花はこの株、これ以外何も見なかった。

楽勝と思いきや・・・。

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まぁまぁな傾斜ですね。少し緩く、砂が崩れる所もある。

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振り返ると良い眺望。雨は落ちていないが、そんな気配も感じられる曇天。

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旬は過ぎたキノコが切り株に。ムキタケでしょうか。

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送電線を通過。

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稜線登りの左には、巡視路と少し先には舗装林道が見えた。

勾配が結構あって木の根も滑るので歩きにくさを多少感じる。

岩場が2~3箇所あるが、容易に回避できる。

ケルンが積んである若干展望がある地点のすぐ先が高芝山だった。

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手製の山頂標識。7年で木がだいぶ成長したようで、真ん中で割れていた。

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山頂の様子。登ってきた西を見ている。

展望も無いので、さっさと下山すべく往路を辿る。

ガスが湧いてきて登りにも増して展望はダメになった。

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防火帯の終わりに御料局三角点があるのを下りに発見した。

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すぐ下にこれも発見。四等三角点みたいな小さい標石ですね。

国土地理院でなく、山梨県

樹林では、色々とキノコを発見。

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ヌメリイグチ。これは分かるので、いくつか状態の良いものをいただく。

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傘が開ききったこのキノコは・・・?

手のひら広げた程度の大きさがあり、食べられるとすると満足度は高いだろう。

写真を撮りながら、ゆっくり下っていると、家族より電話が鳴る。

警察の方が家に来ていて、電話を代わる。

林道に停めた車は私で間違いないか?事件性を疑って自宅まで来たが、何をしているのか?すぐに車まで来られるか?という内容。

勝手ながら、この時は自分に落ち度はないので、上条山を踏まずして戻るのは嫌だなぁと感じたが、相手の懸命な様子にあっさりと負けた。(帰宅後、上条山も踏んでいたことが分かり、これで良かった)

10分程度で林道を経由して軽快に駐車場所に戻る。

それから10分ほどで電話の方も到着。

問題ないことを確認された。お仕事ご苦労様です。

何年か前の正月に、甲武信ヶ岳に登る際の毛木平で同じような質問された。

今後はフロントガラスに山行計画も張っていけば予防できそうだ。

車上荒らしに遭う確率は逆に高まる気がするので、どうしたものか。

確かに、山には似つかわしくない車種だが、家からの長い道のりを考えると、非常に億劫。

狭い道やダートなど、たかが1割にも満たない場所を走るのに、他の9割が快適ではない車で向かうのはどうか・・・?

 

 

  • コースタイム

駐車地点(12:40)  → 上条峠(13:00) → 防火帯始まり(13:30) → 送電線下(14:05) → 高芝山(14:30) → 駐車地点(16:35)

ニュウ 稲子岳 中山 丸山

仕事終わりで小淵沢のホテルに直行して夕食を楽しみつつ宿泊。

翌日、朝食と朝風呂も堪能してからゆっくりとハイキングに出る。

行先は麦草峠

周回をできるコース取りを昨日思いついた。

予想はしていたが、それを遥かに上回る混雑で、駐車場は満車。

東に下った駐車場に駐車して行動を開始する。

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諏訪門というらしい。

ここは駐車禁止エリアには含まれない上、駐車も6台程度は十分可能な場所。
林道を進む。林道を離れるまで3分程度、2分程で剣ヶ峰直下へ。

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山頂までも踏跡は続いている。藪ももちろん無い。

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山頂は南北に幅広でケルンが積んである。木の間からそこそこ展望が望める。

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東の展望。快晴で今日はいいハイキングができそうだ。

ぐるりと見渡すが、八柱山と思われる山も見える。いずれ行かねば。

林道途中まで戻って、車道までショートカットする歩道を進む。

車道歩きは5分そこそこで閉鎖された林道入口。

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舗装はすぐに終わり、ダートになる。入口から数分で、白駒池に繋がる歩道入口。

木道になっている。滑り止めが敷いてあり、これはとてもありがたいことだ。

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推すだけあって苔が綺麗だ。傾斜も殆どないような道で歩きやすい。

白駒池の外周の東屋に出ると、人が沢山。

あの駐車場の状況では容易に想像はできたが。

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もうこんなに紅葉している。台風目前で、落葉してしまう前に楽しめて良かった。

池周囲の紅葉は帰りにまた楽しむとして、ニュウへと進む。

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白駒湿原が途中にある。振り返って一枚。もう干上がっている印象だ。

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樹林帯は木道や倒木があるが、ぬかるみが多く、結構歩きにくい。

人は激減していたが、それでも数人と会う。

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この辺も苔が悪くない。北八ヶ岳ですね、という印象。

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「にう」となっているが、「ゅ」が真ん中消えてしまったのか。

由来の一説には、刈り取った稲を円錐形に積み上げた「にお」からというのがある。

ここからはそれなりに傾斜が強くなる。

今日は足の具合も良くて軽快にどんどん登れた。

稜線に出ると、一気に展望が開ける。

ニュウ頂上は左手の岩場。

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三等三角点。

数人はいるが、混雑というほどではなく、楽しめる。

岩の上に登って撮影と景色を楽しむ。

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富士山、硫黄岳、天狗岳と。雲が上がる前に到着できてよかった。

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そこから少し東にずらして一枚。

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浅間山でしょうか。

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北西面は歩いてきた樹林。白駒池を眼下に、北アルプスを遠望、北横岳など。

まだ先もあるが、自分なりにゆっくりした。

中山峠方面への道の途中から、それっぽい所を稲子岳を踏むために逸れる。

何となく踏跡あるなと思った所で、目印も多数。

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稜線上には踏跡がしっかりあり、この先も目印も豊富。

途中のちょっとしたコブに、ハイマツをかき分けて乗ってみる。

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右の岩場がニュウだ。

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ズームして一枚。遠望で浅間山ですか。

進む方向は平坦に近いので、樹林でよく見えず。

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若干、木の密度が濃くなるが、歩行に問題なし。倒木も余裕でかわせる。

地図で読み取れない、微妙な起伏は意外とあった。

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おや、最高点はここのようですね。目印あり。

東壁が見えるかと思ったけど、下は見えず。樹林で遮られ、展望はそれほどではない。

南下を僅かにした場所には、国土交通省の標柱が刺さっていた。

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南下を続ける。また僅かに移動すると・・・。

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樹林は無くなった部分あり。これが南壁の始まりか。

文字の消えた標識が架かっていた。

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紅葉するような樹木は殆どないのが残念だが、十分な景色。硫黄岳が見事。

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人工物が出てくる。登山道と言っても差し支えないレベル。

この先、樹林帯に入って下っていく。

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青空と紅葉。悪くない。

ちょっとした岩場にはフィックスロープが張られていた。

今の時代に、稲子岳の壁を登りに来るクライマーがそれなりにいるのだろうか。

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苔が見事な所も幾つか。いいコースだ。

ガレ沢を横切るが、危険は感じない。

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振り返って。東から壁の全貌を見てみたいですね。

適当に下っていくと、登山道に間も無く出た。

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関係者とは?私のようなハイカーでも通行させてくれるでしょうか。

登山道指定がない所では誰にも会わなかった。

ここから傾斜が多少ある登り一辺倒。

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中山峠に登り上げた。まだ折り返し地点だ。

道の傾斜は殆どないので、軽快に行ける。

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先ほどまであんなところにいたのか!それは展望いいはずですね。

人は結構歩いているが、土日祝日などはどんな状況なのか、混雑を想像するだけで億劫になる。

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展望からは外れた中山。ここが本日の最高点で2496m。

すぐ北西は展望地となっている。

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蓼科山まで素敵な稜線。

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霧ヶ峰を前衛に、北アルプスの山々が勢ぞろい。

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御嶽山もよく見えた。

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天狗岳の東西。

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穂高槍ヶ岳は初冬が狙い目と思っているが、行けるだろうか・・・。

食事しながらゆっくりした。

再度、岩をかんだぬかるみ、木道中心の道。

高見石小屋から丸山を往復にかかる。大した距離でもないし、傾斜も緩めなので一息に。

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展望は木の高さがあり、余り良くない。

冷山のコルへの廃道の様子を観察し忘れたのは不覚。

優先順位からすると現在とても低い。

さっさと戻って高見岩から景色を楽しむ。

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これが最後の展望と思い楽しんだ。

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小屋のテラスは快適そうで、パンを食べたくもあったが、結局止めた。

ピッチの上がらない木道をまたまたこなす。

今回のメインの白駒池の紅葉を存分に楽しもうと思ったが、一方通行との標識があり、意図していた右回りができない。

結局、守っている人もいないし、朝ほどの混雑もなかったし、何だかなぁという印象だった。

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半周近くはできたし、紅葉自体も良かったし、満足した。

あとは同じ道を戻るだけ。

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べたついた手を冷やして、靴も綺麗にして、樹林帯で小休止。

駐車場までクールダウンの歩きにて終了。

夜には所用あり、リミットは16時半だったが、だいぶ余裕をもって下山ができた。

 

  • コースタイム

諏訪門(9:50発) → 剣ヶ峰(10:00) → 歩道入口(10:20) → 東屋(10:35) → 白駒湿原(10:50) → ニュウ(11:30) → 稲子岳(12:00) → 登山道(12:35) → 中山峠(12:50) → 中山(13:05) → 丸山(14:05) → 高見石(14:20) → 東屋(15:10) → 諏訪門(15:30着)

瑞牆

健康診断で午前中が丸々潰れてしまった・・・。

体は資本。年1回くらいは血液検査その他はしておいてもいいかと納得させる。

生活習慣病になったら、私は発狂するかもしれない・・・。

まだまだやりたいことはあるし、美味い日本酒も死ぬまで飲みたい。

 

さて、お気に入りのパン屋でいくつか購入して、瑞牆へ向かう。

だが、塩川ダムを過ぎて、道路の路肩を見ると、どうも雨が降っていたようで、濡れている。

『指人形』辺りは道路はびっしょり。これは・・・、敗退か?

ここまで来て何もしないわけにはいかないので、一応偵察しに向かう。

駐車場はひんやりして風が時折吹いているので、よもや登れるのではと思う。

駐車場は5台程度しか車がおらず、推して知るべしという感じではあるが。

上がダメでも、雨に余り関係ない『ヴォック』だったらできるからいいやと思う。

お目当ては、直近で敗退した『眠った風』だ。

体や指の状態は悪くないのに、なぜあの時登れなかったのか不思議だった。

途中、夜岩に2人見た以外は、誰もいない。

到着して、岩の状態を見ると、湿気てはいるが十分登れそうだ。

2日目なので、ムーブを確認するためにお触り。

まぁ、ピンチが持てればどうにでもなるでしょうと思う。

ここで、思わぬ事態。チョークバックにチョーク殆どねーよ!!!

無駄打ち出来んぞ・・・。

1便目で丁寧にホールドの触り心地を確認・・・。

2便目でピンチからクロスは足上げしないとかえって苦しいことを確認・・・。

3便目!!無事ではないが、登れた。

なぜかって、それはリップ方面がしっけしけのびしょ濡れだったから!!

足を乾いた所を選ぶのにも必死だった。

『ミケ』を登った時もそうだったが、こんなのは勘弁してもらいたい。

宿題は回収できたので、良しとして・・・。

横にある『小鹿ハング』(2級)がどんなもんかとお触り。

ひとしきり、持てそうなホールドを確認して・・・。

オンサイトトライでは全然ダメ!

そもそもスタートホールドどこ?っていう感じ。

スタートできる一番下から登るというのが適当なので、崩壊しそうな薄いホールドの下からスタートした。

いやぁ、良くない。

何かムーブがあるのですか・・・?

結局、私は、左ピンチを握り倒して、右ヒールでどんどん右手を飛ばしてという感じで完登。

とにかく良くない。『眠った風』がムーブを出しやすいのに比べて、これは同じくらい難しいと思う。・・・。

これに躍起になってしまい、時間切れ。

今日は午後から2本の課題が登れたので、それなりに満足。

これだけ湿気ていても、まぁまぁ結構登れるようなので、パリッとしたシーズンはどうなるか!?

ナメラ沢

ブランチしてから、ゆっくり出発。

下降にでも使おうかとも思っていた、奥秩父はナメラ沢。

雁坂トンネル料金所手前の駐車場からアプローチ。

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ここは初めてだった。以前は西沢渓谷だったか、そちらから歩いている。

舗装林道を行く。暑い。

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日差しがきつい。じりじりとやられてしまう。

今日はどうせ濡れないと踏んで、ファイントラックのラピッドラッシュも装備していない。

さて、沓切沢橋の脇から沢を下降する。

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踏跡もあって、危険は全く無し。

3分もかからないうちに滝が出る。右岸からクライムダウン。

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3~4mと小さい滝で、ロープが張ってあり、楽勝である。

すぐ久渡沢本流。水量は普通なのだろう。

またまたすぐ峠沢を分けて、ナメラ沢へ。

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沢歩きをまったりと。

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ちょいと滑が出ている。

鞍掛沢でダメにしたレンズを新調して撮影。使い慣れたレンズはいいものだ・・・。

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PLフィルター付けっぱなしで、失念した。

やがて、5m滝が現れる。

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滝らしい滝ですね。

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ここは登るしかないと思い、中央を突破。

びしょ濡れで寒くなった。うーん、ラピッドラッシュ装備してくれば良かったか。

ぬめりは無いけれど、少し外傾しているホールド主体なので、ちょいと気合入る。

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さて、中ノ沢を右に分ける。そちらを遡行して、ナメラ沢下降でもいいかも?

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トリカブト。秋への移り変わりを特に感じますね。

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萎れたキノコと現役を。

滑が中々秀逸。

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ぬめり箇所が分かりやすく、概ね水流を登っていける。

そして、目を惹く滑滝。

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5m滝以来なので思わず写真を撮る。

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左から取り付き、水流を適当に登る。たわしは持っていないがラバーソールで問題なし。

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小規模な滑。

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ここはやや深い。といってもそれほどではないが。

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右岸から水流。階段状。

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悪くない滑だ。

写真写りは良いが、谷川の滑を体験してしまうと、物足りなさは禁じ得ない・・・。

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さて、二俣。

時間的にも左俣から青笹尾根で下山が妥当だろうと判断した。

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こちら、二俣左にすぐの滝。

階段なので、適当に登れる。

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少し傾斜は増すが何も問題なし。

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折角なので、水流を突破。ここも濡れるのを厭わなければ、簡単。

ガレで余り惹かれない渓相になってきた。

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この辺で水流が激減。殆ど無くなる。

両岸には踏跡ある様子。

まぁ、右岸から青笹尾根に乗り上げるんですが。

2052mピークとのコルを目標に適当にトラバースを仕掛ける。

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笹は丈が低いので楽々の詰め。倒木も少ない。

僅かで青笹尾根に乗る。

先月歩いている上、今日は見通しが利くので、気を抜いても歩けることが分かっている。

キノコを撮影しながら下る。

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沢山あった。標高の順で撮影。

食べられそうなキノコが無い・・・。

1735mピークからナメラ沢出合を目指す。

尾根がばらけて少し複雑。

倒木少なめで歩きやすいし、傾斜も緩いので、まぁ、適当に歩けるのですが。

最後は、何だか作業路みたいな道?に出たが。

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行きでもチェックしていた、このAという目印の地点に出た。

沢講習でしょうか。

これより、往路を辿っていく。

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十分に明るい時間帯に橋を上がる。

林道途中でスパッツを洗ったり、綺麗にして駐車場へ戻る。

ナメラ沢は半日でもいいかと思う。倒木は時間経過にてすっきりした模様。

 

今回の下山途中から右膝が感じたことが無い所の痛みが出ていた・・・。

歩けないということは全くないが、加齢かと思わずにいられない。

特に痛めるような動作はしていないつもりだが、余り負荷の強い動きは避けるべきなのか。

山岳保険には加入しているが、自分の能力不足や不手際でのレスキュー要請だけは本当に回避したいと思う。

山岳保険はお守り。

他者の落石誘発による傷害など、また予測不可能な落雷や崩落などでの保険と思っている。


  • コースタイム

駐車場(11:45発) → 橋(12:00) → ナメラ沢出合(12:10) → 4m滝(12:20) → A地点(12:25) → 滑滝(12:50) → 二俣(13:30) → 水切れ(14:20) → 青笹尾根(14:30) → 四等三角点(15:00) → A地点(15:35) → 駐車場(16:30着)