遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

初・三段

昼過ぎから、まったりとローカルのボルダリングへ。

今年2回目の牧丘。

前回は、『英国式/1級』という課題のみでスルーしたが、今回は『隣人13号/三段』をお触り。

すぐ上の『トリプルフラット/二段』は何年も前に登っており、その時以来、全く触っていない。

当時でも登れそうな気配はなかったが。

車で移動途中、雪が舞ってくる。道路もびしょ濡れ。

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ひとまず、どういう感じか偵察だけと思ったが、傾斜があってかぶっており、コンディションは良い!

雪見しながらのボルダリングは乙だ♪

さて、スタートはまだしも、二手目以降が中々悪い。

アンダースタートで、右手サイドガバ、足を左→右と決めて、左ヒール、左手カチこの辺まではまぁまぁ。

その後の右手カチが強烈。薄いカチなので、スタティックに近い状態でないと止まらない。

そして、左手をガバ(といってもしっくりこない)に出す。この二手が核心。

右手薄カチへの手前のムーブまでは最初はサクサクできたが、段々右のスタンスが踏めなくなってくる。

そうこうしていると、東京からの方が上がってくる。

こんなローカルなのにびっくりだ。以前『トリプルフラット』を登った時もだったが、意外ですね。

ご一緒に少し揉む。

雪も収まって、太陽も出始める。

その後、右手薄カチから左手ガバ出しへの一手で振られてマットの外に落ちる。

出だしはまぁ、ケガしなさそうなので、後ろにずらして何度かトライ。

2回ガバと捉える惜しいトライがあったが、右手の薄カチから離れるとかなり厳しい。

そして、登れた時は、ホールドの持ち心地がばっちりで、ガバまで到達。

しかし、足がブラブラして右手マッチするのも良くない。

強引に何とか左手を折れそうな出っ張ったホールド掴んでガバカチまで飛ばせた。

ここまででもうヘロヘロ。

その上は棚に立ってしまえば10級みたいなものだったが、なにぶん高いので怖い。

スポットをしてもらい、恐怖が少し軽減された。

多分、得意系の課題だと思う。

かぶったカチとちょっとダイナミック。シビアなスタンスは1カ所だけ。

三手目が一番悪く感じたが、四手目のガバ取りも振られを止め切れないと右手が簡単に抜けて回転落ちするので殆ど同じくらい良くない。

この課題はぬめったら絶対ダメ。薄カチが絶対止まらない。

運良く登れたという印象がいささかある。

でも、初の三段は嬉しい。

今まで触った三段は、御岳の『虫』と『ネクロフォビア』しかないんだけれども…。

課題によっては上を目指せるかも?

今年は幸先がいいのかもしれない!!

太刀岡山

本年初のリード!

太刀岡山へ。ここに最後に行ったのはもう4年くらい前になるか・・・。

といっても、クライミングでは2回しかないけれど。

・ハッピーバースデー(5.11a)

・Go on the bolt(5.11d)

2つをお触り。

ハッピーバースデーは2撃。

その後、何をしようかと思って、ヌンチャクを途中までかけられた、Go on the boltを触らせてもらう。

下部スラブが実にいやらしい。

2便目にはコツを掴んで、足上げすれば問題ないことに気づく。

問題は、5~6P目。このクリップどうしよう。

ここまでかなりの余力を残さないと厳しそうだ。

まぁ、次回は1テンにはなりそう。あわよくば・・・?という感じ。

今年はクライミング頑張る!!

小烏山

前日の疲労もだいぶあるので、ゆっくりとボルダリングへ。

ローカルの『英国式』という課題で遊んだ。

三段の課題、『隣人13号』は今日の私のコンディションでは全く歯が立たないだろうと。

その後、昨日歩いた稜線のおまけ的な小烏山へ向かう。

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入口はここと目を付けていたら、登山口と標識があった。

昨日の大烏山直下にあった標識と同じ系統だ。

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沢を登っていく。サワラが立派!!

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大岩もしっかり抱えているものも。

進んでいくと、これまた巨木。

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トチか?片枝は折れてしまっている。その下をくぐるように通過。

そこからはサワラの巨木はなくなる。

ルートとしては、小烏山の北のコルに登って稜線伝いに山頂へ向かうつもり。

コルに上がる窪地より先に人工物が見えるので気になって見に行った。

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それが上の写真。植林標識はいいとして、この登山標識本気か?

まだ先まで登らせるのか。

はいはい、そっちはスルーして。

 

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本当に少しだけ戻って予定通りにここを登っていく。

踏跡あるし、傾斜は緩いし、明らかにこちらが正解ではないか。

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尾根の様子。こちらも岩場があるのかどうか。

若干あるが、危険を感じるような場所はなく、山頂へ。

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意外に広くて快適に休憩ができる。大烏山より広い。

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達筆標識もあった。そのまま南尾根を下っていく。

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このように少し急な場所はあるが、獣道みたいにもなっており、問題なし。

途中で岩とサワラが気になって、右往左往して、結局登り途中で見た辺りを下ってこれるように適当に逸れていった。

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素敵ですね。苔もまた良い雰囲気。

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ツチグリっぽいのも発見。

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圧巻のサワラの巨木達だった。

以前にも来ているのだが、私の興味も変わってきたか。

 

乾徳山 笠盛山 黒金山 ゴトメキ 遠見山 大烏山 大久保山 五町山

泊まりで南アルプス深南部を予定していたが、どうにも天気がいまいちだ。

ある程度しっかり歩けて、収穫の多そうな場所を選ぼうとするが、決まらない。

結局、リサーチ不足。

山梨県内で残していた楽しみでもあった、奥秩父前衛を主とした徳和起点で周回することにした。

徳和神社のすぐ上の駐車余地に車を停めて出発。

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私以外、誰もいませんね。

前回は極寒の乾徳山だったが、今回は息も殆ど白くならないほど気温が高い。

今日は長丁場。割と軽快に行く。

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水場もじゃんじゃん流れている。

いつもぬかるむ場所は凍結していたが。

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国師ヶ原から見る乾徳山は南面なのもあるが、全く雪が見えない。
 途中、やっぱり岩が気になり、小休止しながらラインを観察。

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右抜けは悪いなぁ。左手寄せできるかなーなどと観察。

サクサク進む。

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扇平はまるで晩秋のような光景。

以前も踏んだと思うが、すぐ近くの小屋沢ノ頭も踏む。

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穏やかで気持ちがいい。

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手洗岩って、過去に見たか・・・?

溜まった水も完全凍結にはなっていない。

樹林帯に入ると、凍結が増えるが雪は少ない。

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この名物の鎖場は鳳岩というのですか。

新鮮味も流石に無くなり、ストックもそのままに登っていく。

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さて、まずは今回は前座、通過点の乾徳山に立つ。

景色は素晴らしい上、独占だ。そして、来る度に、この山の素晴らしさを感じる。

下部はウォーミングアップ、中間部の牧歌的な様子、上部の岩場の厳しさ。

私には特別な思い入れがあるだけに別格。

しかし、下山を予定している稜線が見えるのだが、長そうでちょっぴり不安であり、また楽しみでもある。

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さて、向かう先はやはり雪が少なそうだ。

というよりも、殆ど見えない。

だが、樹林帯にはしっかり詰まっているだろうことが、先ほどの様子からうかがえる。

休憩そこそこに先へ進む。

早速、梯子の下りはしっかり凍結で注意を要する。

下山路から先は初めての道で、ワクワクする。

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ただの小ピークと思いきや、乾徳山北峰とあった。

展望も無いので、漫然と歩いていると見落としそうだ。

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途中から、この番号標識が見られるようになる。

間隔が短く、目視できる範囲に感じる。

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笠盛山。これもお目当ての内の一つ。

古い標識もそのままに。

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向かう先の様子。この時期の景色とは信じ難い雪の少なさよ。

 

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ふと、嬉しいものを見つける。

西沢渓谷から黒金山へ向かう途中に見たのと同じタイプの標識。

年季が入っていい味が出ている。

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乾徳山北峰辺りから出現した、この目印、木に食べられているものが幾つかあった。

 上の方が古いように感じた。

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黒金山までに2カ所ほど展望地があった。

乾徳山が鋭く格好いい。

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分岐には幾つか標識があったが、これは申し訳なさそうに存在する。

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さて、黒金山に向かいます。5分も進めば到着。

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3度目の黒金山。

展望を観察。

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どうしても未踏の場所に目が行く。

今年は、塩山、そして、石塔尾根から鷹見岩と西滑頭を・・・。

休憩は殆どせずに、分岐へ戻る。

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立派な標識ですね。

どうやら先行者も大ダオへと進んだらしく、踏跡が続いていた。

樹林を下っていく所は黒木で素敵な雰囲気だった。

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これも中々味のある標識。存在感あり。

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大ダオ途中に笹原。気持ちがいい。

富士山が見えるとホッとするのは私だけか。

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視認性には欠けるが、これも味のある標識。

そして、大ダワ。

笹原の中に標識が中央に埋まっているように見えた。

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標識の傍らに座って休憩!思わずゆっくりしたくなる場所だ。

食事を取りながら景色を楽しむ。

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なるほど、ここに突き上げてくるのであれば、振り返るとこんな景色を見られる楽しさが想像できる。
先行者はどうやらここを下ったらしく、この先は踏跡が無くなる。

この様子では、あったところで、恩恵は極々僅かだろうが。

道が直角に近いように折れる場所がある。そこがトサカ。

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手前にロープが張ってあるが、先を偵察する。

トサカには標識はおろかテープの類も無し。上の写真がそれ。

ゆるゆると稜線を進んでいくと、立ち枯れ地帯へ。

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秩父には、このような立ち枯れが点在しているようだ。

雪と笹の中に倒木が潜んでおり、ぼーっと歩いているとやられてしまう。

その先、ぐっと雪が多くなる。

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せいぜい膝程度なのだが、少々堪える。

この時期と標高にしては、寡雪というべきだろう。

そして、ゴトメキ。

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文字の判読が難しくなってきている標識。

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この遭難碑。こちらも判読が困難。それと、遠見山への標識。

ゴトメキって地図で見るとインパクトがあるのだけれど、行ってみると地味ですね。

でも嫌いじゃない。そんな所が奥秩父の外れらしくて好き。

遠見山へは、テープがあって、それを辿ってみる。

雪がやはり多め。

すぐ先のピークに乗り上げる。

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そこには、牧丘町の標識。この地味な場所によくぞ・・・。

踏み抜きながら、その後も進む。

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雪原。シカは活発に動き回っているようだ。糞もそこら中にある。

この辺りで目印を見失う。適当に進むことにする。

その先のピークは巻いて、遠見山手前のコルに上がった。

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少し藪っぽい山頂、遠見山。達筆標識ですね。

三角点があるはずだが、雪に埋没しているのか見つけられない。

雪を掘ると、40~60cmといった積雪量。

その先は倒木が若干。

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振り返って一枚。あれが遠見山らしい。

雪がだいぶ少なくなって歩きやすくなる。日向は殆ど無い。

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下遠見と思しき場所は素敵な笹原。一部ヌタ場にもなっている。

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振り返ると空が青い。コントラストがまた良い。

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西も見えてくるようになり、八ヶ岳金峰山

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南アルプスもばっちりだ。

岩の上に上がって写真を撮る。

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何の標識で何が書いてあったのでしょうか。

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それにしても、このルートは素晴らしい景色と笹原。

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木の先には歩いてきた稜線が見えている。だいぶ歩きましたね。

それでもまだ30%程度を残しているはず。

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林道が眼下に見えてくる場所での一枚。

なるほど、まだまだ歩き甲斐がある。向かう稜線がまだまだ。

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バイクで走りたい林道だなぁ。遠くには乾徳山の荒々しい岩場が。

林道に降りる直前に標識があった。どこから降りるのか探すのが面倒で飛び降りた。

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降りてからそうなっていましたか・・・、という光景。

上からだと、踏跡も分かりにくいですよ?

林道挟んですかさず、標識に導かれて登る。

すぐの1940mピークで休憩。

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林業用の廃材があった。

足がだるーくなってきた。雪にちょっとやられてしまったかな。

気を取り直して、先へ。

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二度目の大烏山。初回はもう10年くらい前か。

その時は御料局三角点なんて興味なかったけれど、今回は!

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達筆標識も見つけて満足。

この先、一度は歩いているので、しばらくは気を抜いて歩ける。

まぁ、今までも気合を入れてという訳でもないですけれど。

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どうやら山頂はここの痩せ尾根の岩場ぽいところのよう。大烏沢ノ頭?

その先のコルは松霞乗越かな。

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おや、標識がありますね。下山路は目印豊富な様子に、ここからだと見えた。

登らなくてもいいけれど、巻いてしまうのも癪なので。

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馬止根場も踏んでおく。

植生が代わり映えしないので、少々飽きる。

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ここが西御殿の模様。

黙々と進む。

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東御殿。赤く塗られた三角点。木の先には乾徳山

石積みした人工的なものが少し先にあるが何でしょう。祭られている?

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その少し先は初めてだが、尾根は外しようがないくらい明瞭だ。

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大久保山。標識の一つでもあるかと思ったが・・・。こんな様子。

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何と、大久保山も御料局三角点だった。

大久保峠へは尾根が少しばらけるが、踏跡もあって楽々。

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どこかと思って進んでいたら、足元に転がっている標識を発見。

西への下山は道が比較的しっかりしているようだが、東(徳和)へは心許ない薄い踏跡が手前にあった。果たして本当にそれが道と呼べるものか不明だ。

時間も結構押しているので、最後の五町山をどうするか。

地図を見ると、直下まで林道が延びているようだから、何かあって暗くなっても、それを歩くのみならば全く問題ないと踏んで偵察。

少し尾根を下れば降りられそうなことが分かり、五町山往復を決める。

手前の登りは巻いて省エネ。

少し登れば、そこが五町山。杣口山とか大明神山とか別名があるようだ。

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三角点の存在感は大きい。ここも山頂標識無し。地味な山だ。

さて、あとは戻って林道経由でスタート地点に戻るのみ。

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尾根末端が少し不安だったが、スロープ、階段になっており、楽々林道に降り立つことができた。

これが絶壁の法面だとちょっと・・・。

林道は一部大岩があったり、陥没はあったが、軽トラ程度なら問題なく走れそうだ。

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960m採石場?の辺りが見えている場所。
コンクリートの道になると辛い。ゲートを開けて、車道を歩く。

徳和も空き家が多いようで倒壊寸前の廃屋も見られた。

交通の便はそこまで悪い場所ではないと思うのだが。わざわざここを選びはしないでしょうか。

林道に降りてから1時間程度で駐車場所に戻れた。

今回は少し巻き気味でのペース配分で、出発は遅かったが、予定通りに周回はできた。

距離や標高差はそこそこあり、雪の影響もゼロではなく、意外とハードであった。

南アルプス深南部を泊まりで攻めるトレーニングにはなったか。

そして、未踏ピークもかなり回収できて良かった。


 

  • コースタイム

駐車地点(6:10発) → 銀晶水(6:45) → 錦晶水(7:20) → 国師ヶ原(7:25) → 小屋沢ノ頭(7:50) → 乾徳山(8:30) → 乾徳山北峰(8:55) → 笠盛山(9:20) → 黒金山(9:55) → 大ダオ(10:25-10:40) → トサカ(10:50) → ゴトメキ(11:45) → 遠見山(12:25) → 林道(13:25) → 大烏山(13:50) → 大烏沢ノ頭(14:05) → 下山路分岐(14:15) → 馬止根場(14:25) → 東御殿(15:20) → 大久保山(15:45) →大久保峠(16:10) → 五町山(16:35) → 林道(16:55) → 作業小屋(17:15) → 駐車地点(17:40着)

峰ノ山 浜立山 滝子山 コンドウ丸 オッ立 大鹿山 東峰 棚洞山 入道山

小金沢連嶺南部、大谷丸から南部の山を掃討する。今回もR君と共に。

R君には、おまけが多数で申し訳ないが、もうこの界隈には来ないでも済むよう、片っ端からマイナーピークを踏む。

岡松ノ峰は、またの機会にて、小沢ドウミとホリヌキドウミを交えてやっつけるとして…。

稲村神社の先、桜森林公園のすぐ先、大鹿川を渡る所に駐車して出発。

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車道をそのまま少し上がると、右に林道っぽい道、そして消えかけた標識がある。

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寂ショウ尾根っぽい内容が書いてあるのかな。

そのまま数分進むと廃屋。

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普通の民家っぽいのが左にある。

数年放置されている感じ。

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右の建物には、寂廠苑って書いてある。山小屋みたい。

調べてみると、どうやら個人所有の別荘らしい。

直進していくと、送電線が現れる。

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東を見ると、最初の獲物、峰ノ山。

少し登ってトラバースする薄い踏跡があったので、それを辿り鞍部へ出る。

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太陽が眩しい。そして綺麗だ。

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再度、送電線の下を行く。

間も無く、峰ノ山へ。

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展望はないが、お手製の山頂標識があった。

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三角点も発見。四等でした。

すぐに戻る。

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下山は、お坊山・東峰から派生しているあちらの尾根だが、だいぶ遠いようだ。

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林道に降り立つ。正規の取り付きはもう少し先だが、ここが尾根末端に見え、ここから取り付いた。

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まさかの先行者がいた。つかず離れずを保つ。

尾根はとても歩きやすく、気持ちがいい。

雪はあるが、全く大したことはない。

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上部になると岩が出てくる。

一ヶ所鎖があったが、危険な感じはない。

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結構上がってきたことを実感する景色だ。

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この標識の先の露岩が特に展望が良い。

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立山の分岐へ出る。

少し下から観察していたが、やはり尾根伝いに行くようだ。

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雪はあるが、くるぶし程度。

傾斜も大したことがなく、歩きやすい。

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山頂にはお手製の標識。

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山頂は展望無し!

ここで地図を眺めると、滝子山を先に踏んでここから北に下った方が良かった?などと考えてしまう。

しかし、コンドウ丸を踏んでいないので、滝子山経由でもさして変わらないだろう。

寂ショウ尾根基部まで戻って、滝子山へ向かう。

途中の岩場で、振り返れば、南アルプスが遠望できる。

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そして、浜立山も俯瞰。

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登ってきた寂ショウ尾根が感慨深い。

鶴ヶ鳥屋山から三ツ峠の辺りのピークは全部踏んだか。

そして、滝子山の頂上へ。

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北部の主稜線。

最も高く見える中央のピークが黒岳、右が雁ヶ腹摺山か。

 まだ幾つか取りこぼしがあるなぁ・・・。

さて、南面は・・・。

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そこまで変わらない景色ですよね。

3度目の登頂になった。

行動食を手早く摂って、北へ進む。

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鎮西ヶ池。すっかり雪で覆われているが、池は健在。

若干雪は深めだが、アイゼンも必要ではないし、概ね歩行に支障はない。

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防火帯ですかね。右のが大谷丸?

スノーハイクが楽しい。

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すみ沢に降り立つ。水の流れは癒される。今年も沢へ行きたいなぁ。

過去に通った時にはまだ自立していた作業小屋は潰れていた。

途中、コンドウ丸へ向かうべく、R君と離れ、右の尾根を適当に登っていく。

傾斜は緩く、植生も倒木もなく歩きやすい。標高にしても100m登るだけ。

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さぁ来た。まぁ、普通の通過点のピークですよね。

歩かれている登山道を辿って、曲り沢峠へ。

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ここでR君と合流。お湯を沸かしてもらっており、ラーメンをさほど待たずに食べられた。

少し風があって寒かった。ここが本行程中、一番寒かった。

腹も満たされ、更に西へ。

本来巻いてしまうはずの、オッ立には踏跡がしっかりある。逆に巻き道には無い。

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ここにも立派な山頂標識がある。大月市やりますね。

まだまだ東峰まで高度を上げるのが見える。

はい、次。

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大鹿山。ここは二度目か。

送電線をくぐる。

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振り返って一枚。

雪の下は乾燥しているので、とても歩きにくい。

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お坊山へは行かず、トラバースして東峰へと向かう。

ここが一番雪が深かった。

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お坊山の東峰っていう位置付けの山なんでしょうか。

さて、ここからは下るのみ!

ガンガン下る。

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棚洞山。展望はないが、中々良い尾根。

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振り返ると結構高度を下げている。

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どんどん下って入道山。

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尾根は気持ちいいが、多少急な場所がある。
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下部にはこんな標識が。お坊山って、そんなにメジャー!?

道らしきものは西寄りに行くが、駐車地点を意識して、強引に急な斜面や尾根を下った。

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ドンピシャに近い場所に降りてきた。

靴やパンツの裾がドロドロだったので、洗い流す。

最後に、近くにあった滝を撮影する。

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人口臭は強いが、最近滝見をしていないので新鮮に感じた。

その後は、桃の里温泉で長湯。そこまで緩くもなく楽しめた。

  • コースタイム

駐車地点(7:10発)  → 峰ノ山(7:55) → 浜立山(10:15) → 滝子山(11:00)  → 鎮西ヶ池(11:25) → コンドウ丸(12:20) → 曲り沢峠(12:30ー12:45) → オッ立(12:55) → 大鹿山(13:15) → 東峰(14:15) → 棚洞山(14:50) → 入道山(15:20) → 駐車地点(16:10着)

白州ボルダー

同級生と2人で白州へボルダリング

今まで何度も竹宇駒ヶ岳神社には来たことがあるのだが、ボルダリングは初めて。

駐車場で1人500円を払い、いざ!

 

以下、登れた課題。

  • ホワイトシャイア(1級)
  • 剣先岩のランジ(2/3級)
  • 剣の道(3級) 一撃!
  • 玉手箱岩の無名課題(10級)
  • 玉手箱岩の無名課題(5級)
  • リュウグウノツカイ(4級) 一撃!

 

以下、触ったが敗退した課題。

  • 白州マングース(初段)
  • 刃(初段)
  • 玉手箱岩のSDスタート課題(3級)

 

登山後に昨日はジムにも行ったせいもあって、最初に触ったホワイトシャイアで既にヨレヨレ。でも、ムーブが楽しかった課題。

白州マングースも刃もムーブは大体分かったが、取りこぼし。

また次回だねー。

よれがなければ、まぁ、何とかなるのでは?という手応え。

しかし、玉手箱岩のSDスタート課題、さっぱりムーブが分からない・・・。3級なのに、これは登れる気がせぬ。

年末からいい流れでクライミングにも行くようにしている。

今年は楽しみつつ、成果も挙げる!!

西岳 編笠山

R君と、南八ヶ岳を攻略。

私はまだ未踏の西岳がメインだ。折角なので、編笠山と絡めて周回。

前日の雨・雪が心配であったが、道路状況は影響がなかった。

富士見高原スキー場の上から出発。駐車も問題なし。

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ゲートにはしっかり鍵が掛かっている。

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すぐに登山口っぽい場所へ。
林道を歩いたり、突っ切ったり。

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水も完全凍結せずに流れていた。休憩には良い開けた場所。

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カラマツの植林がメインの植生。日が登ると温か味を感じる。太陽は偉大だ。

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古い標識はあるが、いまいち惹かれるものが少ない。これは文字の判別不能

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2000mを超えた付近から、黒木に変わっていく。これは素敵。

しかし、ここまで雪が少ないとは・・・。

そして、展望が現れる。

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編笠山へはトラバースですね。

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南アルプスは良い感じだ。今日は風も弱いので、快適だろうか。

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富士見パノラマスキー場が気になる。中央アルプス御嶽山も良く見えた。

僅かに登るだけで、景色が変わる楽しさ。

展望地から僅かの樹林をこなすと、西岳。f:id:Argon:20190115223209j:plain

展望はそれなりに良いが、これだけ登るだけであれば、味気ないことだろう。

軽食を取りながら景色を楽しむ。

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もっと阿弥陀岳などは展望が素晴らしいと思ったが、期待は外れた。

権権岳はも思ったほどは見えない。

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樹林帯トラバースとなると、雪の量が増える。トレースもあり、歩行に全く支障なし。

アイゼンも着ける必要性は感じない。

ベースレイヤー2枚で歩いていたため、ここはとても寒かった。軽快に歩く。

意外に人に会う。人気あるのでしょうか。

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水場手前はやや荒れていたが、特別支障無し。水場は完全氷結して流れていなかった。

間もなく、青年小屋に出る。営業はしていないようだ。

いつかゆっくりと泊まりで飲みに行きたいものだ。

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南に回って一枚。

ここでも人が何人もいた。これだけ穏やかで雪も無ければ楽々楽しめる。

ここから、岩が大きくて、雪も噛んでおり、とても歩きにくい。

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去年12月に歩いた稜線を見ると感慨深い。

歩いたら気持ち良さそうなのが、ここからでもよく分かる。

どうも、ここからだと、ギボシが盟主で権現岳の存在が薄い。

南からだとあんなに尖っており格好良いのに・・・。

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そして、編笠山に到着。

展望も素晴らしい。風を避けて、食事をゆっくり取る。

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さっきまでいた西岳。遠くには北アルプス

冬の状況をまた体験したいものだ。

車山などは雪が無くて、スキー場はかわいそう。

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南アルプスは早川尾根の影が、野焼きの煙でしょうか?影響して神々しさが漂う。

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霞がかかっているが、悪くない。

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金峰山も今日はそこまで雲はかかっていないか。

十分に景色を堪能して下山へ。

しばらくは、先ほどのように岩が多くて歩きにくい。

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樹林帯に入ると歩きやすさが格段に違う。

黒木の自然林はやっぱり素敵だ。木の世代交代を見る。

凍結もはさむ。アイゼンをつけないで下るので若干滑りながら注意して・・・。

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植生が変わる。そろそろ植林に変わってしまうか。

明るく木漏れ日が春の陽気だ。暖かい。

途中、シカがだいぶ近づいても逃げない。子供のシカは興味津々のようだった。

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ここの岩屋は、大きくて中々楽しそうなボルダリングが出来そう。

ホールドも良さそうで傾斜もあり、私向きだなと思う。

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『盃流し』なる場所がどれか分からなかったが、どうやら、この手前のガレ沢の滑がそうだったようだ。全くもって、名前負けでしょうよ。わざわざ見直すほどでもない。

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林道に出て、編笠山を遠望。意外と近かった。

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帰りは迂回路を経由して、無事に下山。

今回はだいぶ余裕があって、楽勝ムードだった。

コースタイムはそこそこで休憩も含めると8時間かかるかも、と見ていたが、雪も少なく、登山道の状態が良かったせいだろう。

次の山行は少し調子に乗るか!?

 

  • コースタイム

ゲート(7:35) → 不動清水(8:05) → 西岳(10:00) → 青年小屋(10:55) → 編笠山(11:35-12:30) → 岩屋(14:00) → ゲート(14:55)